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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全306件 221~240 12/16ページ
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短編一つひとつに下町に住む人々の小さな物語があり、 通り一遍ではいかない人情の話を混ぜ込みながら核の事件の解決へ駒を進めていく。 さすがの構成力、東野圭吾、裏切らない。あっという間に読めました。 でも、期待しすぎた感はあったかな。やや軽めの読後感でした。 オチはあっさりとしているけれど、そこまでの展開を楽しむ話。 | ||||
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私は加賀恭一郎シリーズを知らずにこの本を読んでいましたが、このキャラクターのことを一気に好きになってしまいました。 事件解決に向けた聞き込みの中で浮かんでくる様々な矛盾点。その矛盾が生まれるまでの人情味あふれるエピソード。その矛盾の生まれた理由を解き明かし小さな喜びを与えるキレキレの主人公。最高です。粋です。 | ||||
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私は加賀恭一郎シリーズを知らずにこの本を読んでいましたが、このキャラクターのことを一気に好きになってしまいました。 事件解決に向けた聞き込みの中で浮かんでくる様々な矛盾点。その矛盾が生まれるまでの人情味あふれるエピソード。その矛盾の生まれた理由を解き明かし小さな喜びを与えるキレキレの主人公。最高です。粋です。 | ||||
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久しぶりに、短期間で読んだ小説でした。 お涙ちょうだいな感じでもないのに、通勤電車でボロボロ涙がでてしまい、困りました。 奥さんや娘が大好きで、いつも大事に接してますが、この小説を読んで、より一層、大事にしようと思いました。 事件のことには、触れないでおこうとした、玩具屋さんの主人こそが、すべての世界の男性のあるべきすがたではないでしょうか? 自分の大事な人には、ファンタジーな世界だけを見せる。もちろん、しつけは大事、という前提がありますが。 そんな、すばらしい世界をすごく短い話で表現されているなあ、と思いました。 東野さん、ありがとうございました。「時生」以来の、感動をもらいました。 | ||||
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久しぶりに、短期間で読んだ小説でした。 お涙ちょうだいな感じでもないのに、通勤電車でボロボロ涙がでてしまい、困りました。 奥さんや娘が大好きで、いつも大事に接してますが、この小説を読んで、より一層、大事にしようと思いました。 事件のことには、触れないでおこうとした、玩具屋さんの主人こそが、すべての世界の男性のあるべきすがたではないでしょうか? 自分の大事な人には、ファンタジーな世界だけを見せる。もちろん、しつけは大事、という前提がありますが。 そんな、すばらしい世界をすごく短い話で表現されているなあ、と思いました。 東野さん、ありがとうございました。「時生」以来の、感動をもらいました。 | ||||
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日本橋のマンションの一室で起こった殺人事件。 九章それぞれの章を、別々の登場人物の心情を中心に描きながら、この事件に絡む謎を解いてゆく。 それぞれの章の中で、小さな謎解き、小さな人情話があり、それを積み重ねてこの物語全体が構成されている。 日本橋の街の風情に惹かれ、人情話とミステリーを掛け合わせた物語を作りたかったのは良くわかるのですが、 他の東野作品に比べて、(短編の連続という構成のせいもあり)軽いような気がしました。 良く言えばサラリと読めて良いのかも。1章ごとで話が一区切りするので、すき間時間に読みやすいです。 主人公加賀刑事の台詞で、『事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。 そういう被害者を救う手だてを探し出すのも、刑事の役目です。』というのがあるのですが、 この言葉が、この物語をよく表しています。 | ||||
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日本橋のマンションの一室で起こった殺人事件。 九章それぞれの章を、別々の登場人物の心情を中心に描きながら、この事件に絡む謎を解いてゆく。 それぞれの章の中で、小さな謎解き、小さな人情話があり、それを積み重ねてこの物語全体が構成されている。 日本橋の街の風情に惹かれ、人情話とミステリーを掛け合わせた物語を作りたかったのは良くわかるのですが、 他の東野作品に比べて、(短編の連続という構成のせいもあり)軽いような気がしました。 良く言えばサラリと読めて良いのかも。1章ごとで話が一区切りするので、すき間時間に読みやすいです。 主人公加賀刑事の台詞で、『事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、その人だって被害者だ。 そういう被害者を救う手だてを探し出すのも、刑事の役目です。』というのがあるのですが、 この言葉が、この物語をよく表しています。 | ||||
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連作短編小説。職人技が冴え渡る、文句なしの名人芸。大技炸裂という感じではなく、ジャブの連打でノックアウトという感じ。一気読みでした。前半の伏線がスコン、スコンときまる連続は快感。読むべし。 | ||||
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連作短編小説。職人技が冴え渡る、文句なしの名人芸。大技炸裂という感じではなく、ジャブの連打でノックアウトという感じ。一気読みでした。前半の伏線がスコン、スコンときまる連続は快感。読むべし。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの最新刊。 このミス2010第一位に輝きました。 加賀恭一郎シリーズは人情物。 人間っていいなと感じさせられる 「いい話」です。 このミスを取るくらいなので もちろんミステリなのですが、 読後感の爽やかさを残す、 最近のミステリの流れにはない この不況下にこそ読むべき本 なのではないかと感じました。 ほんとに読後はすっきりします。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズの最新刊。 このミス2010第一位に輝きました。 加賀恭一郎シリーズは人情物。 人間っていいなと感じさせられる 「いい話」です。 このミスを取るくらいなので もちろんミステリなのですが、 読後感の爽やかさを残す、 最近のミステリの流れにはない この不況下にこそ読むべき本 なのではないかと感じました。 ほんとに読後はすっきりします。 | ||||
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全体は一つの長編小説だが、各章はそれに関する小さな謎を解き明かす短編の形式を取る珍しい作品。東野圭吾の最大の長所で文章が上手で、今回もサラッと読めます。山あり谷ありという程の事件でなく、人情がテーマなので、複雑怪奇を求める人には不向きです。心温まる話が多いので、その面がお好きな人はどうぞ。 | ||||
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加賀さん、ついに新しい町に赴任。 そして事件の周辺の人々にじっくりからんでいきます。 連作長編というのは、この著者には珍しいので、興味深く読みました。 事件周辺の人々の目線から見る加賀刑事は相変わらず魅力的ですね。 どの話も、基本「イイ話」なのが、読んでてほっとします。 が、代わりに東野作品っぽさが薄い気がします。 どちらかというと、宮部みゆきっぽい。 下町人情の描写、小さな話が折り重なって 一つのミステリーになるところなどは 「ぼんくら」に近いと思いました。 連作長編ということで、「長い長い殺人」にも近いし、 一見平凡な事件を細かく描写している所は「誰か…」にも似ています。 でも、最後に加賀さんの昔の話がちょこっと出たとこは、 ファンならニヤリとするでしょう。 久々に「眠りの森」を見直したくなりました。 | ||||
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加賀さん、ついに新しい町に赴任。 そして事件の周辺の人々にじっくりからんでいきます。 連作長編というのは、この著者には珍しいので、興味深く読みました。 事件周辺の人々の目線から見る加賀刑事は相変わらず魅力的ですね。 どの話も、基本「イイ話」なのが、読んでてほっとします。 が、代わりに東野作品っぽさが薄い気がします。 どちらかというと、宮部みゆきっぽい。 下町人情の描写、小さな話が折り重なって 一つのミステリーになるところなどは 「ぼんくら」に近いと思いました。 連作長編ということで、「長い長い殺人」にも近いし、 一見平凡な事件を細かく描写している所は「誰か…」にも似ています。 でも、最後に加賀さんの昔の話がちょこっと出たとこは、 ファンならニヤリとするでしょう。 久々に「眠りの森」を見直したくなりました。 | ||||
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東野圭吾は、本当に卓越したエンターテイナーだ。私は、この作品を読み終わって、つくづくと、そう思った。はっきりいって、この作品のこのプロットで他のミステリ作家が書いたとしても、まず、ほとんどが、冗長の一言で片付けられるのが落ちだろう。こうしたプロットで、これだけ読者をぐいぐいと引き付けられるところが、彼が並外れた筆力を持った卓越したエンターテイナーである証しだと思うのだ。 この作品は、独り暮らしの中年の女性が殺された事件を解決するために、加賀刑事が、江戸文化の残る人情の町、日本橋界隈を捜査して回るという物語だ。ところが、読み出してしばらくするとわかるのだが、通常のミステリでは、章が進むにつれ、一歩一歩、犯人に迫っていく過程が描かれていくのに対し、この作品では、章が進んでも、一向に、犯人に迫っていく兆しがみえないのだ。 しかし、各章では、それに代わって、加賀が、事件には直接関係のない人情話を見事な推理で解き明かしており、各章の1話1話が、ほろりと来る人情話とミステリが融合した短編として、しっかり完結しているのだ。そうした各章が、あたかも連作短編集のような形で次に繋がっていくので、肝心の事件の真相解明が一向に進まなくても、読んでいて、全くフラストレーションが溜まらないのだ。東野圭吾は、もともと、しっかりと人間を描ける人なのだが、これまでは、それは、あくまで、ミステリの添え物というレベルに過ぎなかった。しかし、この作品では、人情話が主役で、ミステリの方が添え物という感じに逆転しているのだ。この本の帯に記された「こんなことが出来ればと思っていた。でも出来るとは思っていなかった」との彼の述懐は、こうした作品構成のことをいっているのだろう。 この作品は、ミステリだけを取り上げれば並の出来だとは思うのだが、東野圭吾にしか書けない異色の新感覚ミステリとして、十分、読み応えのある作品だった。 | ||||
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東野圭吾は、本当に卓越したエンターテイナーだ。私は、この作品を読み終わって、つくづくと、そう思った。はっきりいって、この作品のこのプロットで他のミステリ作家が書いたとしても、まず、ほとんどが、冗長の一言で片付けられるのが落ちだろう。こうしたプロットで、これだけ読者をぐいぐいと引き付けられるところが、彼が並外れた筆力を持った卓越したエンターテイナーである証しだと思うのだ。 この作品は、独り暮らしの中年の女性が殺された事件を解決するために、加賀刑事が、江戸文化の残る人情の町、日本橋界隈を捜査して回るという物語だ。ところが、読み出してしばらくするとわかるのだが、通常のミステリでは、章が進むにつれ、一歩一歩、犯人に迫っていく過程が描かれていくのに対し、この作品では、章が進んでも、一向に、犯人に迫っていく兆しがみえないのだ。 しかし、各章では、それに代わって、加賀が、事件には直接関係のない人情話を見事な推理で解き明かしており、各章の1話1話が、ほろりと来る人情話とミステリが融合した短編として、しっかり完結しているのだ。そうした各章が、あたかも連作短編集のような形で次に繋がっていくので、肝心の事件の真相解明が一向に進まなくても、読んでいて、全くフラストレーションが溜まらないのだ。東野圭吾は、もともと、しっかりと人間を描ける人なのだが、これまでは、それは、あくまで、ミステリの添え物というレベルに過ぎなかった。しかし、この作品では、人情話が主役で、ミステリの方が添え物という感じに逆転しているのだ。この本の帯に記された「こんなことが出来ればと思っていた。でも出来るとは思っていなかった」との彼の述懐は、こうした作品構成のことをいっているのだろう。 この作品は、ミステリだけを取り上げれば並の出来だとは思うのだが、東野圭吾にしか書けない異色の新感覚ミステリとして、十分、読み応えのある作品だった。 | ||||
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東野圭吾の新刊。外れが無いですねぇ(まあ、大当たりは最近無いですけど)。 下町で起きた殺人事件を、赴任したばかりの刑事加賀恭一郎が、丁寧に捜査していく過程でいくつもの謎を解き明かしていき最終的に犯人逮捕に至るという内容なのですが、この謎解きがそれぞれ章立てされて一つの物語になっている、というのが今回の作品の売りです。よく考えたら、これってTVドラマにぴったりなんじゃないですかね。1クール全9話、最終回スペシャル30分拡大、ってくらいがピタッとはまりそうです。売れっ子東野圭吾なので、既にオファーされてるかもしれませんね。加賀刑事には誰がいいかなぁ。見た目は沢村くんかなぁと思いましたが浅見さんになっちゃうからなぁw。連ドラの主役という華がある人・・・、V6のリーダーとかどうかな。 | ||||
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東野圭吾の新刊。外れが無いですねぇ(まあ、大当たりは最近無いですけど)。 下町で起きた殺人事件を、赴任したばかりの刑事加賀恭一郎が、丁寧に捜査していく過程でいくつもの謎を解き明かしていき最終的に犯人逮捕に至るという内容なのですが、この謎解きがそれぞれ章立てされて一つの物語になっている、というのが今回の作品の売りです。よく考えたら、これってTVドラマにぴったりなんじゃないですかね。1クール全9話、最終回スペシャル30分拡大、ってくらいがピタッとはまりそうです。売れっ子東野圭吾なので、既にオファーされてるかもしれませんね。加賀刑事には誰がいいかなぁ。見た目は沢村くんかなぁと思いましたが浅見さんになっちゃうからなぁw。連ドラの主役という華がある人・・・、V6のリーダーとかどうかな。 | ||||
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いろんな伏線や、ツジツマが破綻せず、最後でビシっと決まる。 こういうのは、どうやって書いていくんだろう? 最終章から書いていくんだろうか? もし、第1章からその都度書き上げていったならば、 もう特別な才能を持った人と思うしかないと思う。 作品の方は、ロケーションといい、その章の数といい、 所々、TVドラマを意識しているような、スケベ根性を感じますが、 それでも、全然興ざめせず、とても楽しめました。 なんか、1章1章が、小粋な小料理屋の1品料理のようで、 それでいて、会計時にはもうお腹いっぱい。 そんな感じです。 あと、自分もスケベ根性を出して、 もしTVドラマになった場合の配役を考えてみました。 被害者であるヒロインは誰だろう? 夏川結衣さんがいいですねー。そんで息子はジャニーズ。 とすると主人公は? また考えてみます。。。 | ||||
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東野圭吾作品は全作品読んでいますが、 ここのところ「力作」と言える作品にお目にかかれず 残念に思っています。 今回は私のひいきとする加賀恭一郎シリーズでしたので、 期待しましたが、う〜ん・・・という感じ。 短編集なので、さらさらと読みやすく、 内容的にはホロリとくるいいお話が多いのですが、 個人的には加賀恭一郎が「よろず解決屋さん」みたいに なっているところがちょっと受け入れ難かった。。。 | ||||
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