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新参者
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新参者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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ドラマを見て購入しました。 登場人物が多少異なりますが、私はテレビで慣れてしまったせいかドラマの方がしっくりきます。 | ||||
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ある殺人事件を加賀恭一郎という刑事が解決していきます。聞き込みしていった順番に1章ずつに区切っています。 1章、1章が1つの短編のようになっていて、特に前半は商店の人がいっぱい出てきて、ホロリとさせられます。 後半からは被害者の身内などに聞き込みをしていって、グッと核心に迫っていきます。 ミステリーとしては、なんだか物足りないなぁ・・という印象です。まあ、よくある話かなと。 話が整理されていて読みやすいのはよかったのですが、評価としては普通の3で。 | ||||
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東野圭吾の作品は大好きです、ただ新参者は登場人物が多すぎて、区切り区切り読むと誰が誰かわかりにくいです。でも東京の人形町の情景が風情があるので、面白いです、確かに人形町に行きたくなる作品です。 | ||||
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メインとなる殺人事件は1件だけだが、その捜査の課程を描く中で、聞き取り調査を行った下町の家族内で起こる「日常の謎」をサブストーリーとして織り込んでおり、連作短編のような趣きを持っている作品。 下町の風情や人情が描かれており、加賀はそこで暮らす人々のいざござや悩みに助言を与えるアドバイザーのような役割を担っている。 特に印象に残っているのは、「上着を着ていたかどうか」という些細な違いから真相に気づく「煎餅屋の娘」。 加賀が本事件の結末で見出したのは、壊れているように見えて、失われていなかった家族の絆であり、父親が真に果たすべき役割。 殺人事件の犯人は最後の方にならないと登場しないし、推理の決め手となる事項は後出しで、謎解きの要素は薄く、地道な捜査過程を描いた警察小説。その捜査の課程をつぶさに見ると、被害者がある勘違いをしていることに気づいて洋菓子屋を探し出すなど、加賀の頭の良さには脱帽するしかない。 「事件によって心が傷付けられた人も被害者であり、そういった人を救い出すのも刑事の役目」、「犯人を捕まえるだけでなく、どうしてそんなことが起きたのかを追求する必要があり、それを突き止めないと同じ過ちが繰り返される」という加賀の言葉が重く響いた。 | ||||
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堅実なロジック、情緒への目配せ、魅力的な人物造形と、作者の持ち味が遺憾なく発揮されている。 縦軸となる事件に、横軸の短編が連作として絡んでいる話。 しかし構成上仕方なく、やはりメインの事件はやや薄味か。 「瀬戸物屋の嫁」が出色。 思わず「そうか!」と言ってしまったほど。 | ||||
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もともと書籍の通信販売から始まった会社なので書籍はアマゾンでの購入が便利ですね、本屋に在庫が無く取り寄せて貰うくらいなら同じ値段で配達してくれるので重宝です。 | ||||
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「秘密」・「白夜行」の頃の東野圭吾氏の作品は、誠に発想が豊かなのに加え、その展開と文章も迫力のあるものでした。氏は直木賞は「白夜行」で取るべきでした。総て審査員の責任ですが、「容疑者Xの献身」の頃になると、氏の才能が妙に「器用さ」の目立つものになってしまっている感が拭えないのです。しかし、なかなかその賞に恵まれなかった氏の立場からすると、それも無理のないことですが・・・・・。 この作品も誠に並みの作家では思いつかないような、エンターテインメント性を我々読者に十分に味あわせてくれます。しかし、前記の2作品の頃のような「ときめき」を感じないのはなぜでしょうか?確かに「小説を書くツボ」というものを氏は完全に自分のものにしてしまったのでしょう。読む者を楽しませてはくれますが、同時に「はい、一丁上がり!こんなものでどうでしょう?」というような器用にまとめた、テクニックが前面に出てきた傾向を最近の氏の作品からは感じて仕方がないのです。 | ||||
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推理小説として楽しむものではない気がします。 どちらかと言うと、ある殺人事件にまつわる様々な人々の関係性や心が描かれている。 きっと、東野さん自身は、犯人を捜すということよりも、そういう事件の周りに起こる色々なドラマを描きたかったのではないだろうか?! | ||||
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東野圭吾さんの、加賀警部補が登場するシリーズです。 江戸の人情という裏表紙に何となく心動かされて買いました。 東京人形町の昔ながらの商店から複数の挿話を合わせて、 犯人を推理させる仕組みになっており、 中には、母性本能をくすぐるような描写がところどころ見え隠れします。 しかし、どんでん返しもなければ、サプライズもない、 最終的には、ちょっと拍子抜けな感じで犯人が特定されます。 登場人物が多い割には、果たしている役割が薄く、 全体的に視点が散ってしまった感じがします。 東野さんの作品にしては、ちょっと残念でした。 | ||||
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どちらかというとミステリーではなく、各章独立の下町人情物です。 加賀さん心憎い対応に、素直に拍手を送りたくなりました。 | ||||
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今までの加賀シリーズとは少し作風が違う今作ですが、なかなか良いです。 赤い指、麒麟の翼と比べると劣りますが、こういう連作短編集みたいな感じも悪くはありません。 後にドラマ化されましたが、やっぱり原作の方が全然良いです。 むしろ、映像化に失敗してたんだなと、これを読んで思いました。 ぜひ、ドラマがダメだった方々にも読んでいただきたい作品です。 | ||||
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新参者(刑事)の粘り強い捜査には感心させられたが、一つ一つの章のエピソードが少々間延びして感じられる。よって、後半になってから点と点が繋がって線になり犯人が立体的に浮かび上がってくる際の読み手のカタルシスが薄れてしまっている感じがした。 もう少しアッと驚く結果が欲しかった印象。 でも親子の絆や「真の教育とは」など考えさせられる部分もあったのは事実。 | ||||
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ミステリにちょっといい話をからめた短編集。人の人情のからんだ小さな事件をめぐるやりとりはかつての半七捕物帖を思い出させる。本作も日本橋を舞台にあちこち主人公が動き回るのだがそのまま十手持ちにして舞台を江戸にしても違和感がないのではなかろうか。水準は高いが感動とか衝撃とまではいかない佳作といったところでしょうか。ミステリをよみつつ人情話にも触れたいという方にぜひ | ||||
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ミステリにちょっといい話をからめた短編集。 人の人情のからんだ小さな事件をめぐるやりとりは かつての半七捕物帖を思い出させる。 本作も日本橋を舞台に あちこち主人公が動き回るのだが そのまま十手持ちにして舞台を江戸にしても 違和感がないのではなかろうか。 水準は高いが 感動とか衝撃とまではいかない佳作 といったところでしょうか。 ミステリをよみつつ人情話にも触れたいという方にぜひ | ||||
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加賀刑事シリーズの前作、『赤い指』を読んでも思ったことだが、東野圭吾は、もはや事件(犯罪)そのものを描くことに情熱を失っているのではないか。 この『新参者』という小説は、確かに表面的には抜群に面白い。まず事件の詳細を描写せず、事件の関係者(関係が浅いか深いかは色々だが)に加賀刑事が聞き込みに回る、その会話から、事件が少しずつ読者に見えてくる構成が見事だし、日本橋の人々の小さな謎(必ずしも事件とは直接関係なくても)が、一つずつ解き明かされる、連作短編としての楽しさには称賛を惜しまない。 しかし、最終的に事件が解決してみれば、別に加賀刑事が日本橋を歩き回らなくても、警察が被害者の周辺を普通に捜査すれば、簡単に解決する事件ではないか? 平凡な犯人、平凡な動機でしかないように思うのだが。 つまり、東野圭吾が描きたかったのは事件とその謎ではなく、事件、または被害者と何らかのつながりを持った日本橋の人々と加賀刑事の、日常のミステリーということなのだろう。 それはそれでいい。しかし、東野圭吾が、普通に殺人事件の謎を解く「本格」ミステリーでないものを書こうとしたなら、所轄の刑事としての加賀刑事の仕事を、真正面から描くべきだったのではないか。傷害や窃盗程度の「小さな」事件を題材にしても、基本的にこの作品は成立したはずである。 また、この作品では、基本的に加賀刑事は単独行動なのだが、それは刑事として正規の仕事なのか、それとも、本来業務を終えた後、趣味として動いている部分が多いのか、実はよくわからない(故意に曖昧に書かれているように思う)。そのことにも、私は疑問を感じるのだが、それを言うのは野暮だろうか。 | ||||
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加賀刑事シリーズの前作、『赤い指』を読んでも思ったことだが、東野圭吾は、もはや事件(犯罪)そのものを描くことに情熱を失っているのではないか。 この『新参者』という小説は、確かに表面的には抜群に面白い。まず事件の詳細を描写せず、事件の関係者(関係が浅いか深いかは色々だが)に加賀刑事が聞き込みに回る、その会話から、事件が少しずつ読者に見えてくる構成が見事だし、日本橋の人々の小さな謎(必ずしも事件とは直接関係なくても)が、一つずつ解き明かされる、連作短編としての楽しさには称賛を惜しまない。 しかし、最終的に事件が解決してみれば、別に加賀刑事が日本橋を歩き回らなくても、警察が被害者の周辺を普通に捜査すれば、簡単に解決する事件ではないか? 平凡な犯人、平凡な動機でしかないように思うのだが。 つまり、東野圭吾が描きたかったのは事件とその謎ではなく、事件、または被害者と何らかのつながりを持った日本橋の人々と加賀刑事の、日常のミステリーということなのだろう。 それはそれでいい。しかし、東野圭吾が、普通に殺人事件の謎を解く「本格」ミステリーでないものを書こうとしたなら、所轄の刑事としての加賀刑事の仕事を、真正面から描くべきだったのではないか。傷害や窃盗程度の「小さな」事件を題材にしても、基本的にこの作品は成立したはずである。 また、この作品では、基本的に加賀刑事は単独行動なのだが、それは刑事として正規の仕事なのか、それとも、本来業務を終えた後、趣味として動いている部分が多いのか、実はよくわからない(故意に曖昧に書かれているように思う)。そのことにも、私は疑問を感じるのだが、それを言うのは野暮だろうか。 | ||||
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「今さら東野圭吾?」と書かれた挑発的な帯を見て、私は思わずギクリ。東野さんの作品は読みますが、加賀恭一郎 主役のモノは何と「新参者」が初めてでした。 独り暮らしの45歳の女性が自宅マンションで絞殺された事件を加賀らが捜査する。 《煎餅屋の娘》から物語は始まり、人々の周囲で起こった出来事を通し、事件の全貌が次第に浮かび上がります。 加賀恭一郎はもちろん、描かれた人々も人間らしくて魅力的だったのですが、それだけに犯人が残念だった気がします。 ただ、本書の雰囲気を考えると仕方ないと思うので個人的な感想です。 | ||||
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「今さら東野圭吾?」と書かれた挑発的な帯を見て、私は思わずギクリ。東野さんの作品は読みますが、加賀恭一郎 主役のモノは何と「新参者」が初めてでした。 独り暮らしの45歳の女性が自宅マンションで絞殺された事件を加賀らが捜査する。 《煎餅屋の娘》から物語は始まり、人々の周囲で起こった出来事を通し、事件の全貌が次第に浮かび上がります。 加賀恭一郎はもちろん、描かれた人々も人間らしくて魅力的だったのですが、それだけに犯人が残念だった気がします。 ただ、本書の雰囲気を考えると仕方ないと思うので個人的な感想です。 | ||||
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人形町界隈を舞台とした、短編集。 さらりと読め、また東京の下町風情を感じとれる点がよい。 が、さらりと読めるということは難しいことを考えなくて済むということであり、 はっとするような展開や、斬新な切り口等は皆無。読みながら定石を確認することになるだろう。 下町の描写、登場人物が多すぎるため、深い作りこみはされていない。 そのあたりを割り切って読むとよいだろう。 | ||||
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人形町界隈を舞台とした、短編集。 さらりと読め、また東京の下町風情を感じとれる点がよい。 が、さらりと読めるということは難しいことを考えなくて済むということであり、 はっとするような展開や、斬新な切り口等は皆無。読みながら定石を確認することになるだろう。 下町の描写、登場人物が多すぎるため、深い作りこみはされていない。 そのあたりを割り切って読むとよいだろう。 | ||||
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