■スポンサードリンク


ノルウェイの森



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ノルウェイの森の評価: 3.82/5点 レビュー 812件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全558件 501~520 26/28ページ
No.58:
(5pt)

ノルウェイの森

私にとってきっと生涯最高であり続ける小説だと思います。中学生のときに初めて読んでとても面白かったけど、今19歳になり、大学生になり、もう一度読んでみたら、昔とはまた違う感情にかられました。人は皆それぞれの想いの表し方があると思いました。そして個人的なことですが、主人公ワタナベ君を見てると、どこか自分と通ずるところを感じずにはいられません。きっと、ワタナベ君の孤独感は誰もが通る道なような気がします。十代二十代のうちに読んでおくべき小説だと思います。でわでわ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.57:
(5pt)

何度となく読みました

この小説、いったい何度読んだんだろう。最初に読んだのは中学3年生の時。まだ、なんだかよくわからなくて「面白いけど今ひとつ」な感じだった。次に読んだのが20才くらいの時。最初に読んだときは全くわからなかった話が手に取るように、目をつぶればまぶたの裏に見えるように話がわかります。それからこの小説は僕の愛読書です。読むたびに僕はいろんなことを考えさせられます。恋愛について、死ぬことについて、友情について。そして、読むたびに違う感想を持ったり新しい発見をしたりします。正直言ってこれを読んでいるときは気持ちが沈みます。でも、読み終わったあと「がんばろう」って思える作品です。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.56:
(5pt)

これ以上の恋愛小説はない。絶対に。

私がこの本を読んだのはまだ大学生の時だった。『ノルウェイの森』は、まだ愛とか死という普遍的な価値について真剣に考えたことのなかった若い私にとって、あまりにも重すぎる物語だった。つまらなかったわけではない。読み始めたら止まらず、完徹して上下二巻を舐めまわすように読んでしまったほどだ。重すぎたというのは、その内容の奥深さゆえに、読後、恋愛に対して多少なりとも不安感を抱きはじめたからだ。若さも手伝ったのだろう。この本はそれまで一度恋に落ちたらがむしゃらに一直線に突っ走っていく、という私の未熟な恋愛感を鏡に映し出して、ほら見てごらんなさいと語りかけた。鏡の奥を覗いても、私はそこに自分が求める愛の在り方を発見できず、それが一層私の不安を駆り立てたのだろう。愛は私にとって重すぎたのだ。それから私の恋愛感は変わった。別に以前の恋愛感に強い不満を感じたわけではなく、妥協すればそれだけでも十分にやっていけたはずだが、やはり何かが足りない、私は本当に人を愛したことなんてないんじゃないかという焦燥感、閉塞感に悩まされるうちに自然と変化していったのだろう。今でも人を本気で愛したことがあるのかわからない。でもこれでいいのだと思う。私はまだ発展途上なのだから。人間なら身を焦がすような愛を切望するのは当然だろう。『ノルウェイの森』は人の愛し方について考えさせてくれ、真の愛への憧れを目覚めさせてくれることは間違いないと思う。 十年後に、また手にとってみたい。自分の存在を確かめるために
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.55:
(5pt)

ノルウェイの森 下巻レビュー

とにかく、この本については書くことが多すぎる。ただ、あなたはこの本を読むことによって、かなり人生を生きやすくなるでしょう。注意深く読んでみて下さい。そして、時間を置いて、何度か読み返してみてください。その時々、いつまでも忘れられない言葉が、作品のいたるところから、何度も見つかることでしょう。わたしは気が向いた時にパラパラとページを繰り、指が挟まったところを読み返しています。非常に売れた本ですが、この本はまがい物ではありません。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.54:
(5pt)

おすすめ!!

高校の時に、友達に進められ読みました。あれから何年かたって、また読み返してみると、また違った感じで読むことができました。高校のときは、言葉、表現で主人公の気持ちの解らない部分もありましたが、年齢を重ね、主人公の年齢と同じ年になり、あらためて読んでみると、自分の恋愛と重なった気持ちになったりと、また自分が恋をしている感じになれました。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.53:
(5pt)

傷つけながらの対話

中学生の頃に一度読んだが、その頃は幼かったこともあり大して感動しなかった。今、20代後半で改めて再読し、作者がいわんとすることはなんとなくわかったと思う。今という時代、人と人とのつながりは極めて希薄だ。親友といえる友にでさえお互いの本心をぶつけあわない。結局、直子は本当の心を言えずじまいだったのではないか。また、言いたいのだがそれによって相手を深く傷つけてしまうのがとっても苦痛だったのでは。緑は最初はごまかしてたが最終的に主人公にストレートに感情をぶつけた。そのことによって彼女は一歩前進できた。永沢さんはそれを自らのシステムで克服する方法を身につけていた。しかし、それは不完全で根本的な解決法ではなく何れは破たんを来たすと思う。れいこさんは生い立ちは苦しかったが要所要所で感情をぶつけて生きてきたと思う。いろいろ苦労はあったが彼女の生き方は最終的に正解なのでは。主人公はそんな人達に感情的に移入したり、客観的な立場に立ったりしながら自分はどう判断すべきか迷う。そして物語は終わる。ある作家の言葉だが「自分の生命、身体、名誉を守り、他者と自然に戦い、他者を傷つけ自分も傷つき、そこから他者との関係を学ぶ力」というのは生きていく上で本当に必要だ。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.52:
(5pt)

文句なしの一冊(いや二冊か。)

最高です。ここまで引き込まれ、何度読んでも、初めて読んだ時の衝撃が失われない作品は、私にとってはこの作品しかありません。「村上春樹さんのオススメは?」と聞かれると、私はいつもこの作品と「世界の終わり~」を紹介します。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.51:
(4pt)

恋してるヒトには、おすすめ!かな?

20代にはじめて、村上春樹を読んだのがこの本で。ものすごく怒涛のように感じ入った本です。しかしそれからウン年ほどたって、すっかりこの本の内容を忘れていたのでまた読んで見ました。「海辺のカフカ」まで読んでいるヒトには、わかりやすい内容じゃないかと思います。はじめて読む人には各個人の実生活の体験によってどれだけ感情移入できるか・・・が決まってくる本かも知れないな、と思います。再読した感想は・・・「せつない」という感じですね。面白いですよ。読んでみてください!
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.50:
(5pt)

素晴らしきかな

村上春樹をまったく読んでない人でも誰でも同じように魅了する作品です。この作品を読んで村上春樹を好きになる人は数知れないはずです。あのムラカミワールドに一気にひこまれます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.49:
(5pt)

何年たとうと素晴らしい作品

友達に勧められて村上春樹さんの小説を読むようになりました。初めて読んだのは羊をめぐる冒険でその次に読んだのがノルウェイの森です。本の紹介などにもあるように、ノルウェイの森を読むと何とも言えない喪失感を感じます。私は気に入った本を何回も読む質なのでもう5回くらい読んだのではないかと思います・・。ノルウェイの森の中では名言(?)とも言える言葉を登場人物らが残しているように思います。中でも一番印象的なのはナガサワさんの「自分に同情な。自分に同情するのは下劣な人間のやることだ」です。この本は私の人生観をも変えてしまうくらい強烈な本だと思います。全然本の内容にふれていなくて申し訳ないのですが、何とも説明しがたいのです・・。読んでいらっしゃる方は私が言わんとすることを理解して下さると思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.48:
(5pt)

幻想と現実

 この小説を読むたびに僕は、「僕だったら直子と緑とどっちをとるだろう」と考える。 あえていうなら、直子は「幻想」的な女性である。緑は「現実」的な女性である。村上春樹の小説群に一貫して内在する「幻想と現実」との関わり合いが、この小説でも大きな主題になっている。主人公の「僕」はその中間、「森」と「平野」の境目に位置する。最終的には緑を(「現実的な世界」の生を)選ぶが、それは同時に直子の死を(「幻想的な世界」の抹殺を)招いてしまった。少なくとも「僕」はそう感じる。そして「僕」は「現実」そのものをもまた見失ってしまう。 切ない話だと思いませんか? 人は何かを失うことによってしか大人になることはできないのである。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.47:
(4pt)

心に溶け込む本

この本を読むと何かが心にぽんっと落ちる。悲しいような切ないような…。自分の中に小さな波が立つ。上手く言葉にはできない。でも、何かが心に溶け込む。それはきれいなものだと直感で分かる。彼らの相手を想う姿は決して真っ直ぐなものではないかもしれない。でもきっと真っ直ぐに人を想うことの方がずっと難しい。読んだ後、晴れ晴れとした気持ちにはならないかもしれない。でも、きっと何かが心に溶け込むと思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.46:
(5pt)

ベストセラーになったために損している。

今では、恋愛小説という言葉も、さまざまな恋愛小説が氾濫している状況も、当たり前のように思うかもしれない。しかし本書が発表された80年代後半当時、恋愛小説という言葉は死語(もしくはダサイ言葉)になっていたのである。それをあえて「100%の恋愛小説」というコピーを付けた著者の決意、そうした意欲が感じられる1冊。大ベストセラーになったがためにずいぶん損をしている印象があるけれど、これから読む人はまっさらに作品と向かい合ってほしいと思う。個人的には、村上春樹の小説で初めて登場人物に個人名が与えられたことですごく驚いた記憶がある。そのことが、原型である「螢」とは、ずいぶん印象を異にしている一因かもしれない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.45:
(4pt)

下巻はよかった

村上春樹を読むのはこの本が初めてです。村上ワールドをまったく知らないし、この本がすごく売れていた時私はまだ小学校低学年だったので、何が評判なのかわかりませんでした。上巻は友達に借り、下巻は自分で買いました。下巻だけ持っていても違和感はありません。なぜなら、物語の流れというより話の中で交わされる会話の内容に惹かれているからです。元ピアノ講師レイコさんの、能力はあるけどある程度までしか伸びない生徒。病院にお見舞いに来た人と実際に看病している人の決定的な違いを主人公の友達みどりが言う場面。その他、書ききれないほどのはっとさせられる会話があります。それをどう捉えるかは読み手にかかっていますね。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.44:
(5pt)

久しぶりに満足感。

ベストセラーとして有名だった時期にはなぜか手が出なかったのですが、今になってやっとよさがわかるようになってきました。年を重ねて、それも発売から10何年経ってもちゃんと古く感じないという点でも素晴らしいと思います。彼の作品は出版されたものから順番に読んでいったほうがいいという人も多いけれど、この作品は他に何か読んでしまってからでもよいでしょう。暗号のように出てくる名前の響きが好きです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.43:
(5pt)

読めば読むほど味の出る本

最初、読んだときは、面白くない本だなぁ~と思いました。でも、すごく話題になっていたこともあり、再度読んでみたとき、この本の素晴らしさが分かりました。最初に出てくる「穴の話」の意味に気付くことが、この小説を理解するポイントのように感じます。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.42:
(5pt)

ノルウェイの森

内的世界に閉じこもって出てこれない直子。そして内的世界と外的世界をさまよう僕。いつのまにか物語の中にひきこまれていきました。村上春樹独特のユーモアにもひきつけられました。元祖癒しの文学といっても過言ではないと思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.41:
(5pt)

もう二度と読まない

書きたいこと事は山ほどあるが何を書いたらいいかわかりません。もともと感情移入しやすい性格であるが読み終わった後にこれがけ胸が絞めつけられて本は初めてです。そしてこれが最後である事を祈ります。もう多分僕はこの小説を読む事はないと思う。本当に本当にいい本です。そして本当に本当に切ない恋です。
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)より
4061848933
No.40:
(4pt)

手堅いバッティング

何と言えばいいのでしょうか? 私としては手堅い仕事をしたなぁ、という感じがします。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』や『ねじまき鳥クロニクル』のような、一歩間違えれば「出版=紙資源の浪費」になりかねない危うさがありません(まあ、そういう浪費に繋がる様な駄作を今のところは書いていませんが)。確かに村上春樹らしさは随所に出ていますが、どうも意識的に抑制させたようです。それがいいか悪いかどうかに関しては、読者それぞれの感性によるでしょう。ちなみに私は村上春樹の作品としては「可もなく不可もなく」ということでしょうか。入門編としてはベストです。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.39:
(5pt)

Don't think ! Feel !

前々から読もうと思っていた本。文章が柔らかで読みやすいのですぐにストーリーに入っていける。頭で考えて読む本ではなく心で感じる本だと思う。思春期に読むよりもある程度出会いと別れを経験した大人になってから読んだ方がグッとくるかもしれない。心の奥底を激しく揺さぶられる。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!