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ノルウェイの森



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ノルウェイの森の評価: 3.82/5点 レビュー 812件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全558件 461~480 24/28ページ
No.98:
(5pt)

素敵でした

とても質のいい恋愛小説でした。読み終わった後に余韻が残り、この物語の世界にしばらくの間浸れる本です。主人公が大学生で年が私と近かったので感情移入もしやすかったのかもしれません。たまにふともう一度読みたくなります。ひとつひとつの描写も本当に綺麗で、素敵な本に出逢えた気がします。村上春樹さんの他の作品もぜひ読んでみたいと思っています。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
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No.97:
(5pt)

運命の本!

 親友のキズキが自殺したワタナベ、キズキの彼女だった直子、直子の良き相談相手であるレイコ、そしてワタナベと同じ学部で次第にワタナベへと心を寄せ始める緑という4人の人間関係、精神的なつながりから肉体的なつながりまで余すところなく綴る。 恋をする時の人間の深層心理が物凄く良く書かれていると思う。また、大人の恋にはSEXというものが不可欠であると思うが、これについても堂々と書かれている。とはいっても、嫌らしい印象を受けることは全くない。 読破後は恋について、心について考えさせられる。 この本は恋愛小説でありながら、何人も人が死ぬ。しかも、自殺で。決して他殺が軽いわけではないが、私には自殺は物凄く重く感じられる。そのため、この本を結構重く感じてしまった。ただ、このように読者が感じることが著者の意図ではないかと思う節もある。 因みに、私は高嶋ちさ子さんのコンサートの開始を待ちながら、この本を読んでいました。この本を読んで物凄くビートルズの「ノルウェイの森」を聴きたくなっていたのですが、偶然にもそのコンサート中にビートルズの「ノルウェイの森」が演奏されました。何か運命のようなものを感じました。 ソレデハ…
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.96:
(5pt)

This Bird Has Flown

言わずと知れたノルウェイの森の新装文庫版です今さらかよ。と思う方も多くいらっしゃるはずですあるいはノルウェイの森?なんだそれ?と言う方はもっと多くいらっしゃるはずです僕は今一度、この本と多くの人が向き合ってくれることを本当に心から願っていますそして読み終えたあと、余韻に浸ったり、あるいはインテリぶり出したりする前にもう一度読んで欲しい。何回も何回も読んで欲しいこの本を読み終わった後に次から次に本を読むよりはこの本を何回も読み直したほうが価値があると思うそしてそれが読書というものなのではないんだろうか?
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.95:
(5pt)

ノルウェイの森

この小説は私が今まで人生で読んだ小説の中で一番私に影響を及ぼしそうだ。私はこの小説を、今一番理解しようと想っている人から借りて読んだ。私は自分で改めてこの小説を購入し、ずっと部屋の本棚に並べておいて、時折手にとっては読み返すだろう。ワタナベ君が「グレート・ギャツビイ」を繰り返し読み返すように。私は来年二十歳になる。ちょうど小説の登場人物らと同年代だからということもあるだろう、ここに書かれていることは、スポンジに水が浸透していくように私の中に吸収されていった。人の想いにはいろいろな形があるのだということ。ただただひたすら待つのも、衝動的な欲求や渇きを癒すために誰かに頼ったりするのも、ひとつの形なんだと思う。10代のうちにこの小説に出会うことができて本当に良かったと思っている。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.94:
(5pt)

高校生の時に読んで

受験前の18歳の時、(80年代後半)ただ、当時ベストセラーになっていた話題の作品というだけで読みました。最初は「受験勉強の合間にちょっと読んでみよう」そんなつもりで購入したのに半日で一気に読み終えてしまいました。この本を読んだ後に襲ってきた虚無感のようなものは・・今でも正確に言葉で言い表せません.何度も読み返しますが、歳を重ねるごとに微妙に感じ取るものは違ってくるけどまさしくパーフェクトな作品だと思っています。18歳の時に読んだときはとにかく3日ほどは学校にも行けず、誰とも話したくなかった。(別にもともと引きこもり気味ということもありませんでしたが)自分を形づくっていた「何か」がすっぽりとなくなってしまったようなそんな感じ。子供の時から現在でも年間かなりの量の本を読みますが読んだあと、あんな風になったのはこれっきりです。村上春樹の本は全部読んでいますが他の作品を読んでもそうはならない。ついでに言うと最近よく「ベストセラーになった恋愛小説というだけで」比較される「世界の・・・」も読みましたがもちろんあの読後感はありませんでした。世界・・が悪いというのではなくって。また、全然違うものなので比較すること自体いかがなものかと思いますが。余談ですが、村上春樹好きの人には「象が平原に還った日」がお勧め。ノルウェイの森についても思わず納得の解読がされています
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.93:
(4pt)

繊細すぎる作品

落ち込んでるときに読んじゃいけません。元気なときに読んでください。万人にはお勧めできないけど読むと何か(批判を含めた)いいたくなる。一回読むだけじゃ解らない部分が多いかも。噛みしめるように読まないと。精神的なことに深く突っ込んだ作品だから読むのに疲れる。でも読んでよかったと思える不思議な作品。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.92:
(4pt)

恋愛小説?

 この本は恋愛小説なんでしょうか。複数の男女がそれぞれに複雑な想いを抱えて絡み合っているという意味ではそうなのかもしれませんが・・・。まあ、この際それはどっちでもいいような気もします。この作品の持つ深みの前では、そんなカテゴライズは無意味でしょう。 村上氏の作品はまず「風の歌を聴け」から読み、次に今作を読んだので、氏はデビュー当時から既に完成されていた作家なのだなと感銘を受けました。文章の一つ一つ、ちょっとした描写に非凡なものを確かに感じます。 この本は言わずと知れた超有名作なので、読む前から話の流れは大体わかっていたのですが、魅力的でキャラの立った人物たちとのやりとりや巧みな場面展開があり、そしてその中での主人公の情感が見事に表現されていて、ページを繰る手が止まりませんでした。 個人的に驚いたのは、直子の言葉の数々がもつリアリティです。僕は過去に精神を患った女性と個人的な関わりをもった経験があるのですが、彼女の言っていたことの多くは言い回しこそ違えど直子と同じ意味をもっていました。時に読んでいて辛くなったほどです。 そして、直子を失った主人公の喪失感の描写たるや・・・。第11章(下巻)だけで、いま話題の「世界の中心で~」丸々1冊分の軽く10倍は表現されています。 星1つの減点は、氏独特のセリフ回しが時としてあまりにも突飛だからという理由ですが、それも村上作品の魅力の一部なのでしょう。他の作品もぜひ読んでみようと思います。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.91:
(4pt)

痛々しい

本当に心が沈んでいくような気持ちがしました。生きるということが、手がかりのなさに覆われているということをしっかり思い出しながら読みました。生と死との引っ張り合いの境界線を懸命にもがいているような息苦しさが伝わってきます。ほんの数ミリの違いで、少しずつ死へ傾いてしまう人間の繊細さ。そして祈るように生々しさを手にする主人公に、私は「人」を感じてとてもほっとしました。
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.90:
(5pt)

まだ年若い村上ファンが、いつか手に取って欲しい一冊

 春樹氏の作家デビュー25周年を記念して、オリジナルカバー、レイアウトで復刊された文庫本です。 私が初めてこの作品を読んだのは、20歳前後の頃で、そのときは、特に感慨を持たなかったことを記憶しています。むしろ、春樹氏の作品群の中の「気に入らない作品」と、私の中では位置づけられていました。『羊をめぐる冒険』や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んで、感銘を受けていたのにも関わらず・・・。 それは、その当時の状況への反発も幾分あったからかもしれませんし(この本は事実上、村上春樹の名を世間へ知らしめることになる記念碑的ベスト・セラーとなり、当時はそれこそ『世界の中心で愛を叫ぶ』と同じようなミーハーな騒がれかたをしたものでした。)、同時に私がまだ若く、この小説にこめられた喪失感、孤独感を、深く受け止めることのできる器がなかったからかもしれません。 しかし、それから十数年が過ぎた今、改めて読み返してみると、当時には感じることの出来なかったものを感じることができ、個人的に、今やっと、この名作を評価する気持ちになれました。 最近は、ずいぶん若年層の春樹ファンが増えてきているようで、『海辺のカフカ』や、最新作『アフターダーク』で初めて春樹作品を読み、感動を覚えている若い方がいらっしゃるようですね。そのような方に、この作品を、「いつか、そのときが来たら読んで欲しい本」としてオススメしたいと思い、このレビューを書きました。 私の言う「いつか、そのとき」とは、人生において、ふと気がつくと、大切な人、大切なときを自分がすでに多く失ってしまったことに、ふと気づいたときとでも言えばいいでしょうか・・・。そのときこそ、この小説が心の奥に染み渡るような気がしています。 私のように、早すぎる時期にこれを読んでしまったがゆえに、「別に面白くなかった」と思ってしまった方にも、オリジナル・カバーが出たこの機会に、再読してみてはいかがでしょうか。 この何年かに自分の中の「時」は、確かに流れてたのだな、ということを、この小説が教えてくれるかもしれないと思います。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
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No.89:
(5pt)

話題作再び

 出版当時とても話題になった「ノルウェイの森」が新装丁で再び。単行本が出版されたときにはちょうどクリスマスの時期で赤と緑のツートンカラーの本を「クリスマス丸出しの本だな!」と小馬鹿にしたように眺めていたのを思い出します。その何年後かに村上春樹にはまり込み、手に取り、読んでみると、小馬鹿にしていた自分が馬鹿だったと思いました。 話によると、この装丁は村上さん本人が手がけたもので、担当のデザイナーからはあまり良くない反応を受けたそうです。やっぱり「クリスマス丸出し」ですものね。 内容についても「人が死にすぎる」「性的な描写が多すぎる」と評論家たちからは大バッシングを受けていました。しかし、僕にはこの物語の中で「不要な死」も「不必要な性描写」も一つもありません。物語がそれを求めているように、自然とそこにある、見たいな感覚を抱きました。「ねじまき鳥クロニクル」や「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」のような異界との接触というか近接というかはあまりないようですが、それに変わる喪失と再生があります。村上さんの著書ではっきりとした登場人物に名前が付いたのもこの作品が初めてだったと記憶しています。 長々と書きましたが、この話は面白いです。同氏の短編「蛍」(「蛍・納屋を焼く、その他の短編」)や「めくら柳と眠る女」(「レキシントンの幽霊」)などを読むと、さらに深く読み込むことが出来ることでしょう。
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 下 (講談社文庫)より
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No.88:
(5pt)

なんだろう・・・

とても面白くて時代の若者の考えや流行などとは少し違った考え方をする主人公の青春がいきいきと表現されている。だいたい僕はあまり日本人作家の本とか読まないんだけど先生に読まされたらすごく面白かった。なにか特別な作者の意図なんて僕にははっきりとはわからなかったけどとにかく心に残るものはあった。読んでな人はお勧めです。長いけど読みやすいから長さは感じません
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森 上 (講談社文庫)より
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No.87:
(5pt)

ポール・オースターと夜はやさし

~村上さんの小説を読むのは「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」そして「羊をめぐる冒険」以来でしたが、流石に彼の最高傑作といわれる小説でした。素晴らしい。#ただし、ラストの「どこでもない場所」という概念は、アメリカ現代文学の旗手、ポール・オースターのニューヨーク三部作から借り受けたものだし、山陰地方(?)を浮浪者のようにさまようエピ~~ソードは、おなじくそのニューヨーク三部作のひとつ、”City of Glass”(ガラスの街)のクライマックス、主人公が幽霊となってニューヨークの街をさまようシーンのパクリかも(?)とおもってしまいました。さて、この小説を読むと、時代背景も物語もまったく違いますが、F・スコット・フィッツジェラルドの最高傑作だと私がおもっている”Tender is the~~ Night”(夜はやさし)をおもいださせました。村上さんには是非” Tender is the Night”を訳していただきたいと感じました。ただ残念ながら、村上さんは、彼の一番大好きなはずのフィッツジェラルドの代表作”The Great Gatsby”(グレート・ギャツビー)の翻訳には向いてないな、とこの小説を読んでいてあらためて感じた次第です。というのも、”The Great~~ Gatsby”のはりつめたようなひとつの齟齬もない(健康的な)文体は、その作家の上昇期でないとだせないものです。つまり、「ノルウェイの森」からの村上さんの文体は、すでに、フィッツジェラルドの” Tender is the Night”と同様に、いい意味で(魅力的に)病んでしまった、と感じています。~
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.86:
(5pt)

ちょっとエロい

大した理由もなく自殺者が多発します。その辺りが文芸界から嫌われた作品ですが若者に絶大な支持を受けました。女性に人気があるのは少し違和感がありますが。トシを取ってから読破したので感動はありませんでした。ライトなエロ本程度の印象ですが学生時代なら相違していたでしょう。作者の趣旨は理解できます。若い人で上京したことのある人なら感情移入しやすい。主人公ワタナベがちょっとモテ過ぎかなあ――
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.85:
(5pt)

大人(怜子)になる前に読むべき作品

直子のように若くてキレイな女の子が自分で命を絶つなんてするべきじゃない。そして、そうならないためにも、愛して抱きしめてくれるワタナベ君みたいな人が側にいてくれることって大事だと思う。永沢さんみたいな冷たい人(ハツミさんはかわいそう)じゃなくって、本当に自分のことを考えてくれてるワタナベ君みたいな人。そして、緑ほど元気が良くなくても構わないけど、せめて、そのワタナベ君の愛を受け入れられるくらいの強さを持った直子でありたい。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.84:
(4pt)

大衆文学ではないと思う

起承転結を望む方には少々物足りなさを感じるのかもしれない純文学に近いところだけど、完全には純文学とはいえないつまり大衆文学と純文学の間に入る小説だと思う主人公の性格は「普通の人間」というのが正しいのだが直子や親友のキズキと関わったことによって「ふつう」とはかけ離れた一面を持つようになる緑に出会うことで、主人公はその「ふつう」とはかけ離れた一面からだんだんと離れていこうとするその「結果」は主人公をもう一度「ふつう」とはかけ離れた一面に偏らせていくことになる全体的にはすごく難しい話だと思うし理解力とかそういう問題じゃないと思う自分自身の解釈というものによってこの話はきっと影響されるのだと
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.83:
(5pt)

個人的解釈としての本質

この本について悲しみという事に焦点をあてると、人気小説の世界の中心で愛を叫ぶと比較する事で自分なりの本質が見えてきます。両小説共に愛する人をなくしてしまいます。あくまで個人的な意見ですが、世界の中心の方での恋人の死はきれいです。違和感を持つほどきれいです。決果としてその死が物語を美しい物にして、ああいう恋がしたいとかそういった話になります。恋人が死ぬにもかからわずです。そこで死はスパイスでしかありません。ストーリーとしてはノルウェイの森の方が非現実的ですが、感情としては明らかにリアルです。本当の悲しみは世界の中心で愛を叫ぶことさえ許しません。小説はこう締めくくられています。「僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。」
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No.82:
(5pt)

大好きです!

初めて読んだのは高校の頃でそれ以来失恋したりすると必ず読んでます^^ ぜひぜひ読んでください!
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925
No.81:
(5pt)

何度も読み返したくなる。

初めてこの本を読んだ中学生の時は、心に訴えかけてくるものはなかった。2回目に読んだ大学生の時、読み終わっても、しばらくノルウェイの森の世界から抜け出せなかった。学生運動が盛んな時代背景を知った後にまた読み返し、恋をして読み返し、失恋をして読み返し、この本を読み返しながら大人になった気がする。生の領域にいる緑と、死の領域にいる直子、その間で揺れ動いている僕。人生の縮図を見ているような、そんな感覚を覚える。この、詩のように素敵な文章を、この先何度も読み返すにちがいない。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.80:
(5pt)

最高に面白い

何十回読んでも飽きない。個人的には村上春樹の最高傑作です。多彩な登場人物、機知に富んだ会話や、少し単純化して言えば生を象徴する緑と死を象徴する直子との間で揺れる若い主人公の葛藤など、恋愛小説というより主人公の成長を描いた青春小説という感じがします。生と死というテーマは作品を通して読み取れますが、主人公は直子の死と静の世界から緑の生と動の世界へと移行していったのか、それとも留まっているのか、最後の「どこでもない場所」の場面では考えさせられる。他にも謎は多い。ただ読むだけでも最高に面白いが、いくつもの謎に自分なりの答えを見つけるのも面白いと思います。恋人が死んでしまうという設定は『世界の中心』と同じですが、比べ物にならないくらいこちらのほうが良質。
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
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No.79:
(5pt)

とにかく読んでみてください

それでも人は愛されたい。15歳の時に初めて読んだときに、そういう風にしかとらえられないぐらいに、ショックを覚えた小説です。★★★★★★とにかく読んでみてください★★★★★★
ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)より
4061848925

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