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羊をめぐる冒険
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羊をめぐる冒険の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全167件 161~167 9/9ページ
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| ある意味で完結しています。映像でなけ小説でしか味わえないこのムラカミワールドに誘います。 | ||||
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| 「風の歌を訊け」「1973年のピンボール」につづく青春三部作完結作品。当時、村上春樹は旧来の多くの作家が使う「日本語」とは似て非なる表現をしていたわけですが、その乾いているけれど趣きがある散文テクニックにエンターテイメント性、戦後の日本に関わるある種のノンフィクション性を合わせ骨太にしようとしたのがこの作品ではないかと思います。その分、量もそれまでの2作よりは多くなっている、と。正直、羊に関しては読後も完全にすっきりすることはなくそれは文学として余韻を楽しむべきところか、エンターテイメントとしての消化不良性を問うべきところか、ちょっと考えました。あとどこかに書かれているかもしれないのですが、「先生」については児玉誉士夫を思い浮かべたのですが、ど㡊??でしょう?安保以降、政治に距離を置き続けた村上春樹が実は無意識のうちに政治に拘泥していた、という文学的背景のグルーヴが出てより興味深いと思うのですが...。 | ||||
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| 10年ぶりの再読である。今回は順を追って読んでいった。北海道の十二滝町の情景がありありと目に浮かんだ。ぼくたちが知っている村上春樹のエッセンスもそこかそこに見受けられ、いわゆる村上春樹ワールドを堪能することができた。10年前は途方に暮れてしまった形而上的な部分が、それはそれとして形而上的に楽しむことができた。村上春樹自身が解題でいみじくも述べているように、村上春樹の小説のひとつの文学的到達点がここにはある。次作のダンスダンスダンスを読むのが大変楽しみだ。 | ||||
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| これは楽しい。いわゆる初期三部作の締めくくりと言われているが、本書は単独で読んでもストーリー展開にワクワクできるエンターテイメント作品だと思う。読み進むうちに意外に早く終了してしまうボリュームの少なさが残念なぐらいだ。原点とも言えるような過去のエピソードで物語は幕を開ける。話は現代に転じて主人公たちは唐突に不可思議な状況に中に投げ込まれる。村上作品で特徴的な展開だ。さらに話は過去の中国から現代の北海道へと展開し、ひとりぼっちとなった主人公は「羊男」に遭遇し物語は結末を迎える。そしてエピローグで主人公は、あの故郷へと回帰していく。プロットの発想はSF的でさえある本書は、傑作と呼ぶに値すると思う。後年の「ねじまき鳥クロニクル」に通じるエピソードや、村上作品のモチーフを探すのも楽しい。 | ||||
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| 高校1年生のときに読んだ本ですが、今再び読んでみて、以前に読んだときより、話の筋がすっきり理解できました。はじめて読まれる方は、急激に話の筋が変わる展開に、戸惑われるかもしれませんが、何回も読むか、少し間を空けて読むと、もっと理解できると思います。文章だけで、これだけ考えさせられ、わくわくさせられる小説は、あまりないと思います。お勧めです。 | ||||
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| 上巻が羊をめぐる問題を書いたものであるとすれば下巻は題名の通り羊をめぐる冒険が始まります。「僕」にとって羊とはいったいなんだったのだろう。もしかすると「青春」という言葉に変えることができるのかもしれないし「人生」そのものなのかもしれない。それとももっともっとちっぽけなものに過ぎないのかもしれない・・・。そんなことを考えていたら寝つけなくなりました。推理小説でもなく恋愛小説でもない、しいて言えば「心理小説」とでも言うべき面白い本です。 | ||||
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| 個人的な見解になるのかもしれないけれど、私にとっての「さすが村上春樹的作品!」は彼を一躍有名にした「ノルウェイの森」以前のもの。特にこの羊をめぐる冒険は最後の最後まで読者を捕らえるはず。ミステリーあり、アドベンチャーあり、友情ドラマあり、ウィスキーとタバコと男と女あり・・・。真夜中2時にホラー映画を一人で見ても平気な私ですがが、この本の予測しきれない結末と村上氏の微妙な文脈のせいで、本を読んでいて初めて鳥肌がたつという経験をしてしまいました。 | ||||
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