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カラスの親指 by rule of CROW's thumb
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カラスの親指 by rule of CROW's thumbの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全244件 121~140 7/13ページ
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著者の作品は『向日葵の咲かない夏』のみ既読で、それはそれで素晴らしかったのですがその小説の印象が強かったため本作を読んで驚きました。こんな話も書けるのかと。 ミステリー小説においてここまで綺麗に物語を畳む作品はそうそうお目にかかれないのでは…と思いました。 ここはちょっとご都合展開なんじゃないか?なんでこういう行動取るんだろう?といった一応納得はできるけどいまいち腑に落ちない数々のシーンに完璧なアンサーが用意されています。 中盤から終盤にかけての畳み掛けるような展開と種明かしはお見事。全然見破れませんでした。 トリックの秀逸さもさることながらそれをまとめる構成力も素晴らしいです。 心に残る登場人物たちのやり取りとじんわり温かい読後感が最高の一冊。詐欺とマジックを大いに楽しませて頂きました。思わずホロリとくるような少し切ないラストも印象的。いやほんとにこんな優しい話が書ける人だったんだなぁ…。 | ||||
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全部読まずに中古屋さんに本を 売ってしまいました。 本自体は綺麗だったのですが、 お話は私に合いませんでした。 | ||||
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かつて昔、妻を亡くし日蔭で生きる詐欺師2人。 そこに転がり込む少女とその姉と姉の彼氏。 奇妙な共同生活の中、過去の借金問題でイザコザを起こしたヤクザに再び目を付けられる。 自分の過去の罪、現在の状況に決別するため、主人公たちはヤクザ相手に壮大な詐欺計画を実行する。 中盤の展開がゆっくりでちょっと退屈かもしれません。 日常パートのテツさんの指遊びの話は本を開きながら真似をしてしまいました。 どっちも揃ってるのが、やっぱり一番なんだと思います。 肝心の計画実行後は「あれ?こんなしょうもない結末で終わってしまうの?」とモヤモヤしていました。 けれども、ラストのフリーフォールに乗ったような、脅威のスピードで行われる伏線回収。 こんな綺麗なプロットを考える道尾秀介さんに感服致しました。 伏線を怒涛のスピードで回収する著者に好き嫌いが分かれるかもしれません。 けれど、私は素直に読んでしまって見事にマジックみたいに騙されました。 しかし小説は娯楽作品、それで面白いと思ったので良かったかなと思っています。 映画も気になるのでDVDを借りて観ようと思います。 | ||||
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途中で退屈した。タケとテツという二人組がうまく描き分けられていないところへ、少女二人も似たような感じで、ヤミ金に追い詰められて自殺、とか妻が死ぬ、とかネタがかぶっている。我慢して最後まで読むと、最近のミステリーによくある、島田荘司の『異邦の騎士』みたいで、そんなに全部うまくいくわけがなくて、けっこう白ける。「許す」というのが主題であるあたりも、最近の娯楽小説にありがちなところで良くない。 | ||||
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ちょっと全く知らない人に勧められて読んでみた本です。 内容はちょっと変化なと思うところはありますがそこはご愛嬌です。 読んでいて楽しくなる本ですね。 | ||||
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スカッとできた作品でした! どんでん返しに続くどんでん返し。 まさかと思うことが伏線になってたりと、満足な作品でした☆ | ||||
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伏線を張る割に回収早いなーと思いながら読んでいましたが、いやー、騙された。 え、こんなラストなの?裏表紙に詐欺師がどうのと書いておきながらこんなラスト?と思いきや、ラストの数ページでやられました。 ページ数の割にはササッと読める一冊だと思います。 | ||||
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小説らしい小説というか単純に面白かった。村上ショージが主役だったとは正に騙された感です。DVDが観たくなった。著者に関心持ちました。 | ||||
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オチが少し駄目だと思います。導入から中盤までは現実的で面白かったんですが、後半は納得がいきませんね。感動もとって付けたような感じがしました。期待し過ぎていたかもしれません。 | ||||
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道尾秀介と言えば直木賞受賞作「月と蟹」で描かれた恐怖の印象が鮮烈で、心のどこかで二冊目を手にするのを躊躇っていたのかもしれない。しかし本来の作風でいえば、本作のような「最初からサスペンス」が道尾流であり、文学の衣をまとった「月と蟹」の方が珍しいのかもしれない。 道尾秀介が設計する巧緻な二重三重のサスペンス。多重債務者問題という時事話題から世界は始まり、詐欺師たちは共同生活を通じて次第に人間性を取り戻していくが、その辺から巧妙に張られた伏線から世界の外側が意識されてくる。そして大掛かりなクライマックスの先でまた舞台が廻り・・・と最後まで観客を飽きさせない。 そして本作を貫く筆者の優しい目線。「月と蟹」の恐怖に身構えていた自分は何だったんだろう。それだけ、このサスペンス作家の幅が広いということか。 | ||||
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DVDもありますが、少しストーリーが異なるのと、物語の精緻さとかではほんのほうが上かもしれません。 | ||||
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中盤まではなかなか進まなかったけど、途中からは一気に読めた。 最後まで騙されたし面白かった。 読み終わったあとの爽快感もさすが。 | ||||
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私の道尾作品2作目の作品です。 見事にやられた!という感じですが快いです。 特にアルバトロス作戦は推理・ミステリー小説とは思えないほどハラハラとしてページをめくる手が止まりませんでした。 | ||||
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クライム・ノベルである。主人公は詐欺師2人、とスリの少女。最終的には5人になるが。3人には不幸な過去があり、裏の道に入った。と言っても、クライムノベルは大体そうだが、暗い雰囲気はない。主人公たちはけっこうひょうひょうと生活を送っている。ユーモアもあり、飽きさせずに読める作品に仕上がっている。人物の個性もよく描けている。 多少クライムノベルとしてはスケールが小さいが、著者独自の世界観で、すらすらと読み進めることができる。読みやすいというのは、こういう小説にとっては大きな利点である。そして、最後の最後に大どんでん返しがある。真相が分かってみると、切ないが、未来への希望を感じさせてくれる物語である。多少毛色が変わっているが、いい小説だ。 | ||||
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本の後にブルーレイの映画を見ました。どちらも面白い出来でした。お勧めの内容です。 | ||||
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最後の展開は予想外で見事に騙されました! ラストの前に一度「えっ・・・!」となりま したが、それもほんとはアレだったわけで・・・ 詐欺師が仕返しをしていく話で、終始騙しを するのですが、最後はかなりあたたかな愛で 感動しました。 とてもオススメです!! | ||||
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なるほど平易な文章とテンポ良く進む構成で、ポンポンと進む展開は心地よい。登場人物も必要最低限に抑え、ムダに凝った作りをしなかった点は高評価。けれど、最後のドンデン返しの連続技には興が冷めた。核になる部分のドンデン返しだけで済んでいたなら良かった。しかし1から10、全てひっくり返されてしまうと、しかもそれがすべて「語り」だけで処理されてしまうとやはり違和感が残る。途中までダイエットで抑えてた食欲が最後の最後でそのタガが外れ、暴飲暴食に走り、結果、前より太ってしまった印象。もちろん、娯楽小説だからプロットの論理的整合性や騙しの現実味をやいのやいの言うつもりは毛頭ないけれど、ちょっと欲張ってしまったのか・・・一番の読ませ所でカロリー過多。胃もたれになってしまった。 | ||||
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飽きずに最後まで、ドキドキしながら読めちゃう サスペンスの分類だけど、緊張感だけでない ちょっとした笑いが、途中安心感を持たせてくれて うまいな〜〜って感じ 道尾さんの作品はこれが初めてで すっかりファンになったんで 今「龍神の雨」を読んでる これが又面白いんで、過去の作品、三作品も amazonで注文しちゃった 今度同作のDVDレンタルして観ようかな? | ||||
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映画はみていないけど、道尾さんらしい小説だった。相変わらずなかなかうまくならないですね…内容は良いのですがなかなか文章がうまくなりません。 若いせいなのか、ほかの小説でも「盛り上げたがり」な作者なので、別になくてもいい盛り上げエピソードとか、実はこうだった展開がお好きなのか、そのせいで文章がわかりにくい。 1つ1つ謎をといて最後急展開をもってくるのもいつものことで、ちょっと飽きてきました。 良く考えるなとは思いますが… もう少し自然に盛り上げられ、文章がうまくなったら良いけど…けして嫌いな作家ではないのですが、もっとうまい作家を読んでいるとレベルの違いを感じます。 まひろがあまりにも前半でなさすぎな。相変わらずの 映画は女優さんがきれいすぎてなんだか雰囲気が違うかなー 後半がまさに描きたかった世界なんだと思いますが、前半が暗くて空気が違いすぎて、しばらく違和感ありまくりです。 ラストで助けられたってかんじです。 | ||||
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何を書いてもネタバレになるので書かない!! 面白かったです。 本当に。 | ||||
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