■スポンサードリンク
カラスの親指 by rule of CROW's thumb
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カラスの親指 by rule of CROW's thumbの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全244件 181~200 10/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物たちの共同生活がホームドラマのようにポップな感じがして、街金の被害者の危うさが表現しきれていない。 余りにも惨めな話だと小説にならないとは思うが、かといって加害者と被害者が共存する弱者の集まりが、一挙両得の結末を迎えるのは上手く行きすぎだろう。推理小説としてはよくできているのかもしれないが、策士策に溺れた感がないではない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
道尾さんの作品はこれで3つめですが、龍神の雨、ラットマンと比べるといまいちでした。 この5人組がどんな事をやらかしてくれるんだろうと、ワクワクしながら読み進めて、 最後の最後までは良かったのですが、ラストのどんでん返しが作品を台無しにしてしまっていると感じました。 約500ページの長編です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二時間ドラマや映画にして楽しむにはいいかもしれないが、小説として味わうには、今まで読んできた著者の作品に比べ、仕掛けが粗い感じがする。ただいろんな鳥の名前を使って章を組み立てている点は著者の得意の工夫が認められる。題名もそのひとつ。 著者のこれまで読んできた作品は、いろんな伏線が張りめぐらされていて、濃厚な感じがしたが、本作品は拡散しているイメージがあり、最後の展開もあっと言わせる内容だが、いつもの様な押し迫ってくる迫力は感じられなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
詐欺師の話だけあって、小説自体もトリックに満ちた作品。 ドロドロした闇金の話、ほんわかした同居生活、 そして起死回生の大勝負。 最後があまりにどんでん返しで、予定調和すら感じてしまった。 犯罪小説というよりは、コン・ゲーム。 なかなか面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
毎回です。毎度お馴染みです。 『向日葵の咲かない夏』からハマり、『シャドウ』『ラットマン』『片眼の猿』『背の眼』『骸の爪』『蟹の足音』『水の柩』などなど。とりあえず買い漁り読みました。 そして今回買ったのが『カラスの親指』です。 買った時は読む気が起きず、なかなか読まなかったのですが、読み出してからはもう手が止まりませんでした。 なんでもっと早く読まなかったんだろう! うまくいきすぎなオチでもありますが、道尾さんの文章力を持ってすれば、(私からしたら)十二分におもしろかったです(文章が変ですね、すみません(笑))。 ええと、ここで文頭に戻るのですが…… 道尾さんの本にハマッてから、大どんでん返しには慣れたつもりです。 しかし。毎回毎回、わかっているはずなのに騙されてしまうのです。 『きっとどんでん返しがあるだろう』 そう読む前に思っても、読みはじめてからはそんな考えどこへやら。消え去ってすっかり騙されます。 毎度お馴染み、このどんでん返し。騙されたのに爽やかな読後感。病み付きになります! 今回、なぜか読み終わってからも『おもしろかった』という思いばかりが込み上げてきました。 今のところ、私の中でぶっちぎり第1位です。 ※とてつもなく個人的な感想ですので、参考にはなさらないように。(笑) 質問しました! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
爽快でした。 読了感は、この一言に尽きます。 多々遍く伏線は私に隠れて虎視眈々と結末に備え、カタストロフで前触れもなく駆け出し帰結しました。 例えるなら、それは無数の錦鯉が泳ぐ池へ餌を投げ込んだ時のように。 下品とも言えるほどの飛沫を立て。 そして清清しいまでの勢いでもって。 餌の落下した一点へ集まった伏線達は、圧巻と形容する他ないほど爽快感溢れる結末を作り上げていました。 一方、酷評されている方が多々書かれている事にも誤謬はありません。 本書に現実味は皆無です。 それこそ例を挙げれば暇も無いほど不自然が詰め込まれていました。 しかしながら、それらを私はネガティブに評価しなかった。 何故か。 理由は、些か逆説的ですが、余りにもリアリティーに欠けていたからです。 モノダイアローグ共に軽快なテンポ然り。灰汁の強い登場人物然り。その他諸々の展開然り。提示される文字は本書がフィクションだと強く主張しています。 だからこそ私は、可能性云々を鑑みずにエンターテイメントとして結末を楽しむ事が出来ました。 オススメです。 未読の方は是非に。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
見事に騙さました。そして全てを包みこむような幸福感。これは読後感が良いですね。 個人的にはもっと刺激的なトリックが好みなのだけれど、これはこれでアリですね。最後は伏線だったシーンがこれでもかと提示されるので、あいすいませんという感じ。 でも一言、解説を先に読んではいけません!ばらしちゃってます。 5人が「大仕事」に取り掛かるまでが個人的にはちょっと長いので☆マイナス0.5かな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろかったです。 「やられました」 映画化されるということで楽しみです。 この小説を読んで 昔、マイケルダグラス主演の「ゲーム」という映画を観たときの「裏切られた感」を思い出しました。 「ああ〜〜そういうことだったのか..」 「やられた」と 余韻に浸りたい方は、こちらもおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天才の作品はいつでもどきどきさせられる。 いつものクールな道尾節には珍しく、 この作品の登場人物たちには非常に熱があるのが印象的。 主人公の武沢と、インテリのテツさん。 みみっちい詐欺で稼ぐ二人のところに転がり込んで来た姉妹と姉のカレシ。 それぞれに暗い過去と傷をもつメンバーが、 それでもいじましく家族ごっこを続けている日常が、ひずみ始める。 タケさんの過去のトラウマ、ヒグチに立ち向かう決心をした5人。 そうしてその顛末は? 一見ハッピーエンドから、ごろごろとストーリーは展開し、 そうしてまさにビックリのエンディングを迎える。 うーん。 よかったんだけど、すごくよかったんだけど、 こういうお芝居?っての? どんなにハッピーエンドでもあたしはそこに、嘘くささを感じてしまうので。 辻村深月の名前探しと同じ、エンディングの無理矢理さを感じるんだわ、これ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後に心から「面白い」と思える本は、数少ない。 しかし、 本書は、これに当たる。 ページ数を感じさせない読みやすさは、さすがである。 そして、 展開が軽快で、飽きがこない。 徹頭徹尾、最後の最後まで 「騙し」で覆われた作品。 最後の最後に伏線が完全に回収される様は、爽快である。 是非、騙されみてはいかがですか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「この作品が日本推理作家協会賞?」、特に中盤にかけて様々な部分で粗が目立ち始めました。しかし、そこでふと気付いたんです。「俺は今までかなりの本を読んできた。大賞作品の粗を見つけられる程に読み手としてのレベルがアップしてしまったのではないか…」。見事に勘違いでした。ラストの展開で私が感じていた粗は一つ一つ覆されていき、さながらオセロで逆転負けを喰らったような感覚を味わいました。 ある者は娘を、ある者は妻を、ある者は親を悲惨で形で失ったケチな詐欺達の「ONCE AGAIN」の物語です。序盤でメインキャラクター達が背負った重い過去が明らかにされていく場面は秀逸で「何でも良いからこいつ等には幸せになって欲しい」と思わずにいられませんでした。 残念だった点は、サブキャラクターのせいで物語の魅力が半減してしまったことです。彼(彼女)達のせいでメインキャラクターの背負った過去の重みが損なわれたり、話が冗長的になったりと負の効果しか感じませんでした。物語の構造上どうしても中盤の推進力が弱くなり、読者の興味が削がれていく中で、余計なエピソードでページを増やしてしまったのは完全にマイナスでした。話自体をタイトにするか、メインキャラクターを掘り下げるかしたら、確実に★★★★は付けられた作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は【問題が起きる→実はこうでした】の繰り返しなので途中で何が起きても都合良く解決されるパターンが見えてしまい 細かいトリックは良く考えられてるものの緊張感が無く中盤辺りからは物語に興味が無くなってしまいました。 またオチがご都合主義な所もあり無理矢理感は否めません。多数の伏線を回収しただけで納得してしまう人もいるでしょうがそこは少し違うような気がします。 でも序盤の主人公が追い詰められる所は面白かったので☆2つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
開幕直後の詐欺行為を連発していくところで引き込まれ、最後まで 一気に読むことができました。何と言ってもキャラクター魅力的なのが この作品の売りなのかなと思います。 主人公が過去に体験した出来事が最後まできちんと関ってきて、そのせいか 途中で飽きが来なかったのでしょう。そういった人間の部分を逃げずに書ける のが道尾さんの一番素敵なところだと、この作品で再認識できました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
開幕直後の詐欺行為を連発していくところで引き込まれ、最後まで 一気に読むことができました。何と言ってもキャラクター魅力的なのが この作品の売りなのかなと思います。 主人公が過去に体験した出来事が最後まできちんと関ってきて、そのせいか 途中で飽きが来なかったのでしょう。そういった人間の部分を逃げずに書ける のが道尾さんの一番素敵なところだと、この作品で再認識できました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
細かい部分までよく計算されてますね。 ちょっとしたギャグも笑えました。 でも、終盤がいまひとつだったように思えます。 なんだか読後感がすっきりしなかったところが残念。 でも楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
細かい部分までよく計算されてますね。 ちょっとしたギャグも笑えました。 でも、終盤がいまひとつだったように思えます。 なんだか読後感がすっきりしなかったところが残念。 でも楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
道尾さんは巧みに読者をミスリードし、 最後にあっと驚かせてくれる作家さんですね。 細かい描写も見事ですし、伏線の張り方も上手。 主人公たちの行動をハラハラしながら追いかけていく 展開も面白いと思いました。 読んだあと本当に満足しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
道尾さんは巧みに読者をミスリードし、 最後にあっと驚かせてくれる作家さんですね。 細かい描写も見事ですし、伏線の張り方も上手。 主人公たちの行動をハラハラしながら追いかけていく 展開も面白いと思いました。 読んだあと本当に満足しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー全体としては面白いとは思うのですが、終盤の真実に関しては現実に行うには無理でしょ・・・と冷めてしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリー全体としては面白いとは思うのですが、 終盤の真実に関しては現実に行うには無理でしょ・・・と 冷めてしまいました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!