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(短編集)
赫眼
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赫眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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小学生が読む怖い話、そんな本に書いてあるような内容しかない。 なんか怖い事が起こる、あれはなんだったのだろうか、どうでしたか、ところで、この話を聞いたあなた、気をつけてくださいね。 こんな感じのお話。陳腐すぎ、これで怖がるのはせいぜい子供、小学生くらいだろうよ。 大人がこれ読んだ怖がる、そっちのほうが怖いわ。 | ||||
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表題になっている『赫眼』を含め8つの短編と「怪談奇談・四題」と題する実話風聞き書き怪談4編からなる作品集。各編は独立しており、その点で「頭三会」の「家」シリーズとは異なるが、冒頭の『赫眼』は後に出てくるある一編と呼応している。 全体としてまあとにかく怪談ではあるのだが、どうも引き込まれて乗ってゆけないもどかしさがあった。普通は怪談だとのめりこんでしまい、読書を中断することが極めて困難なのだが、本作(に限らず三津田氏の作品の多く)は、逆に読むのがしんどくてなかなか前に進めないのだ。例えて言えば、下り坂の自転車と、20kgの荷物を背負って登る真夏の長い尾根道の違いだ。一つには、描写、特に空間・情景描写が意味もなく細かすぎて疲れるというのがある。第二に、繰り返し感過多もある。『よなかのでんわ』の対話、『合わせ鏡の地獄』の「弟」の行動の描写など、「いい加減に端折って筋を進めてくれよ!」と言いたくなった。 唯一怪談らしくて楽しめたのは『灰蛾男の恐怖』だが、これも紙芝居とそれに絡む事件の描写はややうるさかった。『死を以て貴しと為す』は、小池真理子氏の怪奇短編によく見られるどんでん返し。 全体に、岡本綺堂の怪談を泉鏡花の文体に置き換えてしまったような心地の悪いねちゃねちゃ感があり、「良い怪談に出会った」という幸福感は味わえなかった。世の中には、編集者から作家に転じて大成し、秀作を生んだ人は少なくないが、残念ながら三津田氏はその列には入っていないようである。 | ||||
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評判がよい怖い短編集とのことでしたので、期待しましたが、全く怖くないので途中で読むのを止めてしまいました。 残念な作品です。 | ||||
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著者の体験を元にした作品だということが、よくわかる。実話怪談には明確なオチってないものだから。 ただ、著者はプロなので、わざとオチをつけないのかも?とも思うけど、まあね。だいじなのはリアリティだから、本当に実話かどうかは関係ない。 とても楽しめます。 「それで、それで、どうなるのかな?」と、どんどん読み進みたくなる。 想像をめぐらすのは楽しい。 | ||||
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物の怪に出会う、霊能力のある肉親に怒られる、外に出ては行けない、これを読んだ人のところに物の怪が来る。 ネット怪談を読んだことある方ならピンとくるキーワードですが表題作の赫眼はそのままの話でした。 赫眼以外にもこれらのキーワードは何度も登場します。 特に「これを読んだ人のところに物の怪がくる」というのは小学生並みの非常に幼稚な手法で読者を馬鹿にしていると思います。 文章は上手で読んでいると怖がらせてもらえましたが最後で興醒めさせられました。 全体としては面白い短編が多いのに残念です。 | ||||
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「七人の鬼ごっこ」がそこそこ楽しめたんですが、そのレビュー拝見したらこの作品の方が怖いみたいな評価があったので読んでみました。 頭から二本読みましたが…正直怖くも何ともありませんでガッカリ。まさかの挫折。 活字とホラーは相性良いと思ってただけにショック。 普段はミステリーしか読まないのですが著者の東城幻哉シリーズのファンだから多少は期待したのですが。 怖さを感じないとこの手のストーリーは嘘臭いというかいかにも作り物みたいな世界・印象しか残さないので残念でした。 一本あたりの文量が少ないのが原因かもしれません。これを素材に中編とまでいかなくてもある程度分量があれば各々楽しめる話になれたのではないかと思います。 | ||||
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