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無伴奏
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無伴奏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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冒頭でオチ言っちゃってるし、読者を引きこむには勿体ぶりすぎる表現が多いです。「この時こうしていれば、この後ああはならなかったかもしれない。」みたいなドラマ仕立ての文句は効果的に使わないとげんなりさせるだけです。 一読した後の感想は、小池さんってミーハーな人なんだなぁ…でした。 『恋』『欲望』の後に読んだので、性の異端的な話が好きなだけなんだろうなという印象でした。登場人物がみんな美男美女なのも女流作家の典型って感じで辟易させられました。 主人公の回想が主軸にしても、事件後の描写がおざなりな感じがします。道徳倫理に反した恋愛の結末があの展開は小説だからこそありなんだと思います。 ただただ主人公の恋物語を悲しく美しく描いてるだけに思えました。 | ||||
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女性作家が皆そうだとは言い切れませんが、どうも男性作家に比べるとむずがゆくもどかしい表現が多いような気がします。 本作も所々ひとりよがりで「ハイハイ」と諭してしまいたくなるような画面が出てきます。 著者は学生時代ずいぶんとおモテになり、華々しいキャンパスライフを送っていたのだろうな〜とゲスな勘繰りを入れたくなるほど、 この作品は美しく輝いております。 家がそこそこ裕福で自由奔放に毎日を謳歌し、時に思い出したいように喫茶店で詩的なことをつぶやく。 人それぞれ好き嫌いはあるでしょうが、私はこんな主人公には共感できませんでした。 大抵の人間はもっと悩んだり迷ったり、泥臭かったり格好悪かったりするはずです。 が、これは単なるやっかみで、異性ときらびやかなお付き合いしているような方からすれば本書はとても面白いのかもしれません。 同性愛をテーマにしている分、ストーリーは重いといえます。 でも終盤の展開には「え?」とうなってしまうような… 結局この本は何を伝えたいのでしょうか。 最後までよく分かりませんでしたが、江國香織とか辻仁成が好きな人には合うのかもしれません。 逆に、それらの作家があまり好みでない、私のような方にはオススメできませんね。 | ||||
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