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悪果
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悪果の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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黒川博行さんの本です。 大阪府警のマル暴担当刑事の堀内を主人公として、その相棒の暴力刑事伊達のお話しでした。 最初は、賭博のがさ入れからはじまるのですが、だんだんとそのガサによって、芋づる式にコトが露見していって、 それを堀内と伊達が追いかけていく、という感じの話でした。 大阪府警のマル暴は腐ってるんだなぁ、という感じでして、 警察こそがヤクザ組織で、まさに「桜田門組」のシノギの話って感じがしました。 マル暴担当の刑事は、もうほとんどヤクザ屋さんでして、 そういうヤクザのシノギの大変さが描かれていました。 主人公の堀内は、妻がマルチ商法の○ムウエイにがっつりはまっていて、家庭生活はほとんど営んでなくて、 クラブのホステスを愛人にしていて、その愛人の杏子相手に、 「教えといたろ。警察官は三とおりある。ごますりの点取り虫と、まじめなだけのボンクラと、ほんまもんの捜査ができる本物の刑事や。おれは本物のマル暴担やぞ」(272㌻) ですからね。 「本物」と書いて、「モノホン」とルビがふってあります。 仕事が出来ることが、やり甲斐と結び付いてないところから、グレていくというか、拗ねていって、そこからマル暴担で悪い人間になる、というような、転落人生が描かれているのだと思いました。 ヤクザとマル暴の堀内&伊達の、丁々発止のやりとりだとか、次から次へと話が展開していくのが、なかなか面白かったです。 個人的には、伊達の天衣無縫ぶり、暴力刑事ぶりが、ビートたけしの映画みたいで、面白く思いました。 | ||||
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面白くなくは無いのだが、疫病神の個性豊かな登場人物たちと比べると、特に主人公堀内のキャラが充分立ち上がって来ないのが、ややストレス。 | ||||
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疫病神シリーズが好きで、こちらを読んだのですが、リアルに描いていて、淡々と地味目。読んでいて、途中で疲れてしまいました。比べると、疫病神シリーズは、ドタバタ・アクションのファンタジーだから、楽しめると分かりました。警察小説で同様な世界ならば、「孤狼の血」の方が、面白いです。 | ||||
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そうですね、二宮 桑原コンビに較べるといまいちかな笑 桑原 二宮のこんとがおもろいけど 伊達とは今一 | ||||
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大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、淇道会が賭場を開くという情報を拇み、開帳日当日、相棒の伊達らとともに現場に突入し、27名を現行犯逮捕した。取調べから明らかになった金の流れをネタに、業界誌編集長・坂辺を使って捕まった客を強請り始める。だが直後に坂辺が車にはねられ死亡。堀内の周辺には見知らぬヤクザがうろつき始める…。黒川博行のハードボイルドが結実した、警察小説の最高傑作。 | ||||
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主人公と柔道が強いその相棒の関西弁コンビがユーモラスでキャラが立っていてよい。 殺人者に対して殺人を見逃すかわりに金を請求して、私腹を肥やす警察が本当にいたら怖い。 小さなことで私腹を肥やすのはよいとして、殺人罪は立件して欲しかった。 | ||||
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迅雷に続いて黒川博行さんの作品は2作目です。 迅雷のスピード感はそのままに、 事件のスケールもアップし、普通にはおもしろかったです。 ただ迅雷同様、リアリティに拘りすぎているからなのか、 びっくりするような展開やラストがなく、 特別おもしろい作品ではありませんでした。 | ||||
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