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(短編集)

文福茶釜



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【この小説が収録されている参考書籍】
文福茶釜
文福茶釜 (文春文庫)

文福茶釜の評価: 4.55/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

専門的ながら軽く楽しめる

化かし化かされ化かし合い。ミステリー小説が好きで色々なものを読んできましたが古美術ミステリーは初でした。ミステリーとはいえ殺人などはありません。本物か偽物か?という一点のみの駆け引きにも関わらず、ここまで面白い話を作れることに作者の力量を感じました。
文章は非常に淡白。私の好みからいうともう少し登場人物たちの背景や感情の機微などといった描写が欲しいところでしたが、その分ページ数は少なくあっさり読めます。
専門用語が大量に出てくるので最初はちょっと面食らうかも。しかし完全には理解できなくても「つまりどういうこと?」とはならないと思います。古美術の知識が皆無でもプロ同士の駆け引きを楽しめるように仕上げられている秀作。☆3にしていますが☆3.5といったところかな。
文福茶釜Amazon書評・レビュー:文福茶釜より
4163184406

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