■スポンサードリンク
キャッツアイころがった
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
キャッツアイころがったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、第4回(1986年)サントリーミステリー大賞の大賞受賞作品である。ちなみに、同回読者賞は「源氏物語人殺し絵巻」長尾誠夫著である。その他に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞の短編部門を受賞している。元高校の美術教師という経歴を活かした作品も多く、関西弁をしゃべる登場人物が味のある作品のスパイスとなっており、著者らしい作風となっていよう。 内容は、滋賀、京都、大阪で殺された男からはなぜか宝石のキャッツアイが発見された。京都での被害者である村山が通う美術大学の同級生の啓子と弘美が、美大探偵団を結成し、不純な動機から犯人探しをはじめる。その美大探偵団は、被害者のスケッチブックを見て、村山が死ぬ直前に行っていたインドへと飛ぶ。 一方、警察は3人を繋ぐ唯一の線であるキャッツアイから事件解決への糸口を手繰り寄せようと試みる。そして、地道な捜査によってようやくあぶり出された容疑者。しかし、そこにはあの美大探偵団の姿も‥‥。果たして犯人は捕まるのか!? たいへん面白かった。そして、読んでいると何だか懐かしさを覚えた。たぶん小学生の頃に読んだ、あの「ズッコケ3人組」とおなじ匂いを感じたからだろう。超高級な「ハラハラ・ドキドキの犯人探し」といった感じなのだ。著者も、はずれの少ない作家のひとりであろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、第4回(1986年)サントリーミステリー大賞の大賞受賞作品である。ちなみに、同回読者賞は「源氏物語人殺し絵巻」長尾誠夫著である。その他に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞の短編部門を受賞している。元高校の美術教師という経歴を活かした作品も多く、関西弁をしゃべる登場人物が味のある作品のスパイスとなっており、著者らしい作風となっていよう。 内容は、滋賀、京都、大阪で殺された男からはなぜか宝石のキャッツアイが発見された。京都での被害者である村山が通う美術大学の同級生の啓子と弘美が、美大探偵団を結成し、不純な動機から犯人探しをはじめる。その美大探偵団は、被害者のスケッチブックを見て、村山が死ぬ直前に行っていたインドへと飛ぶ。 一方、警察は3人を繋ぐ唯一の線であるキャッツアイから事件解決への糸口を手繰り寄せようと試みる。そして、地道な捜査によってようやくあぶり出された容疑者。しかし、そこにはあの美大探偵団の姿も‥‥。果たして犯人は捕まるのか!? たいへん面白かった。そして、読んでいると何だか懐かしさを覚えた。たぶん小学生の頃に読んだ、あの「ズッコケ3人組」とおなじ匂いを感じたからだろう。超高級な「ハラハラ・ドキドキの犯人探し」といった感じなのだ。著者も、はずれの少ない作家のひとりであろう。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!