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キャッツアイころがった



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キャッツアイころがったの評価: 6.00/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

まあまあでした

枚数が足りなかったかな。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(7pt)

黒川氏とは思えない部分もあり

1986年サントリーミステリー大賞を受賞し、黒川博行の名を知らしめることになった記念碑的作品。現在の作風からは想像できないような軽さが微笑ましいライトなミステリーである。
滋賀県の湖で発見された惨殺死体の胃の中に、キャッツアイが入っていた。その一週間ほど後、京都で毒殺された美大生の口からキャッツアイがこぼれ落ちた。さらに数日後、釜ヶ崎で凍死した日雇い労働者は口にキャッツアイを含んでいた。事件は「キャッツアイ連続殺人事件」として合同捜査されることになり、滋賀、京都、大阪の警察によるメンツをかけた競争が始まった。一方、殺害された美大生の同級生たちは、素直に警察には話せない事情から素人探偵として美大生殺害の謎を解くため、被害者が殺される前に旅行したインドへと旅立った。
3つの事件をつなぐものは何か? 警察と素人が別々のルートから真相にたどり着くまで起伏に富んだストーリー展開が面白い。事件の様相、犯罪の動機、真相解明までの道のりも破綻なく、説得力がある。それでも、探偵役が女子大生というところで、黒川博行ファンが期待する「黒川節」が見られないのが残念。
ただ、ミステリーとしては良く出来ているので、軽めのミステリーが好きな方にはオススメだ。

iisan
927253Y1

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