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汝の名
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汝の名の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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「明野照葉」を知らずしてミステリーを語るな,と帯にあったが,全く気にすることはない。 途中から話の展開がある程度読めてしまうし,暗いだけの話。 ひまつぶし程度にはいいかもしれないけど,ミステリーを楽しみたいと思うなら,他の本を読んだ方がいいかも。 | ||||
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姉:陶子と妹:久恵という対照的な仮面姉妹が、それぞれに違った生き方をしているのが特徴。 一時、勝ち組 負け組という言葉が盛んに使われたが、この小説も非常に分かりやすくその「勝ち負け」を上手く取り入れている。けれど実は、勝ち負けに関係なく、主人公の陶子&久恵のどちらもが、それぞれの人生を生きるのに必死であり、その生き方に共感こそできないが、そうゆう生き方もあるのかという感もあり、小説として読んでいてなかなか面白く、なかなか恐ろしい。 孤独な老人を利用する久恵みたいな人は、現実に確実に存在しうるし、陶子みたいに派手で女を武器にしつつ、使える人は使え的な分かりやすい発想をする人も、また確実に存在しうるだろう。 ラスト久恵の結末は、きっとそうくるだろなぁ〜と、ある程度は予想がつく結末だった。 だからこそ、先が読める分、安心して読み進め、小説としてなかなか読み応えがあった。 | ||||
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姉:陶子と妹:久恵という対照的な仮面姉妹が、それぞれに違った生き方をしているのが特徴。 一時、勝ち組 負け組という言葉が盛んに使われたが、この小説も非常に分かりやすくその「勝ち負け」を上手く取り入れている。けれど実は、勝ち負けに関係なく、主人公の陶子&久恵のどちらもが、それぞれの人生を生きるのに必死であり、その生き方に共感こそできないが、そうゆう生き方もあるのかという感もあり、小説として読んでいてなかなか面白く、なかなか恐ろしい。 孤独な老人を利用する久恵みたいな人は、現実に確実に存在しうるし、陶子みたいに派手で女を武器にしつつ、使える人は使え的な分かりやすい発想をする人も、また確実に存在しうるだろう。 ラスト久恵の結末は、きっとそうくるだろなぁ〜と、ある程度は予想がつく結末だった。 だからこそ、先が読める分、安心して読み進め、小説としてなかなか読み応えがあった。 | ||||
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『女神』がある意味面白く好きだったのでなんとなく 内容のかぶるこちらも購入。 面白かったです。 結局この著者は、自分をマネジメントする女性が なんだかんだ言って好きなのかなと この2冊を読んで思いました。 ヒロインの正反対な2人は、どちらも病的な人ですが、 どちらもなかなか根性があって好きですね。 | ||||
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若くして美貌の女社長の"イケてる女"陶子と見かけも性格も"イケていない女"久恵が、主客を転倒しながら、ドロドロした怨念の闘争を繰り広げる、と評判の作品。だが、一読してサッパリ面白くなかった。 陶子と久恵の性格設定や境遇にこれと言った工夫がなく、物語はむしろ淡々と進む。読んでいて、どのような工夫が考えられるか悩む程。久恵の姉の旦那が、陶子の前に"白馬の騎士"として現われるとか、何らかの意外性を盛り込むべきだったろう。物語では、単に愚かな二人の女性が延々と復讐劇を繰り広げると言うだけで、何のアイデアもない。結末も余りにも中途半端。 その他、気になったのは、作者がしきりに「時代」を強調する点。「こんな「時代」だから、こうした生き方をしても仕方がない」との登場人物を弁護するセリフは余計だろう。自作の拙さも「時代」のせいにするつもりだろうか ? | ||||
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若くして美貌の女社長の"イケてる女"陶子と見かけも性格も"イケていない女"久恵が、主客を転倒しながら、ドロドロした怨念の闘争を繰り広げる、と評判の作品。だが、一読してサッパリ面白くなかった。 陶子と久恵の性格設定や境遇にこれと言った工夫がなく、物語はむしろ淡々と進む。読んでいて、どのような工夫が考えられるか悩む程。久恵の姉の旦那が、陶子の前に"白馬の騎士"として現われるとか、何らかの意外性を盛り込むべきだったろう。物語では、単に愚かな二人の女性が延々と復讐劇を繰り広げると言うだけで、何のアイデアもない。結末も余りにも中途半端。 その他、気になったのは、作者がしきりに「時代」を強調する点。「こんな「時代」だから、こうした生き方をしても仕方がない」との登場人物を弁護するセリフは余計だろう。自作の拙さも「時代」のせいにするつもりだろうか ? | ||||
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ドロドロと陰湿な女の戦いを、サスペンスタッチで描いた作品。 はっきり言って、昼の連ドラかレディスコミックなみのレベルで 失笑してしまうような部分も多々あり。。。 ホテルチェーンの御曹司が主人公にプレゼントするフランクミューラーの 時計を「100万はくだらないだろう。。。」なんていうくだりは 「フランクミューラーで100万っていったら最低ランクだよ」って ツッコミをいれたくなった(笑) 登場人物の誰にも感情移入も共感もできないヤな女や、ダメ男のオンパレード。 女子供だまし底の浅い作品だが、暇つぶしに一気に読める読みやすさと スピーディーな展開にとりあえず飽きずに読めたので星は2つ。 | ||||
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展開は読めるし、無駄な表現も多く緊張感を持続して読める本では無い。 が都会に生きる女性の哀れさを表裏一体で表現しているのは見事で、怖い。 いささか、ご都合主義な点は、陶子が久恵に嵌められていた時に出てきた携帯電話。 付き合いが長いのなら、久恵が気が付いても良いのではと感じる。 また、パソコンが壊された久恵が絶句するが、ハードディスクが無事なら復旧も可能では無いのか? 女性なので、メカ物には弱いとは思うが大事な点で「なんだかなぁ」と思わせるのは とても残念である。 | ||||
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作者女の人なの? すごく丁寧にかかれていたなー。 現代のリアルな女の戦争ですね...人の真似をして自分の幸せと他人の幸せをあわせようとする女は幸せにはなれないと。 すごく冷静に描かれている。 今って「結婚している」=「勝ち組」みたいな言い方しているけどそれって間違っている。 陶子はちゃんと自分なりの自分を持って自ら勝ち組になっていくのは尊敬する。 陶子も久恵も良く見ると色々と許せないようなことはしているんだけど、やり方は多少いろいろあるけど、清純正統なのが絶対正義かといえばそうではないだろう。 私も陶子側にはなれないけど、やはり陶子のような人が評価される世の中でいてほしいと思う。 結局容姿が良くても、努力しないとほしいものは手に入らないのよね。 人によって感想がすごくわかれそう。 とにかく素直で真っ直ぐで汚いことは大嫌いなヒーローが正義だと思っている人にはダメかも。 いいじゃない汚いこともあるのが普通だ。 | ||||
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作者女の人なの? すごく丁寧にかかれていたなー。 現代のリアルな女の戦争ですね...人の真似をして自分の幸せと他人の幸せをあわせようとする女は幸せにはなれないと。 すごく冷静に描かれている。 今って「結婚している」=「勝ち組」みたいな言い方しているけどそれって間違っている。 陶子はちゃんと自分なりの自分を持って自ら勝ち組になっていくのは尊敬する。 陶子も久恵も良く見ると色々と許せないようなことはしているんだけど、やり方は多少いろいろあるけど、清純正統なのが絶対正義かといえばそうではないだろう。 私も陶子側にはなれないけど、やはり陶子のような人が評価される世の中でいてほしいと思う。 結局容姿が良くても、努力しないとほしいものは手に入らないのよね。 人によって感想がすごくわかれそう。 とにかく素直で真っ直ぐで汚いことは大嫌いなヒーローが正義だと思っている人にはダメかも。 いいじゃない汚いこともあるのが普通だ。 | ||||
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中盤くらいまでは読ませるのだが、最後まで読んで感じたのは説得力の無さだった。おそらく読者の予想を裏切ることを優先させているのだろうが、そのために物語の整合性が犠牲になっているように感じられた。登場人物も途中でキャラクターが大きく変化するのだが、その理由が残念ながら十分な説得力を持っていない。ストーリーの意外性を持たせるためにキャラクターを変えてみたものの、理由はとってつけたような印象でそれぞれの登場人物の行動に感情移入することを妨げている。また、意外性のために何らかのトリックを用いているわけでもないのでカタルシスが得にくい。 最後の復讐も実にせせこましいので、女の情念の恐ろしさを描く意図があったとすれば肩すかしとしか思えなかった。仮にその肩すかし感を描きたかったのだとしてもフリが足りないのでギャグとして弱い。(個人的にはギャグならばツッコミ役が欲しかったところだ。ここまできてギャグというのは田中啓文の小説のようで悪くないとも思うが。) ただ文章は悪くないし、そんなに期待しなければ普通の小説として成立しているだろう。最初が面白くなりそうだっただけに残念だった。 | ||||
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人間に対する冷徹な見方が新鮮である。人の心はその時の状況によって優しくもなるし、残酷にもなる。この小説は心理的な怖さを感じる。例えば見栄や孤独につけこむビジネスの存在、悪徳商法を裏で操る悪人、都会の老人の孤独や不安がリアルに描かれている。また主人公の妹役の女性は最初は控えめで慎ましく好感がもてたが、途中から恐ろしい化け物に変身していく怖さがある。惨めで弱い者には誰も目を向けないとか、家族でも世間体の悪い厄介者は家に寄せ付けない等の記述はテレビなどでは語られることのない真実であろう。 | ||||
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先の展開が読めなくて、一度読み始めたら続きがすごく気になってしまいます。人間の嫌らしさとか汚さが全面に出てて、色々考えさせられる怖い作品でした。度を越した女同士の闘いは、何となく「週末婚」を彷彿とさせます。文章も非常に読みやすいのでオススメです | ||||
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意外な方法でくるのかと思っていたけど、案外普通。途中から展開が読めてしまった。一気に読み上げたから、読みやすい作品ではある。ただ期待してしまった分、なんだかがっかりした。 | ||||
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意外な方法でくるのかと思っていたけど、案外普通。途中から展開が読めてしまった。一気に読み上げたから、読みやすい作品ではある。ただ期待してしまった分、なんだかがっかりした。 | ||||
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某デザイン系の本にこれのってたよ。やはり上記の人のいうとうりかな・・・?店頭ではあまり見かけないので稀少ということなのか・・・。んー。読んだ人、装幀を見た人の意見を教えてください! | ||||
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良いワインは良いラベルで見分けろ!という言葉がありように、これもそのような装幀! 白地に一見軽い感じの装幀か?と思いつつ手に取ると、いやそれが凝っている。 網目はシルバーでなんと言っても四角の窓から光る黒がなんだか不気味・・・。 それはあたかもこの本野内面を表しているかのようだ!! 白黒、裏と表それはあたかも多重人格者のそれと似ている。 病んだ本でいうことはまちがいないだろう・・・。 手にした人はカバーをはずしてみよう。このワインのように深く目で味わってもらいたい一品。★★★★★ | ||||
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良いワインは良いラベルで見分けろ!という言葉がありように、これもそのような装幀! 白地に一見軽い感じの装幀か?と思いつつ手に取ると、いやそれが凝っている。 網目はシルバーでなんと言っても四角の窓から光る黒がなんだか不気味・・・。 それはあたかもこの本野内面を表しているかのようだ!! 白黒、裏と表それはあたかも多重人格者のそれと似ている。 病んだ本でいうことはまちがいないだろう・・・。 手にした人はカバーをはずしてみよう。このワインのように深く目で味わってもらいたい一品。★★★★★ | ||||
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