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汝の名
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汝の名の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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久恵ちゃんも悪いことをしましたが、陶子ちゃんに比べたら可愛いものです。人生を狂わされた人の数が違いますから。 だからこそ、オチは別の形を期待していましたが……。というか、話の流れからして、あれはどうかなと。これなら終盤であんなに陶子でページを使う必要ないでしょう。性格の悪さを際立たせたかったのかもしれませんが、話の配分がよくないですね。 この作家の本は初めて読みましたが、台詞がわざとらしいし堅苦しいかな? あとたった一度しか登場しない人に、一々名前をつける必要ありますか? 鬱陶しいだけでした。たぶんもう、この人の本は読まないな。 | ||||
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執念というのかしつこいですね。最後は気持ち悪かった。 内容にかなり無理があると思う。 | ||||
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容姿端麗、才色兼備の姉・塔子と、地味で陰気、そして凡庸な妹の久恵の愛憎関係を描いたサスペンス。表紙絵の迫力と帯に踊る評価の高さに期待を込めて読み進めた。1.昼ドラレベル。リアルな女性の心理描写?・2人の女の虚栄心や僻み、被害妄想が暴走している。なんでも他人や運のせいにする。これは私は男なので真偽は追及しない。・2人の関係について新たな事実。読者を驚かせようとしているようだが無理がある。あそこまで強引だと、どんでん返しではなく、矛盾、というのだと思う。 はっきり、私は混乱し、戻って読み直した。家の中でまで、24時間演技するのは人間には不可能だろう。・プロローグの理矢子ー塔子へのつながりについても、無理がある。そんな都合よく人は変われない、それが【業】なんでしょ?人物像が豹変しすぎ。・全てを把握した久恵にクライマックスの携帯電話がばれなかったことは無理があるし、連絡する相手も変。・その前に、他人を損得で判断し、人をだます知恵が回り、体のケアを怠らない塔子が、倒れるまで身体の異常に気づかず、専門知識を持つ久恵への疑念を持た ない、というのも無理がある。・最後、死にそうだったのに、復讐の内容が、全然怖くない。ブラック・ユーモアレベル。2.なぜか社会派を標榜するフェミニスト?作者は、フェミニストなのだろうか、女性を代表して、現代社会が女性に強制する生き方と、それに立ち向かう女性としての1つの理想像を描きたかったようだが、完全に空回りしている。どうも、バブル時代の、【キャリアウーマン=女性として美しく強く、華やかに社会的な成功を収めた理想像】といった価値観の代表選手のようである。成功すれば女性の理想像とし、失敗すれば被害者面をする。男女平等でないことに不満を持ちながら、一番、女性を理由にし、女性を言い訳にし、女性を意識し誇張しているのは登場人物たちであり作者である。たとえば、・結局最後まで、男に取り入って体を餌にして成功を収めていることを、男を利用して成功を収めた、と勝手に都合よく解釈している。結局は金持ち/外見のよ い男に寄生して生きているだけであるのに、自立していると思っている。男の贈り物は当然で、女からはプレゼント1つ与えていないし。・弱者としての女性に目を向けない社会を問題視。弱者に目を向けろといっているようで、途中から年寄りよりも女性を弱者に置きかえる被害妄想。・全て外見で判断する社会=男を問題視。そういいながら自分も男を金か外見か役立つかで判断。・バブル時代の誤った男女平等の価値観にとらわれている。 女性の社会進出=女性の幸せ、という価値観。ものがあれば幸せ、ではなかったと気づいた、と作者がいうように、本が書かれて5年後、社会進出して男と同じ ように働けば女性は幸せ、というものでもなかった、と気づき始めている。この婚活全盛、就職難の時代には、時代遅れの価値観である。現代社会を鋭く切り裂いた、といわれたかったのかもしれないが、空振りである。かわりに・・・皮肉にも、何でも自己中心的な考え方をするのが女性、という意味では、この作品自体がバブル世代の女性像をあらわすのに大成功をしている。正直、一番怖かったのは、表紙絵と帯の宣伝だった。 | ||||
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書店のポップに惹かれて購入。 惰性ですがなんとか読破できたレベルの作品です。 まずこの作者が女性だとは思えない。 男性が「女の確執ってこんなんだろうな」って妄想して書いているんじゃないかと ついつい疑ってしまいました。 また主人公が薬を飲まされ続けていて意識朦朧としているにも関わらず 極めて理性的な思考を持続することができた点は、話の肝になるだけに非常に気になりました。 さらに納得いかなかったのが、主人公は過去と決別するために偽名を使っていた点。 地元の学生時代から華やかで男性からも人気があった主人公が本来の姿であれば、 不本意な恋愛をしていた時期が「本当の自分」とかけ離れていたのはずであるので 偽名を使う必要はないと思うのですが。 ちょっと思い返しただけでも、もやもやとした疑問だらけの作品です。 | ||||
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某書店員がこの作者を発掘してそこから口コミで人気が広がり売り上げを上げたとか。帯に明野照葉を知らずしてミステリーを語るなとかご大層な煽りがあったり書店員の話を聞いて大いに期待して読んだが…つまらないし話が突っ込みどころが満載で感情移入が出来なかった。ラストで盛り上げてくるかと我慢して読んだが最後まで肩すかしをされる陳腐な終わり方に正直ガッカリした。汝の名というタイトルから名前がテーマだが火車の劣化版もいいところだ。サスペンスが読みたかったのにお金も時間も損をした! | ||||
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「明野照葉」を知らずしてミステリーを語るな,と帯にあったが,全く気にすることはない。 途中から話の展開がある程度読めてしまうし,暗いだけの話。 ひまつぶし程度にはいいかもしれないけど,ミステリーを楽しみたいと思うなら,他の本を読んだ方がいいかも。 | ||||
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若くして美貌の女社長の"イケてる女"陶子と見かけも性格も"イケていない女"久恵が、主客を転倒しながら、ドロドロした怨念の闘争を繰り広げる、と評判の作品。だが、一読してサッパリ面白くなかった。 陶子と久恵の性格設定や境遇にこれと言った工夫がなく、物語はむしろ淡々と進む。読んでいて、どのような工夫が考えられるか悩む程。久恵の姉の旦那が、陶子の前に"白馬の騎士"として現われるとか、何らかの意外性を盛り込むべきだったろう。物語では、単に愚かな二人の女性が延々と復讐劇を繰り広げると言うだけで、何のアイデアもない。結末も余りにも中途半端。 その他、気になったのは、作者がしきりに「時代」を強調する点。「こんな「時代」だから、こうした生き方をしても仕方がない」との登場人物を弁護するセリフは余計だろう。自作の拙さも「時代」のせいにするつもりだろうか ? | ||||
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若くして美貌の女社長の"イケてる女"陶子と見かけも性格も"イケていない女"久恵が、主客を転倒しながら、ドロドロした怨念の闘争を繰り広げる、と評判の作品。だが、一読してサッパリ面白くなかった。 陶子と久恵の性格設定や境遇にこれと言った工夫がなく、物語はむしろ淡々と進む。読んでいて、どのような工夫が考えられるか悩む程。久恵の姉の旦那が、陶子の前に"白馬の騎士"として現われるとか、何らかの意外性を盛り込むべきだったろう。物語では、単に愚かな二人の女性が延々と復讐劇を繰り広げると言うだけで、何のアイデアもない。結末も余りにも中途半端。 その他、気になったのは、作者がしきりに「時代」を強調する点。「こんな「時代」だから、こうした生き方をしても仕方がない」との登場人物を弁護するセリフは余計だろう。自作の拙さも「時代」のせいにするつもりだろうか ? | ||||
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ドロドロと陰湿な女の戦いを、サスペンスタッチで描いた作品。 はっきり言って、昼の連ドラかレディスコミックなみのレベルで 失笑してしまうような部分も多々あり。。。 ホテルチェーンの御曹司が主人公にプレゼントするフランクミューラーの 時計を「100万はくだらないだろう。。。」なんていうくだりは 「フランクミューラーで100万っていったら最低ランクだよ」って ツッコミをいれたくなった(笑) 登場人物の誰にも感情移入も共感もできないヤな女や、ダメ男のオンパレード。 女子供だまし底の浅い作品だが、暇つぶしに一気に読める読みやすさと スピーディーな展開にとりあえず飽きずに読めたので星は2つ。 | ||||
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