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彼女はたぶん魔法を使う
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彼女はたぶん魔法を使うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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★★★★☆ | ||||
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樋口有介氏を初読み。面白かった。仕事ができて、女好きで、モテる主人公。理想っぽくていい。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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「知ってました?」 初めての樋口有介氏の作品にして、最高傑作。 文庫で読んだけれど、再読・保管用に購入。 良いです。 | ||||
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本屋で探すのは大変で、このシステムだと、探すのが楽で、しかも質のいい本が買えていい。 | ||||
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柚木草平シリーズ、第1作。 この一冊を読んでいると、女性は誰しも魔法を使うのではないかと思ってしまう。 一人称視点で描かれているので、主人公に感情移入して読むことが出来ます。 本作は、最後の最後まで、ハラハラさせられました。 | ||||
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38歳、離婚した妻と娘あり、洗濯好き、筋を通すために刑事をやめたフリーライター兼私立探偵で、署のキャリア女刑事が目下の恋人。 そういう柚木草平シリーズの開幕第一巻です。 恋人から回された仕事は、妹がひき逃げされた事件を探ってほしいと頼む女性からの依頼。 まず冒頭の10歳のおとなびた娘との会話が何ともハートウォーミングに始まり、主人公の性格が印象的です。 一人称なので、自分を整理したり、自分につっこんだり、という文体で、ちょっとフィリップ・マーロウ味が入っていますが、なにしろ現代日本社会なので、それを女たちから「気取りすぎ」とか言われることもあり、そのあたりのやりとりもいい感じです。 事件自体は、被害者の交友関係を地道に洗い、足で解決してゆく正統的なもので、もちろんトリック物ではなく、金と恋が絡んだ実際にありそうなリアリズムです。その中で草平が出会う女性たちがみなそれぞれに個性的で、魅力があります。草平の観察眼も冴えていて楽しめます。 草平のせりふ、よく読むと、いつも妙なところに読点があって、ワイズクラックしきれない彼の含羞を表しているようでおもしろい。 「最初から思ってたけど、柚木さんって、歳のわりに格好をつけすぎるところがあります」 「そういう問題では、ないと思うけどな」 「真面目な顔で、『二度と会うまいと決めていた』なんて言われたら、わたしの立場がないです」 「俺にだって、いろいろ、都合はある」 「誰にだって都合はあります。でも合うたびに気取られたら、わたしのほうが疲れます」 「君がそんなに疲れているとは、思わなかった」 じっくりと温かい肌触りの物語で、この粋な男と女(と言っても今回はみなかなり若い)の会話を楽しめます。 チャンドラーの重さではなく、どちらかと言うと片岡義男の雰囲気。 少しヘタレなこのマーロウのシリーズにつきあいたいと思います。 | ||||
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主人公のキャラクターが魅力的。38歳、結婚して娘もいるが別居中で、別に美人の彼女がいる。そして他の女にも目移りしながらも事件を解決していく。遠山の金さん、シティーハンターなど、普段は3枚目だけどやる時はやる主人公に惹かれる人は多いと思う。僕もその一人だ。 | ||||
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主人公のキャラクターが魅力的。38歳、結婚して娘もいるが別居中で、別に美人の彼女がいる。そして他の女にも目移りしながらも事件を解決していく。遠山の金さん、シティーハンターなど、普段は3枚目だけどやる時はやる主人公に惹かれる人は多いと思う。僕もその一人だ。 | ||||
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柚木草平は38歳。フリーのライターをしている元刑事です。 主人公はもう中年と言ってもいいのに、何故か爽やかな青春ミステリー小説として読めます。 登場する女性はみなさん魅力的で、ハードボイルドを気取る主人公は、とても惚れっぽいという三枚目具合が読んでいてとても微笑ましいです。 樋口有介という作家のトレードマークと言うべき洒落た会話。 やっぱりこの作者さんの小説は面白いですね。 | ||||
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柚木草平は38歳。フリーのライターをしている元刑事です。 主人公はもう中年と言ってもいいのに、何故か爽やかな青春ミステリー小説として読めます。 登場する女性はみなさん魅力的で、ハードボイルドを気取る主人公は、とても惚れっぽいという三枚目具合が読んでいてとても微笑ましいです。 樋口有介という作家のトレードマークと言うべき洒落た会話。 やっぱりこの作者さんの小説は面白いですね。 | ||||
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ロマンティストでハードボイルド。 美人に弱くて、心がつねに揺れてしまう。 こんな柚木さんの人生、うらやましいようでうらやましくない。 でも、嫌いにはなれないんですよね。 | ||||
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こういう軽妙洒脱な文体を駆使する人が減ったね。 時代の流れかもしれないが、残念である。 さて、樋口有介だが、ファンの方には失礼を承知の上で、 「口直し、あるいはデザート」にぴったりだと思う。 肩がこらず、さらっと読めて、結構面白い。 さて、魔法を使う彼女は誰だったんだろう。 | ||||
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主人公は女性に弱い。別居中の妻にはいつも電話でお説教、娘には振り回されるし、愛人にはいじめられるし、頼りなさそうな反面、よくモテる。そのちょっと情けない感じがあるため、キザなセリフも嫌みにならない程度の絶妙なバランスになっている。そして、事件関係者はおあつらえむきのように美女が多く、みーんな魅力的。なかでも今回の事件関係者夏原祐子はかわいい。これまた現実にはいない感じのにくいセリフの数々。ラストはそんな物語にふさわしく、思わずニヤリとしてしまう。 パズルゲームのような会話の楽しさと、ちょっと孤高の敗北者的な探偵という職業、『彼女はたぶん魔法を使う』というスキマスイッチでもつけないようなラブリーなタイトル。男の欲望みんなかえます的な娯楽作品。お腹いっぱいです。 ちなみに本作はシリーズで、第二弾のタイトルは、 『初恋よ、さよならのキスをしよう』 だって。たまらんな。 | ||||
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樋口有介のシリーズモノ。「このミス」にもランクインしている作品である。 ストーリー自体は普通の良くできた推理小説といった感じだが、なんと言っても次々に出てくる女性が魅力的。会う人会う人美女ばかりって、なんてうらやましい主人公なんだろう。 そしてこの作品の最も優れているのは主人公と女性との会話にある。ボケと突っ込みとまではいかないが、ああ言えばこう言う的なノリで、テンポ良く会話が進む。まさに会話はキャッチボールですな。 最後の終わりもユーモラスで笑える。爽やかな気分になりたいときに読むといいかも。 | ||||
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フリーライター柚木草平シリーズ第1作。 女好きの元刑事の主人公が軽口をたたきながら、依頼された女子大生の事故死の真相を解き明かしていく。 別居中の妻や娘との会話、出会う美女たちとの会話が軽妙で、かっこつけてるけど今いちキザには決まらないという絶妙のさじ加減が良い。 翻訳小説口調であったりリアリティーはなかったりするが、ニンマリする場面がたくさんある。 柚木はそういう2枚目半のキャラなのだが、刑事をやめる原因になった過去の事件のこともほのめかされ、単なる軟弱者ではない一面も見せる。 リラックスして楽しめ、十分満足した。 | ||||
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「中年男性の願望充足ファンタジー」などと言われるけれど、なかなかどうして、青春小説の爽やかさと、人生の半ばに差し掛かった(といっても38歳など、まだまだ青春後期?)男性のしたたかな視線が交錯して、女性にもとても楽しいミステリ。 謎解きとして十分な展開の面白さはあるものの、本格的推理とは言えない面もありますが、主人公を始めとする人物描写の面白さ、草平の憎めない軽口は一級品。 どうやらカッコいいらしい主人公の人相風体が描写されていないので、勝手な想像ができるのも嬉しい。 愉快なだけでなく、シニカルの一歩手前で踏みとどまる草平の思考をなぞるのも面白い。 | ||||
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主人公は、38歳。男性、離婚して10歳の娘には、逆に心配される始末。一人暮らし、恋人(?)あり。 そんな主人公に持ち込まれた事件は、女子大生のひき逃げ事件。警察には、事故と処理されているが、納得できない美人の姉からの依頼。ひき逃げされた女子大生の友人や関係者にあたるが、そこでまた殺人が。。犯人は、そして、動機は。。。 事件それ自体も、一ひねり、二ひねりあり、「あれれ!見落としてた」ということのが沢山あり引き込まれるものでした。 しかし、それ以上に、次々現れる美女と主人公の「掛け合い」、元の娘さんや奥さんとのやり取り、垣間見れる主人公の過去、大学生たちの描写、中年男の一人暮らし・・・読みどころ満点です。 引き込まれて、一気に読みきりました。 | ||||
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主人公は、38歳。男性、離婚して10歳の娘には、逆に心配される始末。一人暮らし、恋人(?)あり。 そんな主人公に持ち込まれた事件は、女子大生のひき逃げ事件。警察には、事故と処理されているが、納得できない美人の姉からの依頼。ひき逃げされた女子大生の友人や関係者にあたるが、そこでまた殺人が。。犯人は、そして、動機は。。。 事件それ自体も、一ひねり、二ひねりあり、「あれれ!見落としてた」ということのが沢山あり引き込まれるものでした。 しかし、それ以上に、次々現れる美女と主人公の「掛け合い」、元の娘さんや奥さんとのやり取り、垣間見れる主人公の過去、大学生たちの描写、中年男の一人暮らし・・・読みどころ満点です。 引き込まれて、一気に読みきりました。 | ||||
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事件や謎解きというよりも登場人物(主に美女)とのやり取りが主で, ややこしい話などなくさらりと進んできれいに終わる作品です. が,二転三転する真相や,ちょっと笑えるラストなどが飽きさせません. それに文章もすっきりしていてとても読みやすいです. また,主人公のバツイチ探偵は,カッコいいセリフをよく吐くのですが, 少しはずしたところがあって,それが憎めずにいい雰囲気を出しています. さてタイトルにある魔法を使ったという彼女. 作品内では具体的に誰がとか魔法の内容には触れられていません. ですので,あとでいろいろと考えてみるとおもしろいのではと思います. ただ『彼女』はたくさん出てきますのでなかなかむずかしいですよ. | ||||
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