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彼女はたぶん魔法を使う
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彼女はたぶん魔法を使うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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主人公のキャラクターが魅力的。38歳、結婚して娘もいるが別居中で、別に美人の彼女がいる。そして他の女にも目移りしながらも事件を解決していく。遠山の金さん、シティーハンターなど、普段は3枚目だけどやる時はやる主人公に惹かれる人は多いと思う。僕もその一人だ。 | ||||
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主人公のキャラクターが魅力的。38歳、結婚して娘もいるが別居中で、別に美人の彼女がいる。そして他の女にも目移りしながらも事件を解決していく。遠山の金さん、シティーハンターなど、普段は3枚目だけどやる時はやる主人公に惹かれる人は多いと思う。僕もその一人だ。 | ||||
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柚木草平は38歳。フリーのライターをしている元刑事です。 主人公はもう中年と言ってもいいのに、何故か爽やかな青春ミステリー小説として読めます。 登場する女性はみなさん魅力的で、ハードボイルドを気取る主人公は、とても惚れっぽいという三枚目具合が読んでいてとても微笑ましいです。 樋口有介という作家のトレードマークと言うべき洒落た会話。 やっぱりこの作者さんの小説は面白いですね。 | ||||
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柚木草平は38歳。フリーのライターをしている元刑事です。 主人公はもう中年と言ってもいいのに、何故か爽やかな青春ミステリー小説として読めます。 登場する女性はみなさん魅力的で、ハードボイルドを気取る主人公は、とても惚れっぽいという三枚目具合が読んでいてとても微笑ましいです。 樋口有介という作家のトレードマークと言うべき洒落た会話。 やっぱりこの作者さんの小説は面白いですね。 | ||||
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柚木草平シリーズ。 元刑事で、今は刑事事件専門のライター。 38歳、妻と子どもと別居中。 会う女、みんな可愛い。 全部恋しちゃう。 そんないい加減な男だが、 なぜか憎めないし、 モテテしまう。 警察が追わない事件なんかを、 小遣い稼ぎに探偵業。 女子大生が、交通事故で死んだ。 その死を不審に思う姉は、 草平に事件を探る依頼をする。 なんだか違和感のある依頼だったが、 調査が、進むにつれ、 不審な点が見えてくる。 そして、 そんな折に第二の殺人事件が起こる。 推理を楽しむというより、 草平の適当さと、 人間関係の複雑さを楽しむ感じでした。 ハードボイルドになりきれない、 三枚目だけど持てちゃう男。 なんか、 それだけで、楽しいよね。 | ||||
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ロマンティストでハードボイルド。 美人に弱くて、心がつねに揺れてしまう。 こんな柚木さんの人生、うらやましいようでうらやましくない。 でも、嫌いにはなれないんですよね。 | ||||
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1990年に講談社から出た単行本(1993年に講談社文庫)の復刊。 柚木草平シリーズの第1作。 いまどき珍しい正統派ハードボイルド。台詞回しも文体も、誰もが思い浮かべるとおりの調子である。主人公は強がっているけれど、実は傷つきやすい。女性を見れば、気障な台詞を吐く。最初はパロディか何かだと信じて疑わなかったのだが、著者はどうやら本気でハードボイルドを書いているらしい。びっくりした。 1990年に書かれたということはさておき、作品としては良く出来ている。トリックがややもたついた印象だが、描かれる世界、犯罪、社会性と、いずれも一定の水準をクリアしていると思う。 タイトルのセンスはどうかと思うものの、登場する女性も魅力的であった。 新本格ならぬ、新ハードボイルドというところか。 | ||||
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こういう軽妙洒脱な文体を駆使する人が減ったね。 時代の流れかもしれないが、残念である。 さて、樋口有介だが、ファンの方には失礼を承知の上で、 「口直し、あるいはデザート」にぴったりだと思う。 肩がこらず、さらっと読めて、結構面白い。 さて、魔法を使う彼女は誰だったんだろう。 | ||||
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主人公は女性に弱い。別居中の妻にはいつも電話でお説教、娘には振り回されるし、愛人にはいじめられるし、頼りなさそうな反面、よくモテる。そのちょっと情けない感じがあるため、キザなセリフも嫌みにならない程度の絶妙なバランスになっている。そして、事件関係者はおあつらえむきのように美女が多く、みーんな魅力的。なかでも今回の事件関係者夏原祐子はかわいい。これまた現実にはいない感じのにくいセリフの数々。ラストはそんな物語にふさわしく、思わずニヤリとしてしまう。 パズルゲームのような会話の楽しさと、ちょっと孤高の敗北者的な探偵という職業、『彼女はたぶん魔法を使う』というスキマスイッチでもつけないようなラブリーなタイトル。男の欲望みんなかえます的な娯楽作品。お腹いっぱいです。 ちなみに本作はシリーズで、第二弾のタイトルは、 『初恋よ、さよならのキスをしよう』 だって。たまらんな。 | ||||
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樋口有介のシリーズモノ。「このミス」にもランクインしている作品である。 ストーリー自体は普通の良くできた推理小説といった感じだが、なんと言っても次々に出てくる女性が魅力的。会う人会う人美女ばかりって、なんてうらやましい主人公なんだろう。 そしてこの作品の最も優れているのは主人公と女性との会話にある。ボケと突っ込みとまではいかないが、ああ言えばこう言う的なノリで、テンポ良く会話が進む。まさに会話はキャッチボールですな。 最後の終わりもユーモラスで笑える。爽やかな気分になりたいときに読むといいかも。 | ||||
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フリーライター柚木草平シリーズ第1作。 女好きの元刑事の主人公が軽口をたたきながら、依頼された女子大生の事故死の真相を解き明かしていく。 別居中の妻や娘との会話、出会う美女たちとの会話が軽妙で、かっこつけてるけど今いちキザには決まらないという絶妙のさじ加減が良い。 翻訳小説口調であったりリアリティーはなかったりするが、ニンマリする場面がたくさんある。 柚木はそういう2枚目半のキャラなのだが、刑事をやめる原因になった過去の事件のこともほのめかされ、単なる軟弱者ではない一面も見せる。 リラックスして楽しめ、十分満足した。 | ||||
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「中年男性の願望充足ファンタジー」などと言われるけれど、なかなかどうして、青春小説の爽やかさと、人生の半ばに差し掛かった(といっても38歳など、まだまだ青春後期?)男性のしたたかな視線が交錯して、女性にもとても楽しいミステリ。 謎解きとして十分な展開の面白さはあるものの、本格的推理とは言えない面もありますが、主人公を始めとする人物描写の面白さ、草平の憎めない軽口は一級品。 どうやらカッコいいらしい主人公の人相風体が描写されていないので、勝手な想像ができるのも嬉しい。 愉快なだけでなく、シニカルの一歩手前で踏みとどまる草平の思考をなぞるのも面白い。 | ||||
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好きな小説家のホームページに載っていたので読んでみたのだけど、どうにも読後の満足度というか消化が悪い。謎解きにしろ、キャラクタを前面に出すにしろ、もっと掘り下げて書けばいいのに、と思ってしまう。 続編が出ているようだけれど、食指は動かない。 | ||||
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主人公は、38歳。男性、離婚して10歳の娘には、逆に心配される始末。一人暮らし、恋人(?)あり。 そんな主人公に持ち込まれた事件は、女子大生のひき逃げ事件。警察には、事故と処理されているが、納得できない美人の姉からの依頼。ひき逃げされた女子大生の友人や関係者にあたるが、そこでまた殺人が。。犯人は、そして、動機は。。。 事件それ自体も、一ひねり、二ひねりあり、「あれれ!見落としてた」ということのが沢山あり引き込まれるものでした。 しかし、それ以上に、次々現れる美女と主人公の「掛け合い」、元の娘さんや奥さんとのやり取り、垣間見れる主人公の過去、大学生たちの描写、中年男の一人暮らし・・・読みどころ満点です。 引き込まれて、一気に読みきりました。 | ||||
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主人公は、38歳。男性、離婚して10歳の娘には、逆に心配される始末。一人暮らし、恋人(?)あり。 そんな主人公に持ち込まれた事件は、女子大生のひき逃げ事件。警察には、事故と処理されているが、納得できない美人の姉からの依頼。ひき逃げされた女子大生の友人や関係者にあたるが、そこでまた殺人が。。犯人は、そして、動機は。。。 事件それ自体も、一ひねり、二ひねりあり、「あれれ!見落としてた」ということのが沢山あり引き込まれるものでした。 しかし、それ以上に、次々現れる美女と主人公の「掛け合い」、元の娘さんや奥さんとのやり取り、垣間見れる主人公の過去、大学生たちの描写、中年男の一人暮らし・・・読みどころ満点です。 引き込まれて、一気に読みきりました。 | ||||
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事件や謎解きというよりも登場人物(主に美女)とのやり取りが主で, ややこしい話などなくさらりと進んできれいに終わる作品です. が,二転三転する真相や,ちょっと笑えるラストなどが飽きさせません. それに文章もすっきりしていてとても読みやすいです. また,主人公のバツイチ探偵は,カッコいいセリフをよく吐くのですが, 少しはずしたところがあって,それが憎めずにいい雰囲気を出しています. さてタイトルにある魔法を使ったという彼女. 作品内では具体的に誰がとか魔法の内容には触れられていません. ですので,あとでいろいろと考えてみるとおもしろいのではと思います. ただ『彼女』はたくさん出てきますのでなかなかむずかしいですよ. | ||||
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主人公は元刑事の妻子ある中年男なのに、やたらと美人に縁がある。 というか、初対面の女性でも取りあえず口説くのが<癖>になってしまっているような軽い男なのだ。 これだけだとただのムカつく男だが、それに負けない減らず口というか、洒落た会話で切り返す女性キャラたちの存在が光る。 D・ハンドラーの小説を思わせる(とまで言うと褒めすぎだが)会話のやりとりだけで、☆一つ分はあると思う。 話はオーソドックスなハードボイルドの探偵物語で、それほどストーリーにひねりはない。ただ、ちょっとしたサプライズがいくつか用意されていて、(ネタバレにならない程度に書くと)最後の最後まで女性たちに驚かされることになる。 | ||||
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