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(短編集)

ファイアボール・ブルース2



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【この小説が収録されている参考書籍】
ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)

ファイアボール・ブルース2の評価: 4.13/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

前作は良かったのですが……

前作がとても面白かったので読んでみましたが、いまひとつという印象でした。
ミステリ要素が低く、短編集なので、引きもそれほどあるとは思えません。
解説にある 「 近田のケジメ 」 がどのようなものか期待したのですが拍子抜けで、
フィクションなのですから、 「 近田によるあとがき 」 という体裁をとることの必然性も感じません。
前作とスタイルが違うところが残念でした。
ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)より
4167602040
No.2:
(3pt)

前作を上回る出来

こちらは短編集で、前作と比べると小説としての面白さはこちらの方が上である。今回は殺人事件は起きず、事件と言えばせいぜい「脅迫」ぐらいのもので、女子プロレスの日常のドラマに徹している。それが成功の要因だと思う。が、前回で展開した森社長の借金や広報の平田女史の進退などが全く触れられずに、元の鞘に納まっているのが気持ち悪い。「脅迫」と「リングネーム」が秀逸。とくに脅迫文書の文面が空恐ろしいほどにリアルである。近田の引退と彼女によるあとがきは、あまり後味のいい幕切れではない。女性レフリーのミッキーと、入門志願の阿部と君塚が尻すぼみ。ミッキーの後日談は是非必要ではなかったか。火渡のチャンピオンベルトの行方もうやむやに終わってしまった。与謝野の描き方がいい。彼女の存在で郡像劇の深みが出ている。
ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)より
4167602040
No.1:
(3pt)

女子プロレス界のドラマ

前作「ファイアボール・ブルース」の続編という形だが、どちらかというと番外編のような短編集。女子プロレスラーとしては半人前の近田を通して見た、女子プロレス界に起こる悲喜こもごもの人間ドラマが物語の中心。プロレスに興味がない人にはちょっと辛いかもしれない。ミステリーではないのでご注意を。
ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ファイアボール・ブルース〈2〉 (文春文庫)より
4167602040

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