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第三閲覧室
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第三閲覧室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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内容が単なる推理にとどまらず、基礎知識として深く知識として得られたことも良かった。例えば、製本の技術の推移が判ったし、稀覯本に対する蔵書家(愛書家)の本能というか執念もコレクター心理として理解出来、本に対する気持ちが、製本を手にして読んでいる自分にはとても面白く惹きつけられた。 ただ、最初にダイイングメッセージとして『見返し』という言葉が出てきたのに、本に関係する人達が、その言葉に思い至らなかったのは、ちょっと「?」ではあった。 読み応えあり◎ | ||||
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推理小説の性質上ここでストーリーについては語らないことにする。ある大学の図書館で起きた殺人事件に主人公である古書店主が挑戦するものだ。しかし、この際ストーリーは私にとって二の次だ。とにかく本に関する情報が満載されているのである。図書館における燻蒸作業と紙魚や虫の被害、戦前と戦後の紙の見分け方、印刷や活字に関する知識など豊富な情報がそこら中にちりばめられているのだ。これだけでこの本は手元に置く価値がある。 | ||||
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