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硝子のハンマー
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硝子のハンマーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 61~80 4/8ページ
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この作者さんの作品読むのは初めてですが、期待してたほどは面白く無かったです 探偵役の人は面白い設定だとは思いましたけど、人間的な魅力はあんまり無いかな…?これは全員に言える事ですが 長いわりには最後の辺りはあっさり終わった感じで、全ての複線は綺麗に消化しましたが、全体的にエピソードがぶつ切りな印象ですかね 良く出来てるけど…器用に良く出来てると言うべきでしょうか? この作者さんのあまり得意とした部分が生かせてないジャンルなのかもしれませんね 読む価値があるか?と言われたら、長い分、あんまり無いと答えるかも | ||||
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レビューに書いている方もいらっしゃいますが、犯人が殺人まで犯す必要性を全く感じない。この一点だけでも、推理小説として成立しないことを示している。賞を取った作品とのことだが、理解に苦しむ。貴志さんの作品には素晴らしいものが多々あるが、推理モノはやめた方がいいのではないかと思ってしまった作品です。 | ||||
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月9ドラマの鍵のかかった部屋の最終2話で映像化されているのでそれで見てしまっている人も多いかと思われるが、既にドラマを見て筋を知ってしまっている人も改めて原作である本書を読むと新たな発見があり楽しめるはずである。 ドラマに比べて前半の密室突破の推理過程のボリュームが凄い。ドラマではそれが殆どカットされていた。この試行錯誤の推理過程が本書の最も肝なのである。 後半は急に犯人視点の語りになるが、この構成はやはり賛否両論あるだろう。通常の構成では犯人の動機はここまで深く描けないので、犯人像をより印象的にするには最適だが、反面純粋な密室推理ものとしてはここでテンションが途切れた形になる。テレビドラマ版とは犯行の動機が微妙に違うが、テレビ版の方がより納得できるものとなっていた。 ドラマで既に見てしまった人が読んでも更に楽しめるボリュームのある一冊。日本推理作家協会賞受賞作でもあるので読んでない人は必読である。 | ||||
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正直いまひとつ釈然としませんでした。 セキュリティ関係のディティールの盛り付けかたは たしかにすばらしいです。 セキュリティ関係の情報を駆使して「不可能性」の状況を 提示し、可能性を仮説→検証でひとつづつ潰していく描写は、 なかなか読み応えがある。 しかし、2つどうしても見過ごせない欠点があります。 1.殺人の動機が苦しい。 動機を抱く大きな要因となる犯人の経歴も、まるでその動機を 導かんとするために無理やり設定したようなもので、 あれほどの大量な経歴の叙述が動機へと収斂する感じよりも むりむりそっちへもっていきたいがための誇大妄想者の話す ような大風呂敷な印象になってしまっています。 記述量の割りに納得感が薄い気がしました。 2.トリックがバレるきっかけやその要因となった理由がショボい 主人公がメイントリックに気がつくきっかけも結局は 犯人の楽観的な見積もりに起因しており、あれだけ緻密な準備を している犯人がそんなとこでそれだけの手しかうたないのかよ〜 とすこし納得できなかった。 メイントリック自体もそんなのでほんとに人間が殺せるの?と いう疑念が最後まで払拭できなかった。 | ||||
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読んでる最中は結構面白くページが進むのですが、読み終えた後、1ヶ月後くらいに「あれ、前、何よんでたっけ」という感じの本です。この人の作品は前にも何冊か読みましたが、どれもそんな感じです。どの作品も分厚いのですが、ダラダラといらない箇所が多いような気がします。多分、この人の作品はもう読まないと思います。 まったく面白くないわけではないので、暇つぶしにでもという感じですね。 | ||||
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嵐の大野君が主演するということで月9ドラマ版を見て気に入ったため、サウンドトラックを購入して聞き、さらにその世界観にはまりたくて原作も読んでみました。普段からミステリーを読んでいるわけでもなく、貴志先生の小説も初めて読みましたが、緻密な構成や情報量の多さ、キャラクターの面白さなど、小説世界にもどっぷりはまることができました。 でも、ドラマとはまったく別物という印象で、自分の中で、新たな人物像を作りながら読みました。ミステリーを読み慣れていないので、前半の仮説と検証の繰り返しには、正直、頭がついていかないところもありましたが、個人的には、第2部の犯人側からの視点に入ってからが、すごく怖くて引き込まれました。犯人の一家がハイエナたちの食い物にされ、悲惨な末路をたどっていくところが、陳腐なようで、私には妙なリアリティがあり、犯人が不運にもめげず、泣き言ひとつ言わず生き延びようとする姿、でも、ふと自分もガラスの向こう側の世界に行けたはずなのにと思うところなど、やけに感情移入してしまいました。そのせいか、探偵役の榎本と青砥弁護士の軽妙なやりとりを楽しんでいたにもかかわらず、最後はやりきれない思いが残りました。 貴志先生のファンのみなさんのレビューによれば、ほかにも素晴らしい作品があるとのことなので、ぜひ読んでみたいと思います。貴志先生が大阪出身のせいでしょうか、ところどころ笑いを誘う部分があり、やはり大阪出身の私にはツボにはまりました。初心者の私からすれば、独特の不思議な魅力をもつ作家という気がします。もっと知りたく、読みたくなる作家さんですね。 | ||||
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様々な前提が必要な作品ではあるが、ミステリとしての出来は素晴らしい だが後半の犯人の独白がいくらなんでも長すぎていただけない。 内容自体も奇をてらったものではなく、その辺にある犯罪小説レベルで特質してみるものはない 元々倒叙形式の作品ではなかったのだし、正直不要だろう だがそれを差し引いても素晴らしい出来なので、作者のファンなら買ってもいいだろう | ||||
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筆者の作品は今ひとつ心が抉られるようなものがない。 読み終わってどのような意味でも心が真に動かされることがない。 本書も前半の謎解きは薀蓄は豊富だが冗長で、後半の謎解きは結局「それかよ」と言いたくなってしまう。 まっ、それでもそこそこ面白いから読んでいるのだが。 | ||||
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いまさらながらですが、貴志さんの作品を読み漁ってます。 「鍵のかかった部屋」ではちょっとがっかりしたので、その元となっている 本作なら...と手に取りましたががっかり。 個人的には、やっぱり、ISORAとか天使の囀りのようなもののほうが好みです。 ただし、この作品にしてもほかの作品にしてもそうですが、貴志さんの綿密 な取材にはおどろかされます。その割にはストーリ自体がやや軽めで、さらっとしています。 よくいえば読みやすい。悪く言えば退屈。と感じました。もちろん、そこが貴志さんの意図した ところだとは思うのですが。 | ||||
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小説だから仕方ないのかもしれないけど、 探偵さんがいろんな意味で調子良すぎ。 犯人を見抜くところも、犯人が隠した物と、 隠し場所を当てるのも強引な推理、という感じでした。 私は犯人の青年に同情。何か救いの手が欲しかった。 後味が悪かったです。 | ||||
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ドラマが結構面白いので、本屋さんで平積みにされていた本書を購入。元来短編より長編が好きなので。 前半は貴志作品とは思えないトロイ進み具合で、何度も途中で放り投げそうになったのですが、後半に突入すると急加速。そこからは一気に最後までノンストップです。 ドラマでのキャラクターより本書の方が生き生きと描かれており、榎本は自閉的キャラと言うよりは、もっとニヒルで緻密で生々しい感じ。 同じ登場人物の本を何冊か読もうかと思います。 | ||||
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月9の原作が気になったのでこの商品を買ったのですが、前半部分の榎本・青砥目線の事件を推理していく場面と後半の犯人目線の2つに分けられたこのミステリ 前半は推理をして一つずつ可能性を潰していく…という内容ですが、後半はついに犯人を追い込む場面が…! 榎本が犯人を追いつめるシーンは迫力があり、大変読み応えがありました 長編で長く、読むのが大変でしたが、読む終わったあとには達成感がありました ただ、前半が少し読むのが辛いかな? という印象がありました | ||||
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ミステリー小説と言うよりは、探偵小説。 やはり貴志祐介なので、ぐいぐい読ませる力はある。 しかし、「黒い家」に代表されるような、人間の内面を描いた部分がないのが残念。 | ||||
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美人弁護士と防犯オタクのやりとりがすごく良かったです。 テンポも良く、どちらかと言うとタイプの違う二人が うまーく化学反応起こしてる感じでした。 犯人の素性をしっかり書いてあったのが 私的には引き込まれました ただ、トリックはかなりマニアック… 難しい言葉も出てきて なんとなく理解できたかなーって感じです。 今度ドラマになるようなので トリック部分が映像になると よりわかりやすくていいんじゃないかな…。 できれば原作に忠実にドラマ化希望! | ||||
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緻密な情報量は凄まじく、 職人の手さばきを見るかのような作業の描写が気持ちいい。 とにかくキャラ作り、キャラへの感情移入のさせ方がうまい。 クリムゾンのラストといい、情緒溢れる表現がじんと来る。 この綿密で無機質な要素と、 柔らかくストーリーじみた表現との対比、 そして親しみの湧くキャラに夢中になってしまいました。 取材力もすごいと思いました。 | ||||
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貴志祐介作品といえば、黒い家に代表されるようなホラー作品がメジャー作品。 クリムゾンも、十三番目の人格も、天使の囀りも皆インパクトがあり、印象に残りました。ですが、今回の作品は…競馬の話出て来たり、秘書が舞台女優やってたり、なんかイマイチでしたね。 倒錯法で、前半と後半は話しが、ガラリと変わりました。 こういうやり方の推理小説はフェアじゃないですね。 貴志祐介作品は大好きですが、この作品は★3で。 とにかく印象に残りませんので。 | ||||
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私、苦手でした。 長く感じて読むのが苦痛に なっちゃった。 ミステリ好きなら合うと思い ます★文章、 情報量、構成の緻密さ、 キャラの魅力など、 とても入り込みやすいし心に 残ります↑犯人を思わず 応援しちゃいました。 貴志さんの作品は主役以外の 人も丁寧に描かれているので 感情移入しやすく 読みごたえがありますね。 THE小説家。 尊敬♪でも個人的に 貴志さんの作品はホラーのが 好きなので☆みっつで(>_<) | ||||
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物凄く丹念に丁寧に描いた本格推理小説を久々に読んだなという感想だ。 しかしながら、推理小説を読み始めた数十年前は密室トリックは大好きだったが、 最近はあんまり興味が無いということもあり、今まで読んだ貴志作品の中では どうしても低い評価になってしまう。 八方ふさがりの第1章が終わってからの第2章は読み始めて最初とまどった。 「誰の話?」という感じで、別の小説が始まってしまったのかと思ったほどだ。 いきなり犯人側からの視点での話しで驚いたが、こういう手法を使わないと確かに 犯行の状況は説明しづらいかもと納得した。 丹念に描いてはいるが、やはり殺人の動機としては弱いなと思う。最初に密室 トリックありきというのが透けて見えてしまっているのは残念だ。 | ||||
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自分もコソ泥のくせに、最後犯人をドヤ顔で追い詰める榎本の様に一気に興ざめしました。 | ||||
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この小説は割と長い本ですが、アクションシーンとかはなく、 ただひたすらに謎を解いていくという展開です。 鍵とか警備システムについての記述が実に詳細で、 「本職」ではないかと疑わせるほどです。 後半からは話ががらりと変わり、別の人物の視点に基づくものになっていきます。 ここら辺の展開の仕方は賛否は分かれると思いますが、 私的には冗長になりかけていた展開を変えるという点でいい形だと思います。 私は小説を読むときは、ストーリーそのものを楽しむのはもちろんですが、 さらにその小説からいろいろな知識を得られればいいと考えていますので、 いろいろな知識が得られるこの小説は、それなりに楽しむことができました。 | ||||
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