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硝子のハンマー



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【この小説が収録されている参考書籍】
硝子のハンマー
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

硝子のハンマーの評価: 3.67/5点 レビュー 147件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全147件 141~147 8/8ページ
No.7:
(3pt)

こんなの貴志祐介さんじゃない

 今まで貴志祐介さんの著書は全て読破しているんですが、今回のは期待はずれの感を否めません。 まず、本格ミステリの性質上仕方のないことだと思いますが、登場人物の数が多すぎます。その結果、一人一人の人物描写がおろそかになり、誰に感情移入したり注目したりすればいいのかが、わからなくなってしまいます。 また、探偵役が魅力に乏しいように思えます。一方的に、正義を押しつけているだけのような気がしてしまうのです。 とはいえ、真犯人やトリックが絶対にわからないということだけは保証します。
硝子のハンマーAmazon書評・レビュー:硝子のハンマーより
4048735292
No.6:
(2pt)

躍動感も臨場感もない密室殺人

貴志祐介は好きだったんですけど「黒い家」「天使の囀り」「クリムゾンの迷宮」にあった危険な文体が消えてしまい寂しい気持ちですこの小説の完全犯罪に対して、伏線が隠れていないところや二部構成でありながら、犯罪コンサルタントの榎本と犯人の人物描写が差別化できていない犯人が犯行に至るまでの回想にも臨場感が薄いなど、二転三転するミステリーの醍醐味が無く構成に手を奪われた感が否めない4年半の間、時間をかけていたというにはお粗末で寂しい新刊でした
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4048735292
No.5:
(5pt)

やっぱり貴志作品は面白い!

貴志祐介が書く倒叙物は本当に上手くて面白い!青の炎もそうだったけれど、完璧主義的な思考回路を持つ犯人の心理描写の数々は、読んでいてゾクゾクさせられるくらい興奮します。犯罪者の心理描写をこんな風に現代的でリアルに表現できる作家はざらにはいないと思います。しかも犯人はサイコではなく、まったく人間的な面を持つことから、臨場感たっぷりでどこか応援したくなる雰囲気にもっていかされます。さらにトリックがまったく予測不能なくらい秀逸で、惚れ惚れさせられます。そのトリックを見破る探偵役の反則技も手伝って、次々に浮かんでくる疑惑をひとつひとつ論理的に解決していき、盛り上げも抜群。休む暇なくページをめくり続けること間違いなし!待ちに待った甲斐があったってもんですよ。
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4048735292
No.4:
(3pt)

いまだ超えられず・・・

4年半ぶりということで期待して読んだ。相当綿密な調査をして細部にこだわっているのは好みだけど、殺人動機が腑に落ちなかったし、後半の盛り上がりが今ひとつかな。まぁ、貴志さんの本には高い期待をしているからであって、十分面白かったけど。でも、今だ「黒い家」を超えられず、というところか・・・。
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No.3:
(3pt)

期待は大きかったが。。。

4年半ぶりの貴志さんの新作で、かつ初めての本格ミステリという事で、むちゃくちゃ期待して読んだんですが、やや期待はずれの感は否めません。ミッションインポシブルばりの、セキュリティ破りの話で、おそらくは、かなり専門的な事を調査されて書かれている労作ではあるんですが、犯人の人間造形が薄いし、探偵役がやや魅力不足であるために、傑作とは残念ながらよべない。もちろん、読めば十分面白いと思います。貴志さんが4年半ぶりという事で期待しすぎたのかも知れません。
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No.2:
(5pt)

4年半かかった労作

とにかく労作です。著者初の本格、密室物です。数ある密室ミステリーを現代風(貴志風)にさらっと書き綴る所はさすがでしょう。とにかく本作のプロットから判断すると、新作まで4年半もかかってしまったことが何となく分かります。意外な犯人にえっとおもうかもしれませんが、練りに練ったプロット、若手女性弁護士と防犯コンサルタントが苦労の末に、犯人を導き出す部分は手に汗握る展開の連続です。とにかく、待ちに待った新作はミステリーファンの期待に十分こたえた充実作でしょう。。自作は2年後ぐらいまでにはぜひ出してほしいものです。
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No.1:
(5pt)

待ったぜ! 貴志作品!!

4年以上も彼の作品を待ち続けました。長かったですねぇ……今回は、密室殺人モノです。著者初挑戦ということで、やや不安に思いながらも読み始めたのではありますが…もう、休むヒマ・眠るヒマも与えてくれませんでした。美貌の弁護士をサポートする防犯コンサルタント。二人のチームワークで、攻略不可能かと思える密室殺人に挑んでいくのです。謎解きもさることながら、多くの登場人物が織りなす人間模様の「綾」こそがこの作品の見どころではないのでしょうか。貴志祐介ファンの皆さま、早いところ読んでください。私のように、一気に読むのもいいでしょうがせっかくならば、楽しみながら読むのもいいのではないでしょうか?
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4048735292

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