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硝子のハンマー
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硝子のハンマーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全147件 41~60 3/8ページ
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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ミステリー作品でありながら、 ホラーのような背筋がぞっとする恐ろしさとあっと驚く快感の瞬間が随所にあり 非常に非常に面白いです。 実は泥棒という主人公もスマートかつ変人で素敵。 夜のビルに侵入するくだりや 鍵を開ける描写などエロくかっこいいです。 前半は事件を解決するために主人公が立てる仮説とその立証部分が非常に長く (仮説部分だけでいくつものミステリーが出来るほど贅沢にトリックが出てくる) コレも違うあれも違うで 主人公たちと共に少しへこたれそうになるので 本当のトリックにたどり着く瞬間は本当に大きな衝撃があります。 後半では犯人の生き様がトリック解明と共に 生い立ちから現在にかけて丁寧に描かれていきます。 最後に悲しい環境に同情すら覚えたその犯人が 一体誰であったのかたどり着いたときは本を持つ手が震えました。 お前だったのか。 | ||||
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「雀蜂」「狐火・・」ときて、貴志祐介先生のサスペンス出世作となった、ガラスのハンマーを、オーディブルで楽しみました。 長い作品になっています。 貴志祐介先生の精神構造の一部に、TVドラマではありませんが、「細かいことが気になる」病的なものがあるのではと感じてしまうほど、几帳面に、細かいことをキチンと、まるでノンフィクションを見ているように、淡々と語っていく手法は、後の「狐火・・」につながっていく、先生独特の筆調だと感じました。 内容的にも、主人公が事件にどのように関わり、どのように解決したかという流れと、犯人が何故、どのようにして事件を起こしたかを描く流れを対比させつつ、最後にドッキングして作り込みは、非常に楽しく、二度聴いてしまいました。 丸山 雪野さんのナレーションも、気取らず、淡々と犯人と主人公を描き込み、長ーい作品を飽きずに、最後まで聴く一助になりました。 素晴らしい作品ありがとうございます。 | ||||
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コンディションはレビュー通り 非常に良く満足しています。気持ちよく読書が楽しめます。 | ||||
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前半ミステリー、中盤ハードボイルド的、後半ミステリーと、場面転換がやや唐突な感じもしましたが、後半でそれが融合していく面白い構成だと思いました。通常のミステリーなら謎解き役がずっと主人公って感じで進みますが、逆の立場をじっくりと描き込むことで奥行きがある物語になっていると思いました。著者は暗い過去を持った人間の切なさ、悲しさをテーマとするのが好きなのかもしれない。だが、そういう者をストレートにダーティーヒーローにはしないようです。この作品にはダーティーヒーロー的要素も少しありますが。いずれにしても色々な要素が含まれた楽しめる作品でした。 | ||||
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「日本推理作家協会賞受賞作」という言葉につられて購入しました。作者の貴志祐介さんは本格ミステリーを主戦場にしてる方ではないようですが、前半部分で示されるたくさんの仮説とその検証は本格ミステリーらしさを感じました。 トリックがどうだとかストーリー展開がどうだとかは私には難しいので語れません。でも率直な感想としては、なんでこの話こんなに長いの?と思いました。 | ||||
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面白いけどとにかく長い!たらたらと書いてある。社長がなくなった、犯人は専務ぽくなっているのに捜査が長い。テンポよく物語が流れていくほうが!? | ||||
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貴志祐介のミステリーもの。この作家の小説はホラーしか読んだことがありませんでしたがミステリーもなかなかどうして面白い。 セキュリティ万全の社内で起こった密室殺人。こう書くとありふれた設定ですが、介護猿にロボットなどなど、トリックを解く過程でのアプローチの仕方に作家の個性が出ているような気がします。 作中のミスリードは非常に多いものの、トリック自体は考え抜かれていて完成度はかなり高い。各方面の専門知識を多用したトリックは説得力もあります。相変わらず隙がないというかこの作家は調べ抜いてるなぁ。知識量がすごい。 本作は防犯探偵・榎本シリーズの第一作目ということで、飄々とした泥棒探偵と熱血新米弁護士のコンビが見ていて面白い。ラストのやり取りいいですね~。続編の二人も是非見てみたくなりました。 トリックや登場人物については特に文句なしですが、唯一残念だったのは動機がやや弱かったところ。この動機なら殺人まで犯さなくてもよかったのでは。 そして面白いもののやはり同作家のホラー小説に比べてリーダビリティが少し低めです。ミステリー小説の中では上位に入るクオリティですが貴志作品の中では中くらいかな?といった印象。しかし完成度は高いため読んで損はないでしょう。 | ||||
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トリックがどのようなものなのか気になり、どんどん先を読みたくなる、そういうおもしろさはありました。そして、そのトリックはたしかに意表をつくものでした。 しかし、殺害する動機が弱い上に、殺害にその方法を採る必然性も弱い。 ×××を××せてそんなことをするくらいなら、毒殺の方が手っ取り早い。 | ||||
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【黒い家】の作者の作品を続けて読んでみようと思って購入しました。 【黒い家】は、作者の経験と仕事で得た知識、保険金詐取事例や犯罪心理学の学説を取り入れながら物語が進行してゆく、 人間心理をついた背筋が寒くなるホラー作品でした。 【黒い家】では、読みながら背後が気になりましたが、今回は違いました。 この作品では、登場人物たちの人間性とその関係の描写を文章から読みながら自分の周囲の人間に対して猜疑心を抱くようになり、 それぞれの登場人物の性格と、善人でも悪人でもない風変わりな登場人物の思考と考え方に驚愕するばかりでした。 【弁士 浜村先生ではないので、全部は言いません】 シリーズの続編も読みたくなりました。 | ||||
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今さら密室もので、しかも社会派性は乏しく、ひたすら密室殺人の謎を解いていくだけなのだが面白いのは、探偵役となる防犯グッズ店長の榎本と、女性弁護士青砥純子の組み合わせの妙と、技術的細部をつめていく知性の輝きであろう。もっとも万人向けかどうかは疑わしいが、感心しました。推理作家協会賞受賞作。 | ||||
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構成がうまいな~ 現実にはこんなにも様々な可能性を模索するんだろうかといささか驚いたが、次から次へと出てくる仮説を榎本と純子がやりとりするところは面白かった。 一転、後半の章側からの視点があることで物語に深みができていると思う。 妙にリアルな物語だった。 | ||||
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久しぶりに読書する時間がたくさん取れたので、前々から気になっていた本をチョイス。嵐の大野くんのドラマを何話かみていたので、興味を持っていた作品でした。 読後の感想は良い意味でも、悪い意味でもドラマそのまま(ドラマが書籍そのまま)でした。読みやすいし、先が気になる展開です。やっぱり私はミステリー好きなんだなぁ。って、思い出させてくれる一冊でした。しかし、ドラマ以上の楽しさはなく、書籍を読む楽しみとしてはちょっと・・・かな。 | ||||
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貴志作品では読者を惹きつけてやまないギミック 言い換えれば「普通」でない貴志風味の味付けがされているものですが 当作品は淡白な推理小説ですね 犯行方法こそ奇想天外ではあるものの 面白いかと言われると、ちょっと、ですね。 探偵もののスピンオフ作品として軽い気持ちで読む分にはいいです 古畑任三郎のスペシャル版を観るぐらいの気持ちで。 | ||||
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ドラマを見てからこの原作を読みましたが、それでもこちらの方がおもしろかったです。ドラマもかなり良い出来でしたが。 トリックもドラマでは分かりにくいところがあったのですが、こちらを読んでよく分かりました。 ドラマの方ではこの話を最終二話に使っていました。ドラマでは、この事件の後、なぜか大金を得て榎本は海外旅行へ行ってしまうという設定でした。また、彼が泥棒かどうかははっきりさせていませんでしたが、この原作では泥棒であることがはっきりわかります。 原作では芹沢弁護士も出てきません。 先日放送されたスペシャルドラマも面白かったです。 | ||||
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POCKEY SIZE easy to carry on. The story is used for the TV drama and it is interesting | ||||
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親がヤミ金に追われ章の人生も翻弄されていく。 昨日までの平和から突然、過酷な人生に… 章は頭がよく冷静だ。 それにもまして榎本は、さらに賢い。 最後まで謎な人物! | ||||
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大野君主演のドラマを見てから購入しました。 ドラマのイメージが壊れると嫌だなと思いながら読んだのですが ドラマとはまた違った「榎本」さんが見られて満足しています 今は小説の方が気に入っています。 | ||||
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専門用語とか説明が少し難しいところもありました。 ドラマより複雑な設定で、後半はどきどきしました。 | ||||
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Kindleで再読しました。 極上のエンターテイメントでありながら、社会の影の部分や人間の本質を鋭く描いているのは著者の他の作品同様ですね。 この作品は登場人物が魅力的。泥棒と表裏一体の防犯コンサルタント榎本と知的でありながら少しボケもある弁護士青砥の絡みが面白い。 正義とは悪とは何か?だれが善人でだれが悪人か分からなくなります。今の社会がそうであるように。 まあ、そんな難しいことを考えなくとも楽しめる作品ですね。 | ||||
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