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ヒトラーの防具
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ヒトラーの防具の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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史実とフィクションの区別が難しいところはありますが、第二次大戦前~戦時中のドイツの状況が少し想像できる点や、大島大使の無能ぶりなどは面白く書かれているので、状況下を理解するという点の於いてはとても勉強になります。 小説としてのストーリー性は私にとってはどちらとも評価しずらいものでした。 一方で、日独伊三国同盟に至る経緯をドイツ大使館の目線で書かれているところが良いのですが、もう少し日本本国とのやりとりや日本本国での議論なども載せて欲しいというのが、最初の不満です。 また、日本の視点から見ているため、ナチスの内情などや戦争の推移などの状況が薄く、その点もいささか不満が残る内容でした。 ヒトラーの防具発見という、非常に強いスタートではありますが、総じて、状況を知るという点では良い本というのが率直な感想です(小説にそれを求めるのは酷というものかもしれません)。 もう少し深くナチスの歴史動向の裏側を知りたいと思っていたので、物足りなさを感じています。 | ||||
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史実とフィクションの区別が難しいところはありますが、第二次大戦前~戦時中のドイツの状況が少し想像できる点や、大島大使の無能ぶりなどは面白く書かれているので、状況下を理解するという点の於いてはとても勉強になります。 小説としてのストーリー性は私にとってはどちらとも評価しずらいものでした。 一方で、日独伊三国同盟に至る経緯をドイツ大使館の目線で書かれているところが良いのですが、もう少し日本本国とのやりとりや日本本国での議論なども載せて欲しいというのが、最初の不満です。 また、日本の視点から見ているため、ナチスの内情などや戦争の推移などの状況が薄く、その点もいささか不満が残る内容でした。 ヒトラーの防具発見という、非常に強いスタートではありますが、総じて、状況を知るという点では良い本というのが率直な感想です(小説にそれを求めるのは酷というものかもしれません)。 もう少し深くナチスの歴史動向の裏側を知りたいと思っていたので、物足りなさを感じています。 | ||||
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題名に興味がないとどうしても読む気が進みませんが、同じ作者の作品なので購入しましたが、題名の先入観が間違っていた事が分かりました。 古本購入の際に末尾の新刊お案内などを、参考にして購入していますが、案内が不足していたために、良書の見逃すと、思うと、残念です。 | ||||
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上巻同様に読み進めて見て初めて、良書に気付き購入をためらった事を後悔し、先入観を取り払うようにしたい思っています。 | ||||
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帚木蓬生の本は大好きです。逃亡とか三度の海峡などは最高でした。医療系の本もかなり良かったです。しかし、この本はスラスラと読み進められませんでした。登場人物の軍人もたくさんで覚えられず、主人公の行動も理解できないところが多かったです。悪くはなかったのですが、他の本に比べたら、☆3つになりました。 | ||||
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この作品は(上)(下)からなっています。正しく読み込むためにも、必ず上下合せてお読み下さい。私は(下)の方にまとめてレビューを書きましたので、そちらをご覧下さい。 | ||||
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東郷大使と香田の兄の口から異口同音に語られた言葉――真理は弱者の側に宿る――が強く印象に残った。作品全体としては、添え書きに終わった「現在」や終盤での突然のサスペンス的展開に心がついていかなかったり、香田のあり方に歯がゆさを感じたり、個人的には大満足とはいかなかったのだが、ストーリー云々以前に、根底に流れる著者のこのような人間理解に深い共感を覚える。 | ||||
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戦時中に日本からヒトラーに剣道の防具が送られた。という設定を軸に、日独混血の香田少尉の視点から戦争と国家を描いた作品。この設定自体は非常に面白く、優れていると思うのでが、作品の展開が史実をおいすぎている気がした。私としては、もうすこしサスペンス性の高い展開を期待したのだが・・・よい作品だとは思うが、私としては「逃亡」のほうが好きである。 | ||||
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