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永遠の仔
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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠の仔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全170件 1~20 1/9ページ
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内容は置いといて 本が重い 持ったままでは長時間は無理 字が少し小さい こーゆーのをKindleで出して欲しい | ||||
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これが何年か前にベストセラーになったとは信じられない。表紙の絵柄は見覚えのあるもので良いのですが、何しろ読みずらい小説です。私ら頭が悪いのか、途中でほっぼり出しました。 | ||||
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最後まで読了した感想(かなり久しぶりに再読)。 三人の主要登場人物のうち、 優希は心理描写が足りなくて過去に酷い目に遭ってる割には何かと感情があっさりしてるように感じるし、個性がないのでどんな人間なのかも見えてこない。しかもそうしないと三人のバランスが取れないと作者が思ったせいなのか、何故か笙一郎じゃなく梁平とやってるし。いや好きな男とやれよと。その好きな相手の笙太郎にしてもいつ好きになったのかわからんし。 梁平に至っては自分勝手のやりたい放題で大嫌いなキャラなのでこいつが出てくるたび不快だった。三人の中で一番恵まれてるのに、自分を引き取りたいという優しい叔父夫婦をいくら当時子供だったからとはいえ「あいつらダサいから嫌だ」とか抜かすし。そして一途に自分を想ってくれる恋人にあの仕打ち。自分が傷つけられた過去があるからといって他人を傷つけていいわけじゃないということを誰かこいつに教えてやってほしい。ラストシーンの志穂の遺書に書かれていた「あの人(優希父)も過去につらいことがあったかもしれない。ですがそのこととあなた(優希)は関係ありません」っていうのはおまえに言ってんだよ肝に銘じろこのゴミ男とも思った(とやたらと熱く書いているのは、つらい過去がある知人に、自分がちょっとでも傷つくとぎゃあぎゃあその傷とやらを主張してきて、その割には人を平気で傷つける奴が非常に多いためです)。 一番(というか唯一)好感が持てて感情移入出来た笙一郎に至ってはあんな感じでもうやるせないわ切ないわ、、、 「親にも愛されないこんな自分は生きていてもいいのだろうか。こんな苦しい過去を抱えたまま生き続けてもいいのだろうか」、これが三人に共通の考えだったと思うのですが、それはおそらく虐待という理不尽極まりない暴力に遭ったが故の抱えなくていい罪悪感に起因するもので、それに対して作者は最後に「生きてていいんだよ」と答えを出している。 でも現実の世の中、罪悪感じゃなく寂しさ、孤独を抱えて生きている人の方が多いと思うので、そういった多くの人々には「生きてていいんだよ」より「生きててほしい」の方がもっとほしい言葉なんじゃないかな。少なくとも私はそうだ。 もちろん、普通の人間なら当たり前に思っている「自分は生きてていい」という感覚、それさえも与えられなかった三人の境遇を作者は書きたかったのだろうけど。 同じ虐待をテーマにした物語なら、葉真中顕さんの「Blue」の方がよっぽど面白いし訴えかけてくるものがあったし感動した。 | ||||
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4か月ほどかけてようやく読み終わりました。ずっと読んでみたい小説でした。いまから20年ほど前にテレビドラマで放映されました。しかし,当時は興味がなかったのか内容は全然分からずじまいでした。この話は,端的にいうと児童虐待の話です。児童虐待のトラウマがいかにすさまじく,大人になってまで傷を引きずるかを描いています。もっともひどい虐待を受けたのは優希ですが,大人になってからの立ち直りが意外とさっぱりしています。本当に正常心でいられるのかどうか,もっとどろどろとした遺恨を残すような気がするのですが。 | ||||
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4か月ほどかけてようやく読み終わりました。ずっと読んでみたい小説でした。いまから20年ほど前にテレビドラマで放映されました。しかし,当時は興味がなかったのか内容は全然分からずじまいでした。この話は,端的にいうと児童虐待の話です。児童虐待のトラウマがいかにすさまじく,大人になってまで傷を引きずるかを描いています。もっともひどい虐待を受けたのは優希ですが,大人になってからの立ち直りが意外とさっぱりしています。本当に正常心でいられるのかどうか,もっとどろどろとした遺恨を残すような気がするのですが。 | ||||
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4か月ほどかけてようやく読み終わりました。ずっと読んでみたい小説でした。いまから20年ほど前にテレビドラマで放映されました。しかし,当時は興味がなかったのか内容は全然分からずじまいでした。この話は,端的にいうと児童虐待の話です。児童虐待のトラウマがいかにすさまじく,大人になってまで傷を引きずるかを描いています。もっともひどい虐待を受けたのは優希ですが,大人になってからの立ち直りが意外とさっぱりしています。本当に正常心でいられるのかどうか,もっとどろどろとした遺恨を残すような気がするのですが。 | ||||
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4か月ほどかけてようやく読み終わりました。ずっと読んでみたい小説でした。いまから20年ほど前にテレビドラマで放映されました。しかし,当時は興味がなかったのか内容は全然分からずじまいでした。この話は,端的にいうと児童虐待の話です。児童虐待のトラウマがいかにすさまじく,大人になってまで傷を引きずるかを描いています。もっともひどい虐待を受けたのは優希ですが,大人になってからの立ち直りが意外とさっぱりしています。本当に正常心でいられるのかどうか,もっとどろどろとした遺恨を残すような気がするのですが。 | ||||
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4か月ほどかけてようやく読み終わりました。ずっと読んでみたい小説でした。いまから20年ほど前にテレビドラマで放映されました。しかし,当時は興味がなかったのか内容は全然分からずじまいでした。この話は,端的にいうと児童虐待の話です。児童虐待のトラウマがいかにすさまじく,大人になってまで傷を引きずるかを描いています。もっともひどい虐待を受けたのは優希ですが,大人になってからの立ち直りが意外とさっぱりしています。本当に正常心でいられるのかどうか,もっとどろどろとした遺恨を残すような気がするのですが。 | ||||
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一番最初に私とリンクするのではないか?どうだ?と私に質問してきた本。 そうされるまで、私が悪いから、私が発端でこの人生なんだ、と思い込んできた。 虐待は大罪である、とアピールの一端にこの本が一躍を成している。 ありがとう。感謝します。 令和でやっと確信。 59歳の私。 私は悪くない。 | ||||
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高評価に期待して読みましたが、主人公の3人を丁寧に描いた といえば聞こえが良いがテンポが悪く、重い雰囲気をズルズル と引きずって冗長に感じました。 まあ、ミステリというよりも文学としてカテゴライズした方が 良いと思います。 | ||||
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20年前の本なので全体に時代が付いて古さはあります。値段が安いので仕方ないですね | ||||
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凄い小説を読んでしまった! 読み終わって数日たっているが、いまだに余韻が冷めない。 全5巻の作品であるが、全て読んだうえでのレビューをここに書く。 心に深い傷を負った子供たちの破滅と再生の物語。 はっきり言って読むのに覚悟がいる。 作者の天童氏の文章は巧く、読みやすくて一気に物語の世界に浸れるのだが、心が辛く重くなる。 虐待を受けた子供たちに感情移入してしまい、読んでるだけのこっちまで暗い気持ちになってしまうのだ。 母親に熱湯をかけられて火傷を負わされたのに、それでも母親をかばおうとする五歳の女の子の描写などは、読むのが本当に辛かった。 けっして楽しい読書ではない。むしろ不快感を感じたり、気持ちが落ち込んだりする方が多いだろう。 読者である我々にも覚悟を問われる作品である。 ここで書かれている問題から目をそらさず向き合う事ができるか否かを問われている。 私は、酷い性的虐待を受け、心に深い傷を負ってるにも関わらず、真っすぐで献身的に生きる主人公の優希が不憫でならなかった。 どうか今後の優希の人生が幸せになるように願わずにはいられない。 本作は、一人の作家が一生に一度書けるかどうかの奇跡的な名作だと思う。 読んだ人の心に一生残り続ける作品だと思う。 | ||||
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読後何年たっても忘れられない作品。この作品には痛みを感じる。最初に読んだ頃、友人達との感想の差に我ながら驚いた記憶ある。違いの再確認だ。理不尽な苦痛を強いられれば大人を嫌悪し、復讐心が生まれて当たり前。しかし最大の復讐は自分を苛んだ誰より幸せになることだと思う。人生折り返す歳になった今でも過去は消えず、多くの人は感じないものを感じ、気付かないことに気付く自分を再確認させられることはあるが、なんとか生き続ければ居場所が見つかるものだと今なら思える。私は作品の中で、絵を描く婦人がとても印象に残っている。 | ||||
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児童虐待。日本中、あらゆるところで実際に一杯起こっているんだろうなあ。ちょっと前も、7億円豪邸で子供が餓死したなんて事件があったっけ。だから、このお話を単に「おもしろい」と言ってしまうのは何だかいけないことのような気がする。 このお話は、そういう原体験を持ちながら、それでもたくましく生きている若者たちの物語。小説としては途中説明がくどい、或いはこのエピソード必要ない、と感じるところもあるのだが、何かの伏線になっているのかもしれない。下巻へ続く。 | ||||
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友人におすすめされて上下で購入 イッキに読み終わりました 考えさせられる本でした 切なく、1度読むとしばらくは 開けない 後にドラマ化されたが 本を読む方がいい じっくり読んで欲しい | ||||
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友人におすすめされて上下で購入 イッキに読み終わりました 考えさせられる本でした 切なく、1度読むとしばらくは 開けない 後にドラマ化されたが 本を読む方がいい じっくり読んで欲しい | ||||
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読んでいてツラく哀しく苦しい本でした。 1999年に出版された当時は、ネットはあまり普及していなく、毒になる親という本が出版されたのが2001年、某掲示板はあったけれど毒親に関してのスレッドができたのは随分あとなのではないかと思う。1999年に出版される前に作者が書くのに3年かけていて、その後校正とか装丁とか印刷と本屋に並ぶまでの時間がありますから、1998年には書き上げていたのでしょう。患児に寄り添いたい気持ちで書いたとの事。 話に出てくる3人は小学6年生の時に小児精神科で出会った1970年代の日本の精神科での治療法は陳腐なものだったろうなと思う。確か知り合いが小学生の時精神科に入院させられて電気けいれん療法をされてつらかったと言っていた。それより軽い精神科に入院させられた子供達、親にされた虐待の事は言えない。この本では親が好きだから愛されたいからと書いてあるが、違うかもしれない。性的虐待の子は母親に言ったけれど信じてもらえなかったからという事だけど。症状がでてしまった段階では自分が悪いからと思っていると思う。人間としての考え方というか心の核となるものが形成されている段階で虐待にあった子供は、歪みが生じてしまう。17年前に母親がした事を17年前に3人が知っていたら違ったろう。17年後に再度出会った事でルフィンが母親の事を知ったあとモウルにだけでも告白していたら、モウルは母親を酷い環境の病院に入院させていたら、見捨てていたら彼は何か変わっていたはず。自分の母親だろうが自分を捨てた人間など捨てて構わないのだ。でも捨てられない人は多い。面倒みようとか謝ってくれたらとか、愛して欲しいとか考えない方がいい。苦しむだけた。モウルは一人何にも救いがないまま病院を卒業し、一人頑張ってルフィンを想い続けた17年。ルフィンの助けになろうとしたり、自分の母親をルフィンの病院に入院させて母親に優しくしたり無理をして破滅の道に追い込まれた。 虐待されたから殺人を犯していいわけは絶対にない。というか殺人を犯した時点で自分の未来を捨てている。性的虐待の親と一生会わせず、身内に知らせずが出来なかった弱い親の選択の殺人はあるかもしれない。心の弱すぎる親になる資格がなかった人間。モウルは3人で再開してしまいルフィンから愛される資格がないからジラフがと諦めた時に心が壊れたのだろう。モウルはとにかく救いがなさすぎた。 モウルは幸せに暮らしてきた優しくモウルの全てを受け止めてくれる女性を愛せれば良かった。哀しくて仕方ない。 この本を読み終え色々考えた、暫くして最後のページのモウルが昔言った言葉が浮かんだ。 泣いた。号泣した。ちょうど兄妹の事で不安で押しつぶされそうだった私にその言葉が癒してくれた。今毒親から離れられない人は逃げよう。毒親は自分の介護要員が欲しくなると謝って近づいてくるが無視してかまわない。私の親はもう生きていないけれどね。打算もいいじゃない。親が自分が一番大切だったように、虐待された子供だって自分が大切でいいじゃない。今苦しんでいる人にそう伝えたいな。 | ||||
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自分の行為が原因で娘がおかしくなって精神病院に入院させているのに、退院の度に暴行する親なんて居るのだろうか?信じられない。(そうゆう設定にしないと話が続かないのだけれども) 対して、三人の主人公達の対話を通して得られる実在感(人物描写)は本物。 | ||||
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過去と現在のパートが交互に綴られていますが、双海病院 第八病棟を舞台とした前者の描写が秀逸です。 心に傷を持った児童たちの切ない物語に心を打たれますし、 ミステリとしての仕掛けも効果的です。 後者の描写も、最初はぐいぐいと惹きこまれます。しかし、だん だん事件内容と物語のテーマとの乖離が目立ってきて、最後は 些か荒っぽい着地となり、バランスの悪さが残念です。 また、他の方も指摘されていますが、ひとつの文章中でめった やたらに読点[ 、]が目立ったのが読んでいて気になりました。 | ||||
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いや、おもしろかったんですよとっても。この先どうなっていくのか、気になって仕方ないからバリバリ読み進めちゃう。 でも感動したか、心に突き刺さったか、と訊かれたらもちろんNOです。児童虐待という重いテーマゆえに深みがあるように見えますが、 浅いです。サラッと読んであー面白かった、で済みます。 なんか少女マンガ読んでるみたいな。ドラマティックすぎて。 だって主人公が3人とも器量よしでいい子で頭もよくて、男の子が二人とも大人になってからもずっと、美しいヒロインを愛し続けていて、 でもみんな苦悩している。メロドラマだ。 梁平の彼女は絵に描いたように奥ゆかしく一途で美しくて、こんな女いねーよと何度もツッコミを入れたくなるくらい奥行がない。 それを言ったら優希なんかもっと人間味がないんだけども。きっとこの二人にはムダ毛なんかないんだろうな。 「○○しちゃいない」「やっちゃいないさ」というセリフにウンザリし、12才の男の子にしゃべらせるなら、「彼女」でなく 「あの子」の方がいいのでは、と誰も言ってあげなかったのかしら、と何度も思う。うーん。 にもかかわらずグイグイ読ませるからスゴイっちゃスゴイです。カタルシスを得るとかでは全然ないけど。 この作者の他の本を読みたいか、と訊かれたらイヤもういいですって即答しちゃうけど。 | ||||
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