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三つ首塔
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【この小説が収録されている参考書籍】
三つ首塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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金田一シリーズは好きなのに……60年以上前に書かれた話とはいえ、大げさでなよなよした主人公に共感できない。これが男性の理想像? | ||||
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金田一の長編を初めて読みました。 メインの女性音禰目線の手記で話が進みます‥‥ので、最初と解決する直前にしか金田一は出てきません。 金田一や等々力警部の絡みを読みたかったので残念の一言。 読むのを挫折しそうに、何度かなりました。 | ||||
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なんか、犬神家になりきらなかった 大神家って感じで、面白くありません。 白と黒、と言い、横溝は高度成長期の描写を苦手としたと思います。 | ||||
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本格推理としての醍醐味には欠ける。 現実離れした設定と展開はリアリティーに乏しい。 しかし、そういうものを求めるのではなく、 はらはらどきどきのストーリーと、夢のようなオチを楽しむべきなのだろう。 大正浪漫の香りをのこす横溝正史の世界を味わうことができ、 そういう意味では完成度が高いと思う。 | ||||
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本作品は、「○○サスペンス劇場」みたいな、安での2時間ドラマのような作品である。 2時間ドラマには、ヒロインの行く先々になぜか犯人が都合よく先回りして死体を転がし、そのためヒロインが窮地に陥っていくという安直なものが多いが、本作品がまさしくそれで、犯人の立ち回りが良すぎて実に不自然極まりなく、その安直さは、とくに島原明美殺しに顕著に現れている。 犯人はヒロインの音禰がハンカチを落とした場所に偶然居合わせてこれを入手し、志賀が明美の部屋を出て行った後たまたま音禰たちが明美の隣室に入る直前、たまたま掛け金が外れていた裏木戸から侵入し、音禰のハンカチを短刀の柄に巻いて明美を刺し殺すという、偶然の積み重ねだらけという作者のご都合主義のもとに行動している。 しかもこの中には、既に読み終えた読者なら誰にでもわかる大矛盾(犯人が音禰に罪をなすりつけるために、ハンカチを凶器に巻きつけていること)が含まれている。これが矛盾でも何でもないというなら、誰かキチンと説明して欲しい。 他にも、犯人はどうやって根岸姉妹のカギのかかった部屋に侵入してチョコレートに毒を仕込むことができたのかとか、犯人の行動に納得できないところが多々ある。本格推理派の読者なら、きっと同じように感じられることだろう。 ちなみに本作品は、1977年に横溝正史シリーズで放映される以前に「火曜日の女シリーズ」の『いとこ同士』というタイトルで放映されていたのを覚えている。本作品を現代風に翻案したもので、主演は佐々木剛と島田陽子という「仮面ライダー」コンビ(笑)、金田一耕助は登場しない。今にして思えば、この番組が私の横溝初体験である。 | ||||
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