悪魔が来りて笛を吹く

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評判

悪魔が来りて笛を吹くの評価:

4.38/5点 レビュー 80件。 B ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

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全25件 21〜25 2/2ページ
No.5
(3pt)

「自選ベスト10」では6位だが...

本書は推理作品としては「凡作」である。金田一は何一つ推理しておらず、事件が起こり謎があり、真相を説明してはいるものの、真相に至るまでの過程についての説明がないに等しい。
(まさか、「ウィルヘルム・マイステル」のおかげですよ」と美禰子に述べていることを推理だとは、誰も思うまい。)
例えば玉虫伯爵殺しを例にとると、なぜこの人物が犯人であり、どうしてこのような方法で密室が構成されたのがわかったか、という説明がなく、単に事実としての真相を語っているだけであり、全体がこのような調子なので、本書には推理作品としての価値はない。

では物語の面白さはどうかというと、本書は私の好みには合わないので「★3つ」。
好みに合わない理由だが、単に「暗くて救いのない物語」がキライということだけではない。それなら『夜歩く』もそうだが、私は『夜歩く』は『八つ墓村』と同じくらい面白い作品だと思っている。
(にも関わらず『夜歩く』が「★3つ」なのは、アンフェアな記述が多いため)
だから好みに合わないというのは、本書は分厚いばかりで余計な描写が多く、遅々として物語が進展しないことに退屈を感じていたからだと思う。

なお、作者は本書を『真説 金田一耕助』の中で、金田一ものの自選ベスト10の第6位としている。
正しくは、田中潤司が選んだベスト5(1.獄門島、2.本陣殺人事件、3.犬神家の一族、4.悪魔の手毬唄、5.八つ墓村)を「妥当なもの」とした上で、次にくるものとして本書を挙げている。
ただ、次の7位に思い入れがあるという理由で『仮面舞踏会』なんかを挙げており、参考にならない。
作者の思い入れとそれが傑作であるかは別問題で、結局、その作品を面白いと思うかどうかは、作者ではなく読者が決めることである。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.4
(3pt)

「自選ベスト10」では6位だが...

本書は推理作品としては「凡作」である。金田一は何一つ推理しておらず、事件が起こり謎があり、真相を説明してはいるものの、真相に至るまでの過程についての説明がないに等しい。
(まさか、「ウィルヘルム・マイステル」のおかげですよ」と美禰子に述べていることを推理だとは、誰も思うまい。)
例えば玉虫伯爵殺しを例にとると、なぜこの人物が犯人であり、どうしてこのような方法で密室が構成されたのがわかったか、という説明がなく、単に事実としての真相を語っているだけであり、全体がこのような調子なので、本書には推理作品としての価値はない。
では物語の面白さはどうかというと、本書は私の好みには合わないので「★3つ」。
好みに合わない理由だが、単に「暗くて救いのない物語」がキライということだけではない。それなら『夜歩く』もそうだが、私は『夜歩く』は『八つ墓村』と同じくらい面白い作品だと思っている。
(にも関わらず『夜歩く』が「★3つ」なのは、アンフェアな記述が多いため)
だから好みに合わないというのは、本書は分厚いばかりで余計な描写が多く、遅々として物語が進展しないことに退屈を感じていたからだと思う。
なお、作者は本書を『真説 金田一耕助』の中で、金田一ものの自選ベスト10の第6位としている。
正しくは、田中潤司が選んだベスト5(1.獄門島、2.本陣殺人事件、3.犬神家の一族、4.悪魔の手毬唄、5.八つ墓村)を「妥当なもの」とした上で、次にくるものとして本書を挙げている。
ただ、次の7位に思い入れがあるという理由で『仮面舞踏会』なんかを挙げており、参考にならない。
作者の思い入れとそれが傑作であるかは別問題で、結局、その作品を面白いと思うかどうかは、作者ではなく読者が決めることである。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040
No.3
(3pt)

「悪魔の手鞠唄」の次は「笛」・・・横溝正史は音楽好き?

読んでる時はスリリングで面白いし、犯人の意外性も見事だけど、獲得形質は遺伝しない(分かりやすく言えば、腕を骨折した親から生まれた子供が遺伝的に腕を骨折しているということはありえない)のだから痣の件は非科学的では?あと、旧華族の普通じゃない言動が「華族だから」「平民とは違うから」という理由で簡単に説明されちゃうのも華族の存在しない現代に生まれ育った自分には理解しにくい。というわけで一点減点。
新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年) Amazon書評・レビュー: 新版横溝正史全集〈12〉悪魔が来りて笛を吹く (1975年)より
B000J976J0
No.2
(3pt)

「悪魔の手鞠唄」の次は「笛」・・・横溝正史は音楽好き?

読んでる時はスリリングで面白いし、犯人の意外性も見事だけど、獲得形質は遺伝しない(分かりやすく言えば、腕を骨折した親から生まれた子供が遺伝的に腕を骨折しているということはありえない)のだから痣の件は非科学的では?あと、旧華族の普通じゃない言動が「華族だから」「平民とは違うから」という理由で簡単に説明されちゃうのも華族の存在しない現代に生まれ育った自分には理解しにくい。というわけで一点減点。
横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年) Amazon書評・レビュー: 横溝正史全集〈第7〉悪魔が来りて笛を吹く (1970年)より
B000J984QO
No.1
(3pt)

「悪魔の手鞠唄」の次は「笛」・・・横溝正史は音楽好き?

読んでる時はスリリングで面白いし、犯人の意外性も見事だけど、獲得形質は遺伝しない(分かりやすく言えば、腕を骨折した親から生まれた子供が遺伝的に腕を骨折しているということはありえない)のだから痣の件は非科学的では?あと、旧華族の普通じゃない言動が「華族だから」「平民とは違うから」という理由で簡単に説明されちゃうのも華族の存在しない現代に生まれ育った自分には理解しにくい。というわけで一点減点。
悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 悪魔が来りて笛を吹く (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304040