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ゴッホ殺人事件
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ゴッホ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ゴッホの蘊蓄をめいっぱい散りばめながら けっこうサクサクと繰り広げられる殺人(笑)事件。 上巻が結構面白かったので引き続き読んだのだが、 犯人はコイツだろうなぁ〜というのが見えてきてしまうし、 ゴッホの蘊蓄もネタ切れになって、 非常にスローな展開になってしまった。 しかも、私にとっては最大の関心事だった ゴッホの死をめぐる謎についても 何だか歯切れ悪く中途半端にまとめられているので、がっかりした。 | ||||
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文庫にして上・下巻の大作にもかかわらず、緻密な構成とストーリー展開のうまさのために、その長さを感じさせずに読者をぐいぐい引き込む作品です。なので、夜寝る前にこの作品を読み始めることはお勧めしません。そんなことをすれば、次の朝には徹夜して本作を読破した自分を発見するでしょうから。しかし、わたし個人としてはこの作品あまり評価できません。20年近く高橋作品を追いかけているせいでしょうか、読後最初の印象は「二番煎じ」というものでした。推理小説のレビューなのでネタバレ的なことは書けませんが、実はこの上巻を読み終えた時点で、犯人の個人名はともかく本作の核となるトリックについては予想がつきました。おそらく、高橋作品を長く読んでいるファンなら誰でも見当がつくと思います。そのため、読後に残ったのは、鮮やかな背負い投げをくらったような爽快感ではなく、ある種の徒労感でした。高橋克彦の推理小説を読んだことのない『ギャラリーフェイク』のファンのような方にとって本作は興味深いものかもしれません。しかし、推理小説ファン、特に長年の高橋作品のファンに対して、わたしはこの作品を読むことをおすすめしません。 | ||||
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