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ゴッホ殺人事件
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ゴッホ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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電子図書だったらしく、いつまで待っても来ないので確認すると電子図書とわかりました。 ところが、これがDOWNLOAD出来ず、結局は図書館に行って本を借りてきた次第。 これは貴社に対するRequest ですが、なにか問題あった場合の問い合わせ先を明示願えませんか。 結局、電子図書代7百数十円が無駄になりました。 | ||||
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一人暮らしの母親が自殺した。 貸し金庫に保管していたもの 「ゴッホの未発見の絵のリスト」ではないか? パリに住む絵画修復家加納由梨子はオルセー美術館の学芸員マーゴとともにリストの謎に迫るために旅に出る。 母親の死の謎を追うはずだったのが、ゴッホの未発見の絵の存在にかかわってくることで、ゴッホの生涯の謎の解明にせまることになっていう展開が面白いです。 主人公達のゴッホの生涯をたどる旅行の描写が楽しく、ガイドの本を読んでいるようでした。 | ||||
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グイグイと読み進んで、 あっという間に読破してしまいました。 「ダヴィンチ・コード」みたいな、 知的好奇心×ミステリーがいい按配です。 「ゴッホ」つながりのミステリーで、 ジェフリー・アーチャー「ゴッホは欺く」も 面白かったです。 | ||||
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我らが塔馬がいよいよ登場。 国際的美術犯罪団のもくろみを未然に防止するとともに、 「何故にゴッホは生前全く評価されることがなかったのか?」 という永遠の疑問に対しゴッホ兄弟の微妙な関係を元にした鋭い推察を述べてくれます。 美術にまつわる深い考察と推理の着眼点はさすが!の高橋ミステリー。 しかしながら上下巻構成の欠点なのでしょうか・・・。 長丁場の会話がやけに多く、展開がやけにスローに感じてしまうという弊害は否めません。 上下巻に分けず、一冊ですっきりまとめてくれた方がスッキリしたのでは? | ||||
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ゴッホの作品がからんだ殺人事件が、 日本・フランス・オランダなど舞台をどんどん広げて 国際色豊かにテンポよく繰り広げられる。 ストーリィそのものよりも、 ゴッホの死をめぐる謎や、 弟テオとの書簡に秘められた謎、 ゴッホの評価が生前と死後であまりにも違っている原因など、 登場人物たちの会話として とにかくゴッホの蘊蓄がいっぱい語られるので、そこが面白かった。 | ||||
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日本で、いや、世界でも一、二をあらそうほど有名な画家、ゴッホ。彼の未発見の絵とそれにからんだ殺人事件を、塔間双太郎が追いかけます。 これまでの、写楽や北斎など日本の浮世絵師の名前をつけた一連のミステリと比べると、スイス・オランダ・フランスなど舞台が世界に広がっていてサスペンス性が高まっています。殺人事件とともに、ゴッホの生涯に隠された謎を追求していくあたりは今まで同様ですが、これが定説を覆すような驚きの内容、しかもそれをさらに一ひねりしてあり、これを読むためだけでも本書を読む価値有り、歴史ミステリのおもしろさを味わえます。 シリーズ探偵である塔馬双太郎の悲しい過去の清算もファンには見逃せません。 ゴッホや絵にそれほど詳しくはないのですが、とてもおもしろく読めました。 | ||||
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「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」「広重殺人事件」ほか、高橋克彦氏の小説にみられる着想のあざやかさ、物語の展開の魅力と博識ぶりにはいつも感嘆する。徹夜してでも1日で読みきらずにはいられない。 日本~ヨーロッパを舞台にした美術界の謎を中心に物語が進むこの「ゴッホ殺人事件」でも、着想のスケールの大きさにただただ圧倒された。 特に前半は語り口も展開も最高、ページをめくる手が止まらず、いったいどうしてくれるんだこの気持ちを!?という感じ。 ただ、後半になると「謎解き」の部分がなんとなく重たく、登場人物同士の会話もなぜかしだいに色あせて、ペースが落ちてくる…そして最後にはなんともいえない欲求不満に陥ってしまう。 あああ、惜しい。あまりに素晴らしい題材だけに、残念でたまらない。 とは言うものの、やっぱりこの作品、読んでよかった。細かいことはともかくとして、知的刺激を与えてくれる本。 ゴッホ展を見に行って感動した後なので余計そう感じるのだろうか、ゴッホとテオの書簡集も読んでみたくなった。 | ||||
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文庫にして上・下巻の大作にもかかわらず、緻密な構成とストーリー展開のうまさのために、その長さを感じさせずに読者をぐいぐい引き込む作品です。なので、夜寝る前にこの作品を読み始めることはお勧めしません。そんなことをすれば、次の朝には徹夜して本作を読破した自分を発見するでしょうから。しかし、わたし個人としてはこの作品あまり評価できません。20年近く高橋作品を追いかけているせいでしょうか、読後最初の印象は「二番煎じ」というものでした。推理小説のレビューなのでネタバレ的なことは書けませんが、実はこの上巻を読み終えた時点で、犯人の個人名はともかく本作の核となるトリックについては予想がつきました。おそらく、高橋作品を長く読んでいるファンなら誰でも見当がつくと思います。そのため、読後に残ったのは、鮮やかな背負い投げをくらったような爽快感ではなく、ある種の徒労感でした。高橋克彦の推理小説を読んだことのない『ギャラリーフェイク』のファンのような方にとって本作は興味深いものかもしれません。しかし、推理小説ファン、特に長年の高橋作品のファンに対して、わたしはこの作品を読むことをおすすめしません。 | ||||
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由梨子の母の貸し金庫に会った謎のメモは、ドイツ語で書かれたゴッホの未発表作の一覧らしいと判明する。現物が見つからなくても、その存在を証明するだけでも美術史上の快挙となる。しかも、それが一度に50作品となれば。オルセー美術館でゴッホを研究するマーゴは、以前からゴッホ他殺説を考えており、その未発表作品らしきものが写真に残っている雑誌のコピーを入手し、大胆にも弟のテオが犯人ではないかと推測する。しかし、そのマーゴは出版社のパーティーの夜、爆弾によって死亡、由梨子の家には盗聴器が仕掛けられていたり、ただならぬ事態に。ことによると、自殺する理由が見当たらなかった由梨子の母の死にも疑問が。。。 美術史上作品にもっとも高値のつくゴッホを巡っておこる、内容の濃いミステリーである。 | ||||
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