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QED 神器封殺 



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【この小説が収録されている参考書籍】
QED 神器封殺 (講談社ノベルス)
QED 神器封殺 (講談社文庫)

QED 神器封殺 の評価: 3.83/5点 レビュー 18件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(3pt)

三種の神器といえば、笠井潔の『ヴァンパイア戦争』では亜空間通信機のパーツだったなぁw

などとバカなことを懐かしく思い出したりするが、驚いたことに、神器というのは最初から三種が揃ってたというわけではないらしい。

 本書では当然のように怨霊絡みだが、大和朝廷がそれまで滅ぼしてきた被征服者側の宝を取り込んできたという考え方が面白い。

 本書では、前作と違って凄惨な殺人事件がリンクしている。冒頭のその事件では、被害者の首と片方の手首が切り落とされ、しかも隠す意図はなく現場の近くで発見されるという不思議が示される。
 しかしこの真相(厳密にはタタルの解釈だけ)はなかなか強烈だ。
 現場のイラストが示されることもあって、まるで『六枚のとんかつ』のようだ。読者が推理で真相に迫ることはまるで不可能と言っておこうw

 ところで本書で目を惹くのはなんといっても袋綴じ。
 おもしろいことに、上述の殺人事件の真相や三種の神器の薀蓄などは袋綴じの前に終わっているのだ。
 では何のための袋綴じかといえば、それこそ読んでのお楽しみなのだが、正直なところ、ピラミッドの高さの何倍がどれやらに等しくなるの類だなぁ。伊能忠敬の地図が登場する遥か昔に、緯度はともかく、経度方向の距離をしっかり合わせられたとはとても思えない。
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No.17:
(5pt)

歴史が分かる。

読みやすい。
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No.16:
(4pt)

思ったほどキズや汚れ無し

思ったほどキズや汚れなど無く
これなら良いです
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No.15:
(4pt)

恐ろしいまでの真相。

この作品は殺人事件は発生することは発生しますが
あらかじめ犯人は途中から明確に出てきており
犯行理由も明確です。

そして前の巻をそれなりに読んでいればわかりますが
被害者はひどい目に遭った禮子の敵でもあります。
そう、こいつのせいで彼女の母はひどい目を見たのです。
そして彼女も危うく…

最後に思わぬ事実が出てきます。
そして壮大な神々の秘密も。

ミステリーとして読むとちょっときついかな…
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No.14:
(5pt)

ありがとう!

対応早く、説明どおりの商品でした。
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No.13:
(4pt)

袋とじを開けてこそ、本書の価値がある

前作『熊野の残照』が(蘊蓄が)素晴らしかっただけに、
実際の殺人事件が起こってしまう本作は
残念な作品になってしまいました。
見立てについて、状況と
説明の図が全く違っているのはどうしたものでしょう。

本作を特徴づけるのが袋とじ、開けるのが苦手なので、
本編もぐだぐだでしたし、
見ずに売ってしまおうかとすら思いましたが、
勇気を出して切り開いてみたら…、
これを読まずして本作の価値はありません。
袋とじ以外の部分のダメダメさを補って余りありました。

著者はこの発見が本当に嬉しかったのですね。
その道の専門家にも直接会って自説を開陳し、
「面白いね」と言ってもらえたそうです。
そりゃ、袋とじにもしたくなるでしょう。

(以下、ネタバレ注意)

そこでは描かれてない類似の説として
近畿五芒星などがあります。
ヨーロッパでは聖ミカエルの線が有名ですね。
私は純粋に面白いと思いました。
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No.12:
(5pt)

個人的にシリーズナンバーワンの面白さ!

QEDシリーズの第11作。
今作のメインテーマは歴代天皇が皇位のしるしとして受け継いできたとされる、いわゆる「三種の神器」です。
舞台は前作に続き和歌山ですが、今作では熊野・那智あたりから和歌山市内へと移ります。
登場人物や話の流れも前作から続いているので、本作を読む前に前作『熊野の残照』を読んでおいた方が楽しめると思います。
本作で一番驚いたのは、物語の核心部分となるラスト70ページぐらいが袋とじになっていることです。しかも、殺人事件の犯人も、そのトリックも明かされた後に!!斬新・・・(笑)
これも普通の推理小説のように、現実の事件に重きを置いていない(?)QEDシリーズらしいです。
袋とじになっている理由はもちろん核心部分がわからないようにするためですが、今作に関しては袋とじにして本当に正解だったと思います。理由は読めば納得できるはずです(笑)
「昔の人すげえ!」って思ってしまう内容です(笑)
また、今作から毒草師・御名形史紋という後のスピンオフ作品で主人公となる濃いキャラが出てくるので、節目の作品と言えるのではないかと思います。
ただ完全に主人公とキャラがかぶっているので読んでいて少々うっとおしい面もありますがそれも面白いのかなと(笑)
正直個人的にはこのシリーズの現実の事件なんかどうでも良いのですが(笑)、歴史の謎解き部分が壮大過ぎて凄いです!
シリーズ中一番面白かったかもしれません。
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No.11:
(5pt)

一献傾けつつどうぞ

このシリーズは文庫版で全て読んでいる「信者」ですので、評価が甘い点は了承いただきたく(3.5点ぐらいが適正かなぁ)。
QEDを読むのにおすすめしたいのは下のような方です。
・お酒が好きな人
・薀蓄が好きな人
・旅情ミステリーが好きな人
・ただし、ミステリー自体がしょぼくても(トリックや動機などがイマイチでも)、許容できる人
こういう方ならば、きっと面白く感じられるでしょう。
(もしこのシリーズを読んだことがなければ『ベイカー街の問題』をおすすめします)
キャラに魅力が感じられない人もあるようですが、私はかなりキャラ萌えしています。改めて「ああ、趣味って人それぞれなんだなぁ」と思いました(まぁタタルの薀蓄が時々うざいのは認めますが)。
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No.10:
(5pt)

理論体系による歴史

 このシリーズは全作読んでいます。毎回グレードアップしていくと行った感じでとても楽しく、また勉強になります。個人的には歴史も、理系的な話もとても好きなので、二度美味しい。そして、新しい視点でものを見る事が出来る。内容としては無理がある場所も多々あります。それでも、読んでいく内に引き込まれます。
 ただ、これを一番最初に読むのではなく、最初から読む事をお勧めします。
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No.9:
(1pt)

おもしろい……のか?

このシリーズは初めて手に取ったのですが、何だかなぁ、という感じです。
ジャンル的には好きなのですが、このシリーズは中々酷評が多かったのでスルーしてきました。
内容は付いていけないというか、キャラクターに魅力と現実味がない。
昼間からお酒片手に古代史、記紀神話を熱く語る医療関係者たち……それだけの知識と情熱を持ちながら、なぜ毒草師だとか医学の道に進んだのかが分からない。
一番拒絶反応が出たのは“文化人類学好きは変体で他人(特に女性)を想う気持ちが無い傲慢な態度を取る理解しがたい存在”の様に描かれているところです。それが売りなのかは知らんが、読んでいて腹が立つ珍しい作品でした。
著者の経歴からか、薬学や妙なカタカナがちらほら出てきます。存外バカな自分には略いても良いんじゃない?ページ稼ぎ?知識の見せ付け?なんて不満が募り、事件の進み具合のトロさに苛立ってしまいした。
やたらとお酒飲むシーンが多いし。よく話がそれずに大学の講義みたいな話が出来るもんだ。
ラストは袋とじになっているのは良かったですね。買わずに立ち読みする人は邪魔でしかないから。
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No.8:
(4pt)

ミステリー+α?

QEDシリーズは興味を持ったタイトルから読み始めているので若干話がわからない部分もありましたが、特に支障はありませんでした
感想としては、やっぱり面白かったです
QEDシリーズは初めてではないのですが、毎度毎度スケールの大きさと謎の深さに驚かされます
どうやったらこんな思考回路になるのか 羨ましい
ただ、面白いというのは推理小説としての感想ではなく、この本そのものの感想というか・・・
たぶんQEDシリーズ全体に言えると思うのですが、このシリーズにとって殺人事件やその解決はほんのおまけでしかなくて、
メインは、三種の神器、それに纏わる古の神々と日本全国に散らばっているそれらの神社の謎
これに興味を惹かれなければ、残念ながらこの本はつまらないと感じるかと思います
私は元々そういった話が好きなので楽しませてもらいましたが、知識の豊富さが半端ではないので読んでいる途中で許容量がパンクしてしまいそうになりましたw
今回初登場した御名形さんが今後も登場する雰囲気なので、タタルさん、奈々さんとどう関係していくのかが楽しみです
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No.7:
(3pt)

やっぱり現在の出来事が添え物なのは否めない

●世の中てきとうにフィーリングで回ってると思ったら大間違いだぞということがこれを読むと分かります。昔の人だって風情があるとかただそうしたかっただけでは片付けられない理由があって何かをしているということ。●相変わらず現在進行形の方はそうせざるを得ない当事者の心情がいまいち理解できませんでした。やはり人物描写や経緯そしてアイデンティティーに関わる生い立ちの触れ方が浅いからでしょう。一部登場人物に奇妙な振る舞いや特徴があったりちょっと気になることがいくつかありました。後日の伏線でしょうか。●歴史の探索はいまいちインパクトがなかったですね。誰かがこうしたとか、この出来事にはこういう意図があったという類の調査ではないです。禍々しさおどろおどろしさを期待していたのでちょっと肩透かしでした。システムというか対象が壮大すぎるので驚愕させるのではなく感心させるような謎解きです。ただまたそれによって謎が深まりました。「で、何のため?」という。それに手を突っ込んでいないので私にはまだ「偶然じゃねえの?」というわだかまりが渦巻いています。●最後の袋とじですがそういうわけで面白いけれどインパクトはありませんね。あれを袋とじにするならば他の巻の方がそれにふさわしい話を収めていたかもしれません。●いつものように主人公の推理に目立った飛躍や破綻はありませんでした。●新たな登場人物は意外と嫌な感じのやからではありませんでした。禮子に比べればまだ好ましい部分を持っています。●シリーズですがこれ一巻だけ先に手をつけても問題ありません。ただこれの後すぐに前巻を読むなり前巻を読んだ後これを読むなりなさった方が面白いとは思います。●猿田彦って殺されたことになってるのですけどこれってQED独自に導き出されたことなのかでしょうか、調べてもそういう事実の掲載された本はが見つからないんです。
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No.6:
(3pt)

ミステリというよりも・・・

歴史読本?みたいな感じですね〜。
毎回読んで思うんですが、
ミステリ部分なくても十分面白いと思います!
神社とか大好きなのでその点では面白く読めました。
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No.5:
(5pt)

タタルさんと同類キャラ登場です

既成概念を覆す説を毎回披露してくれるシリーズで、今作も期待を裏切らないおもしろさです。
今回は三種の神器をテーマに取り上げています。袋とじというのはちょっと驚きましたが、開けるのも一つの楽しみになりました。
御名形史紋という新キャラも登場して奈々とタタルさんの関係にも少変化が出てきそうな次回作への期待も高まります。
純粋にミステリーや殺人トリックを楽しみたい方にはQEDは物足りないとか、ミステリーではないとの評価もあるようですが、歴史が大好きな人・うんちく好きな人にはとってもオスススメです。
私はこの本で取り上げられた場所へ旅行に行き、QEDをガイドブック代わりにしています。
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No.4:
(4pt)

やっぱりすき

読んでしまいます。
この国で暮らしているのに、日本という国のことを全く知らないんだと、毎度実感させられます。
今作では新たな方が…きっとレギュラーになりますよね!
次回作も楽しみです。
2007.5追記
最近「毒草師」という作品が出版されましたが、そちらでは今作の新たな登場人物が主役はってます。そちらのほうもよろしければ是非。
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No.3:
(4pt)

マイ・サプリメント

いつもながらQEDシリーズはわかりやすい論文のようですね。
読了後いつも頭が満足感でいっぱいになるので、ビタミン剤替わりに服用させてもらってます!
今回は『三種の神器』!毎度毎度、読者のツボを心得ていらっしゃるお題だと感心させられます。
新キャラとのタタルさんの掛け合いも、同族なためか息ぴったり!
奈々ちゃんを交えたこれからの展開にも、期待大です。
ただ、解決編が袋とじだったことが…。
雑誌ならともかく、ノベルズのページに手をかけるのは勇気がいりましたので星4つにさせていただきます。
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No.2:
(1pt)

つまらん

推理小説だと思って買ったが、殺人事件そのものは、物語の中で大して重要な位置を占めておらず、探偵役の人物が、色々な神社についての蘊蓄を傾けるためのbackdropとしてしか使われていない。犯人が、なぜ殺人をするに至ったのか、そして、殺害後に、なぜ被害者の遺体に、ある処理を施したのか、といった動機付けが弱く、説得力がまるでない。使われたトリックも陳腐。本の最後の方が袋綴じになっていて「どんなどんでん返しが用意されているのだろう」と期待して読んだのだが、袋綴じ部分の内容は殺人事件とは無関係。なぜ、作者がこの部分を袋綴じにしたのか、は全くのミステリー。
追加:袋とじ部分の内容を暴露せずにちょっと批判させて頂くと、作者はGPSも、三角測量法もない古代において、遠距離を隔てた2地点間の距離や方角を決めることが、いかに難しかったのか、全然わかっていない。
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No.1:
(4pt)

新キャラクター登場!

今回のQEDはタイトルにもあるとおり、三種の神器が出てくるお話。
あいかわらず崇の説明が冴えわたっています。
現実に起こる事件も、今回は(笑)ちゃんと三種の神器と関わっていて、最後の謎解きは袋とじになっているという徹底さ!
ラストの謎解きにはほんとに唖然とさせられました。
が、今回なんといっても注目なのは新キャラクターの御名形!
崇に輪をかけた無愛想さと崇に勝るとも劣らない知識の持ち主です。
しかも彼はどうも奈々ちゃんに気がある様子。
今後の話にも登場するのは間違いないと思うので
御名形の登場で崇と奈々ちゃんの関係がどう変化してゆくのか、これから見ものです。
お話としては申し分なかった今回のQEDですが
前回の『熊野の残照』を読んでいないと分からない点もあるので星4つにさせてもらいました。
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