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アマルフィ
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アマルフィの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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一人の英雄物語。 さすがのストーリー作りの巧みさに感服。 真保はやはり期待を裏切らないですね。 | ||||
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毎回に著者の想像力(というか創造力というほうが適切か)、に驚かされる。 このストーリーは海外ロケの話があってから作成されたものだという。 それをスタートにしてこれだけ壮大な物語が作られてしまうのだから、 本当に驚くばかりだ。 もちろん、内容についても日本人が海外でこれだけ頑張っているのを見ると、 すごく勇気づけられる。 いままで数多くの同著作を楽しんできたが、 それぞれが全く異なる背景で描かれている。 やはりすごいとしかいいようがない。 | ||||
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最近テレヴィで見ましたがこれで2回目 本からもゆっくり楽しみたいです 有難うございました | ||||
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実に面白い。 真保さんの作品の中では最高作のひとつではないかと思う。 舞台もイタリア、しかもバチカンからチェチェンまでストーリーが展開し、ダン•ブラウン並みの壮大な構想に、時間を忘れて魅了されていく。 主人公の黒田外交官の型破りなキャラクターも魅力。 外交官たる本来の使命感に思わず溜飲が下がる。 | ||||
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映画がなんとも言えないデキだったんですが 暇つぶし用に購入。 同じタイトルの作品とは思えないほどのめり込めました! | ||||
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数年前に話題になった映画の原作である。型破りな外交官・黒田康作がイタリアを舞台に日本人少女誘拐に活躍する。犯人は誰か、目的は何かといった推理小説の要素、冒険小説、ハードボイルドの要素を併せ持つ、類い稀な傑作。 文庫化に当たり、外交官シリーズとサブタイトルが付いたからには、シリーズ化されるのだろう。これまで、単発・読切り作品ばかりだった真保裕一作品に新たな楽しみが生まれた。 | ||||
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映画はまだ観ていないのですが、どうやらラストが違うようですね。 主人公の黒田が、人としてというよりは、 職務を遂行するのに邪魔にならないために、 被害者(誘拐された子の母親)と信頼関係を 持とうとしたりするあたりが、 いい味出してるキャラだなと思いました。 こういう、とんがってるけどウェットなところがいいんじゃないかなと思います。 | ||||
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映画プロットを元にしたとのことで、映画を先にみてしまった者として一抹の不安はありました。 この不安のため本書を読むことをためらわせていたのですが、実際に読んでみると、 映画とはまったく内容が違うという印象です。 逆に映画でみた各シーンの映像がリンクして、本書のおもしろさが増した気がしました。 映像化した本をみても先が読めないというは、なかなかめずらしいと思いました。 | ||||
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犯人のトリックがなかなか効いていますね。 そこへたどりつく流れも無理なく読めました。 誘拐事件がメインですが、その誘拐の裏側に あるものが悲しかった。 スケールの大きさと次々起こる謎と展開に 目が離せず一気に読めました。 これはぜひお勧めします。 | ||||
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色々な伏線が出てきて、どんどん物語りに引き込まれていく。実際に外交官の仕事ぶりを見たことが無いけど、役所仕事ではなく、人間として行動していく主人公がカッコよかった。 | ||||
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映画化という話がまずあり、そのプロットに参加し それを映画とは少し違った形で小説化、という異色作。 自分は映画の方は見ていない。 正直ホワイトアウトにはがっかりしたので、 (尤も織田さんの演技は良かったと思うけれど。) 積極的に「見たい」とは思えず。 普通の小説とは発端が違うせいか、いつもの真保さんの小説と比べれば 緻密な作りこみよりも単なる派手さが目立ち、 そうなると説得力よりも、”ただの一外交官にここまでできるわけがない” と引いた見方をしてしまいがちなせいか ネット上で見た限りは酷評も多かったようだ。 ただ自分としてはやはり最低限の説得力はきちんとあったし 後半にいくにつれての怒涛の展開も面白かった。 何より社会派ミステリーとでも言うのか 着眼点が素晴らしく、単なる謎解きに終わらず 訴えるものがあり それでいて痛快に読める小説だと思う。 機会があれば映画の方も見てみて、小説版とどう違うのか見てみたい。 なにより、アマルフィを見てみたくなった。 | ||||
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さすが映画の原作だけあって壮大なスケールとスピード感。一気に読ませます。単なる誘拐が実は・・・。真実が徐々に暴かれ犯人を追い詰めていくらラストまで映画を観ているような感覚にとらわれました。是非これは映画も見たいです。 アマルフィ 女神の報酬 オリジナル・サウンドトラック | ||||
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本書は、フジテレビ開局50周年記念作品として企画され、7月18日に公開された映画『アマルフィ 女神の報酬』(監督:西谷弘、主演:織田裕二)の原作本である。かつて大ヒット映画『ホワイトアウト』(2000・8・19公開、監督:若松節朗、主演:織田裕二)の原作者である真保裕一氏が今回の映画のプロット作りに参加していた関係により書き下ろしたノベライズである。私自身も真保氏の小説を読むのは『ホワイトアウト』以来、実に8年ぶりである。 クリスマス目前のローマで日本人少女の誘拐事件が発生。捜査が一向に進展しない中、事件に関与する事となった外交官・黒田康作が少女の母親・矢上紗江子とともにイタリアを横断しながら捜索するうちに事件の裏に隠された意外な真相をつきとめ、それはイタリア全土を揺るがす大事件に発展する…。 およそ役人とは思えるパワフルな行動力で誘拐事件に協力する邦人保護担当特別領事・黒田康作、一人娘・まどかの安否を気遣いながら黒田とともに行動する母親・矢上紗江子、黒田の後輩である谷本幹靖と新米の安達香苗、運転手のロレンツォ、黒田の上司で極めて官僚主義的な立場をとる大使館のNo.2である参事官・西野利明、黒田を密かに評価する事務次官・片岡博嗣、そして誘拐事件に関与する謎の男・イアン・ルージンなどなど…。 見方によっては、イタリアを舞台にした黒田と紗江子のバディムービーと見えなくもない展開で物語もよく練られて面白く描かれており、舞台もアマルフィ、ローマ、ナポリ、チヴェタヴェッキア、ヴァチカンと横断するも私自身、イタリアに馴染みがなく、また現時点で映画を未見であるので今ひとつ物語にのめり込みにくかった。せめて本書に登場する地名の写真を記載する配慮をしてほしい。 | ||||
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タイトルの「アマルフィ」 イタリアの都市の地名であるとともに、このスト−リ−の核心であるテロ計画の作戦名でもある。 イタリアを訪れた日本人観光客の母と娘。 突然、その少女が何者かによって誘拐される。 真相を追いかける外交官によって、思いもよらぬテロ計画が浮かび上がってくる。 世界遺産にも登録されているこの街には、こんな言い伝えがある。 「ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスが、愛する妖精アマルフィの死を悼んで、 世界で最も美しい地にその亡骸を埋めて、この街を作った」というのだ。 そんなことから、この物語は、街の美しさとともに、 どこか神話に込められた神秘的なベ−ルに包まれているような雰囲気を漂わせている。 舞台はイタリアの都市、時はクリスマス前夜、日本大使館、テロ計画・・・・ 映画と本とでは、大枠の設定は同じでも、内容は微妙に違う。 何よりも映画では、美しい映像と音楽が堪能できる。 それに対して、本では、テロ計画の真の狙いがどこにあったのかを、文字を通して追うことができる。 だからこそ、映画を見てから本を読むのもよし。本を読んでから映画を見るのもよし。 ♪ タイム・トゥ・セイ・グッバイ あなたと暮らしたこともない 訪れたことすらない 新たな場所で、私は生きていこう あなたとともに旅立とう 船に乗り、過去という海をわたり わかっているわ 未来への旅立ちだということを あなたとともに 私は生きていく (映画パンフレットより) 映画の副題である「女神の報酬」の意図を、音楽にしたような素敵なメロディである。 私のように映画を見てからこの本を読まれた方は、 読み終えて本のペ−ジを閉じたとき、 美しい映像とともに、スクリ−ンに流れていたこのメロディが、 心の中で静かに響いてくることだろう。 | ||||
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映画は予告編しか観ていないが、予告のおかげか登場人物像のイメージはすぐ出来て読みやすかった。映画の初期プロット本という事だが、ストーリー展開はわかりやすくて面白かった。もっとミステリー色が強くてもいいと思うが、あまり堅苦しい表現ばかりだと疲れるので、映画のプロット本としてはこの位が丁度いいのかも。 黒田の強引さも、他の外交官達のいい加減さを見た後では正義感あふれるヒーローのようでカッコ良かった。外交官の役割や外交特権とか、いろいろ勉強にもなった。少女誘拐事件から、ここまで発展するとは・・・映画も観てみたくなった。 | ||||
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映画は見てませんが、自然に織田裕二さん、天海祐希さん、戸田恵里香さんをイメージしながら読み進めました。冷静沈着な黒田外交官、大捜査線の青島刑事とは違うけど、現場を重視し、上に楯突くのは似てますね。味方と思っていた人が実は…だったりどんでん返しの連続で、あっという間に読めました。しかし、007もそうですが、テロリズムって動機づけが難しいですが、今も続く各地の紛争見ていたら、島国日本には到底分らない民族の問題ってあるんでしょうね。しかもその根底は結局利害関係。「冷戦時代のイデオロギーによる高尚な戦争など、今はない。あるのは拝金主義だけだ」という言葉が印象的でした。 | ||||
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映画のプロットづくりに参加した著者自らノベライズした異色の本。たんなる誘拐事件がやがて大きな政治的事件へと発展していく様子は、ご都合主義と感じられる面もなくはないが、十分緊張感がある。しかし、この本から読み取るべきは、無関心であることの罪だ。本書で描かれるチェチェンの問題に、いったいどれだけの日本人が感心を払っているだろうか。ダルフールの虐殺は?ソマリアの内乱は?チベット弾圧は?アメリカがらみの話には大きなスペースを割くマスコミもそれ以外には無関心といっていいほどだ。著者はそのことに警鐘を鳴らす。本作はたんなるミステリーではないのだ。余談だが、大使館員というのは本作に出てくるように、保身しか考えていない人たちらしいです。ドイツの通訳が言っていました。例外もあるでしょうけど。 | ||||
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酷な評価が多いみたいだが、私はなかなか楽しめた。幼女誘拐事件からラストまではほんとにノンストップで、先が気になってなかなか本を閉じられなかった。確かに犯人の行動がよく分からないところもあるが、読んでいるときはそれなりに納得していた。キャラ設定が甘いという指摘もあるが、その分現在進行形の事件に多くのページを使っているので、説明文的なものは非常に少ない。黒田はとても魅力的な主人公に私は見えた。 ただ、真保 裕一氏ならもう少し緊迫感のあるクライマックスを書けたんじゃないかな、とも思う。映画化が前提だからかも知れないが、名作「ホワイトアウト」のクライマックスとは比べ物にならない。それがちょっと残念。 でも純粋な娯楽小説としては十分楽しめたと思っている。やはりこの作家さんは面白い。 | ||||
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一気に読みました!スリリングでとても面白いです。 映画が楽しみです。 | ||||
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待ちに待った真保先生の最新作ということで、さっそく読みました。 冒頭からスピード感のある展開です。いきなり早いです。しっかり ついて行こうときっちり理解しつつ読み進めながら、後半失速するん じゃないの、、、と不安をもちつつ読んでいきましたが、さすがは 真保先生。きっちり物語りが起承転結しています。後半は、しおり 不要ですね。 クライマックスまで「アマルフィ」というタイトルとの関連が謎でしたが、 思いもよらぬ重い業が絡んでいたことを知らされます。 相変わらず無意味な説明もなく、独りよがりなただ書きたい部分もなく、 とても読み易く、展開に引きずり込まれます。星5つです。 | ||||
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