■スポンサードリンク


氷菓



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
氷菓 (角川スニーカー文庫)

氷菓の評価: 3.57/5点 レビュー 190件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 1~20 1/6ページ
No.110:
(5pt)

青春

リアルな学校の話なのでとても理解しやすい
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.109:
(5pt)

面白かった

青春ミステリーが好きになったきっかけです
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.108:
(5pt)

面白かった

登場人物の姿が簡単に思い浮かび、彼らの日常の会話を楽しみながら読めました。普段使わないような難しい言葉も出てくるので、すぐに調べられるKindle版をおすすめします。

私、気になります。ので、続きも読んでいきたいと思います。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.107:
(5pt)

綺麗な装丁

迅速、丁寧な配送です。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.106:
(5pt)

紙の本も持っているけど

この本に悪い所は私としては無いです 言葉遣いが面白く読み返すのは3度目かな 話はわかってるのに読んじゃうそんな本です
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.105:
(5pt)

コスパ主義とミステリと好き

本をたくさん読むことに意味はあるんだろうか。10万冊の蔵書があるなんて誇ってる人もいた気がするがあってももう一回ぜんぶ読めないじゃんそれじゃ。10万冊の本を蔵に置くよりも人生で同じ本を繰り返し、10万回とは言わずとも100回くらい読むほうが100冊の本を1回づつ読むよりもずっと読書体験として有意義なこともあるんじゃないかな。

古典部シリーズは小説自体ほとんど読まないじぶんが大好きでぜんぶ何度も繰り返し読んだ作品だが、ほかの米澤穂信さんの作品を読んだことはない。なんでかというとだいたいわかるとおもうけどアニメ版から入ったので。たぶん、アニメ抜きで本作を読み面白いと思ったかも疑問だ。小説を読むと自然にアニメ版や漫画版(漫画版はコミカライズの最高峰だとおもう)の絵が頭に浮かんで、だから面白い、というのが作者の望む読み方なのかは不明だが、だからこそ好きなので、仕方ない。

1回読んで気付かなかったことが何度も読むと気づく、ということはある。この漫画は学園モノの日常をミステリにしたものである。ミステリの謎が解けるみたく、はっとなる瞬間が何度もある。
実は古典部シリーズで一番思い入れがないのがこの最初の作品だった。ただ、本作とはまったく関係のない作品に触れているときに、ふと、本作が脳裏を過ることは何度もあり、矢張り今では大好きな作品となった。

例えば「蟹工船」とゆう有名なプロレタリア文学小説を読んでいるときである。これを読んでいて、怖いなあ、とおもったのだ。当時の労働者の環境が、ではなく、この小説にでてくる血気盛んな労働者の皆さんが。体が弱くておとなしかったぼくがこの場所にいたら、いじめられまくったんじゃないかって。労働者階級たちの革命運動にはそうやって、もしかすると彼らよりももっと弱く力のない者を置き去りにしてたんじゃないか、とかそんなことを考えつつ、本作が頭に浮かんだ。なぜかを書くとミステリのねたばれになるからしないけど。

「國民の創生」という映画を観てた時も浮かんだ。この映画はKKKを英雄として描いた悪名高い作品でDVDのパッケージに「アメリカ史上最大の恥と呼ばれる」という文章が踊っている。それを観つつ、「KKKを英雄として描くことそれ自体が、人種差別への風刺なのではないか」と思った。なぜかというと、風刺と受け取れるシーンがいくつもあったので。しかしこの映画は当時としては斬新な映像表現が数多くあり、その洗練された表現によって観客は風刺とは受け取れなかったんじゃ、と考えた。
しかしその斬新な映像表現とやらは今観ても、まったくどこにあるかわからない。おそらくは現在に至るまでにやり尽くされて凡庸になってしまったから。つまり作品が「古典」となり、映画の作り手が「風刺」を込めたかどーかも、もう今ではわからなくなった。ただ、悪名だけが残っている。

この小説はそのような古典から、当事者の感情を掘り起こす作品かもしれない、とおもった。仮にその「悪名」が極めて妥当な「評価」であろうとも、そこに埋もれた当事者の感情が「悪」だったとは限らない。

先のシリーズのねたばれになりそうなのである程度ぼかすが「とあるミステリのトリック術はこの作家の時代にでてくる、それ以前のミステリしか読んでないのに思いつけるわけない」という意見が出てくるが、これはどう考えてもヘンだ。あとの世代であればその作劇術は凡庸になったので、ほかの漫画やアニメなどでいくらでも触れる機会があるはず。2022年に素人の高校生たちが映画撮ろう、ってなって「國民の創生」と同クオリティの映画を完成させるのは、わりと簡単なハズ。作者は解ったうえでこれを言わせたに決まっている。

「悪名」を受けた人を実際に「悪」だと断定する方法は簡単であり、映画の風刺らしきシーンを無くしてしまえばいい。映画評論においてそこへの言及を避けてしまえばいいし、作品によっては監督の没後に編集されたバージョンだけが出回っていたりする。ただそれは「真実」でもなんでもない。観客や語り手の都合で簡略化された「真実みたいな作り話」だ。「真実に基づく話」は「基づ」いてるだけで、決して「真実」では、断じて、無い。
長々と書いたが國民の創生と本作の繋がりもミステリのねたばれになるので避けよう。

主人公である折木の信条、これは要するに最近よく言われる「コスパ主義」というやつである。コスパ主義はエンタメ受容における批判の象徴のような存在なので、「ファスト映画」というのもちょっと前によく耳にしたが倍速視聴とか10秒スキップとかで、映画の魅力を正しく理解できるのか、な批判はよくある。だが本作はそのコスパ主義者、折木が動くのがめんどくさいのか安楽椅子探偵のごとく事件を解決していく。

「他人の考えをまとめて5W1Hで整理する」とゆうなかなかすごい推理をおこなうわけだがそれだと真実にたどり着けない。なぜかというと、資料が残されていない場合があるから。
コスパやファストを批判しどれだけ時間を注いで緻密に資料にあたろうと、その資料に書かれていなきゃ真実にはたどりつけない。先に述べた映画にしこまれたトリックは、真実から目を背けさせ、真実のよう…もっと言えば真実よりも感動する作り話を創作するか、あるいは誰か別のひとの感情を切り捨てたりするだけだ。

蟹工船を読んで、この過酷な労働現場でいじめられた人がいたんじゃないか…なんて思う読者はどれだけいたんだろう。ぼくひとりかもしれない。ンじゃぼくがこの小説のなかにいたと仮定したらその感情はどうなるんだろう。埋もれて消えるんだろうか。残せるとしたらなにがあるんだろう。本作のねたばれになるのでこれ以上は書かないけど…ミステリの感想書くのってめんどくさいなあ(コスパ主義)。

全然関係ない小説を読んでて本作があたまに浮かぶのは「好き」だからだ。個人の好きなんて感情はよっぽどの才能がある人じゃなきゃ資料にも何処にも残りゃしないだろう。
100年以上前の海外映画は誰からみても古典だが、90年代くらいのJ-POPだったらどうだろう。ついこのあいだみたいだ。90年代のビーイング系音楽、ビジュアル系ロック、小室ミュージックなど、大好きで青春時代に夢中になって聴きまくったが、これらをただしく伝える音楽評論はどれだけあるだろう。書店にならんでいる音楽評論家や映画評論家が書いた本には嘘が山のように書いてある。嘘を書いてない人なんて一人もいないくらいで嘘だらけだ。コスパやファストを批判する人でも平気で嘘を書く。たった30年かそこいら前の自国の文化すら古典になりつつあり、そこにあった当時子どもだった自分の好きだという感情は嘘でずたずたにされている。
本作の先生の昔語りみたくいいとしこいてそんなんで傷つきゃしないよ当事者にとってもそれは古典なのでして。でも、ほかにもそうやってずたずたにされたひとは山のようにいるに違いあい。

その過去に何がったかを知りたいという好奇心は本作のヒロイン、千反田の「私、気になります」に集約されるが、実家が太くて頭もよく資本力で圧倒する彼女にはそれを掘っていく力はないという。理由はいろいろとあろうが、コスパ主義者の折木ならそれを掘れる力がある。であればコスパ主義者だって役に立つだろう。
姉がベナレスから送ってくる手紙に「輪廻から抜けるのは此処だと死ぬだけ、〇〇も哀れよね」とコスパ主義で語るが、アニメ版だとたしかこのセンテンスは省略されているのでなんでベナレスからの手紙なのかよくわからないが、なんか差別的な物言いだし、無いほうがいいじゃん。その代わり作画にこれでもかとリソースを注いだので魅力的な作品になりましたし千反田の好奇心も一層可愛くなって破壊力も増しました史上最強の黒髪ロングヒロインとして。
資本力だけでなく文化資本がなくては掘れないこともあり、そして「オタクカルチャー資本力」がないと掘れないものだってあるわけでして。オタクカルチャーを2023年のいまでも評論家は軽んじますけど、ここまで語りたくなるほどに「好き」って思える作品をなんか作ってるのか?オタクカルチャー以外は?

で、此処まで書いた話をコスパ主義で要約すると「ぼくは全然小説を読んでなくて、シリーズもので読んだのはせいぜい古典部シリーズとハルヒと俺妹だけです」になっちゃうんだ。「ロクに文学も読まないやつ」の出来上がりです。

でも、好きだから掘れるものがあるんです。それはオタクとかそんなんじゃないっすよ。古典部シリーズ、漫画とアニメのBDと原作小説以外なにもグッズ買ってないし聖地巡礼もしてないもん。ただ、好きな作品を何度もみて楽しむだけ。オタクは知的好奇心を掘り下げてその道の知識を深めていく…なオタクエリート論ひけらかす人多いですけどそれはときにニワカを弾き出す思考に繋がるんでオタクのカジュアル化万歳。べつに「好き」だけだって何処までも掘ってけるよ。小説ぜんぜん読まないけど大好きな作品はであって10年経とうがずっと読んでる。コスパ主義。ミステリの解答がみつかるみたく、新しい発見が何度もあるよ。國民の創生も蟹工船も去年はじめてみたし。

折木だって千反田の事を好きなんだろう?はよ付き合えや(コスパ主義)、と最後にのべておわります。めんどくさいので誤字脱字があっても直しません。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.104:
(5pt)

誰も死なないミステリー

この本では誰も死にません。

けどミステリーです。

面白いです。

読みやすいです。

あなたも氷菓の意味を知ってください
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.103:
(5pt)

面白かった

アニメほどの華やかさは無いが、あまり傷つく人もなく、犯罪もなく、最後まで読むことができた。

あまり人が亡くなったりサイコパスが出来たりするよりは、これくらいの軽やかさで日常の謎を解き明かす方が良いなと思った
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.102:
(4pt)

シンプルに古典部の青春小説

青春ミステリーという触れ込みだったので、すごいミステリーを想像していたけど、そんなにミステリー小説ではないので、注意。

高校生のほろ苦い青春小説である。文章展開が独特で、印象に残る作品。次は『満願』を読んでみたい。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.101:
(4pt)

日常系ミステリー青春傑作!アニメ版がお薦め!

古典的な日常系ミステリー青春小説の傑作です!!
残酷な凄惨な事件の起きない日常系ミステリーを愛読しています。

なによりアニメ版は大傑作です!!

最初に読んだ時は退屈で途中で読みやめてしまいました。
しかしアニメ版を見るとヒロインなどが物凄く魅力的で作品に引き込まれます。主人公にも感情移入出来ますよ。

2022年で放送10周年ですが、京都アニメーションの素晴らしいアニメはこの物語に新たな魅力を吹き込みました。

アニメ版を観てから再読しました。

また飛騨高山の美しく風景が見れるのでアニメ版は本当にお薦めです!

米澤先生特有のビターな青春作品です。

米澤穂信先生はとうとう直木賞を受賞しましたね。ご活動応援しています。

アニメ放送10周年おめでとうございます!
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.100:
(5pt)

評価はわかれるかもだが、私は好き

読んでレビューを書いた1作目で、要は「家の近くの共学」ってのに行きたかった私は、まさかの
「薔薇色⇔高校生活」に、最初っからブルー。 これじゃあ「ブルーアイス」だなあ(?)
でも、決めたものを途中で読めなく(見れなく)なるのはもうやめようと、これは最後まで読めて、とりあえずホッとした。。
最初の数ページで、後に直木賞を獲られることがわかる、しっかりした設定と視点、描写が、読み通せた最大の理由だと思う。続編があるのは納得で、「赤毛のアン」シリーズのような初巻で、安定感とその後の引き出しの多さが感じられるデビュー作である。
怖いものを期待している方には向かないかもしれないが、高校生は、今の自分もなんだけどちょっとした事件が楽しいんですよねー。そういう点では、なんでも面白いと思える気持ちを忘れないタイプでよかったと思った。(ある意味、緩い?)
アニメも見て共学は入りにくく本以上に辛かったが、主軸が一応正統派ミステリーで原作そのまま、力を入れ過ぎない展開が楽しめた。ホータローらしいし、自然に惹きつけられる作品ばかりではないので‥
学園ものって、青春した人ばかりじゃないからそういう点でもけっこう難しいジャンルだけど、本物の作品には必ずファンがつくと思う。他に岐阜出身だと朝井リョウ君とか、結局そういうのを超えた賢さがわかる作家って、やっぱりいいと思った。 共学も、楽しいですね!!
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.99:
(5pt)

ミステリーと青春文学

高校時代。
青い春な世代に現実的な物語。
でも決して軽くなくて深い気もして濃厚な物語。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.98:
(4pt)

なかなか良いデビュー作です。

ちゃんと小説を読める人なら、納得できる出来栄えのデビュー作だと思えるでしょう。
数年前の”このミス”で米澤穂信氏の「満願」がべた褒めだったので読んでみたことが有りました。その時は、なかなか凝った造りの小説で面白く読めたのですが、なんとなくホラーっぽい印象だったので他の作品は敬遠していました。今回は直木賞を受賞したとの話で、私の認識不足かと思い、過去の作品の中からこの「氷果」を読んでみました。東野圭吾の「放課後」や宮部みゆきの「パーフェクトブルー」などと共通するリリシズムあふれるデビュー作でした。推理を闘わせるところは江戸川乱歩の「二銭銅貨」を
連想しました(大分違うけど)。古典部や学校、地域、兄弟、名前の設定などではいささか作りすぎの感は有りますが、まあ許容範囲内です。何よりちりばめられた伏線がちゃんと回収されているところは見事です。また、1967年68年あたりの教育と「管理」の葛藤が(ネタですが)取り上げられていたことにも驚きました。その時代に制服や学帽(今や死語)の問題で声を上げた立場としては、忘れられていない事は救われます。 とりあえず、コロナ禍の中でシリーズで読める本が見つかったのはうれしいことです。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.97:
(5pt)

ミステリとは?好きな作品です。

まず第一に、著者・米澤穂信さんの文体が好きです。
知識豊富な方なんだな、と思います。
この作品はとても好きな作品ですが、
これは登場人物たちの心理的葛藤、成長などを含む青春物語にミステリ要素が加わったと思って読むのがいいかもしれません。
ミステリ(事件、推理)を求めている方なら何か違うと感じる可能性ありです。
何せ、登場人物が高校生ですから。
ミステリと一口にいっても解釈は様々です。日常ミステリ然り、この作品でのミステリは、主人公「折木奉太郎」から見たヒロイン「千反田える」の存在と登場人物たちの心情だと私は思ってます。
多感な学生だからこその心の動き、それは不可思議で謎だらけなんだ、と解釈して読んでおります。
アニメを観ると、より楽しめます。古典部シリーズ、とても面白いです。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.96:
(5pt)

面白かった

面白かった

と思います
とてもとても面白かったです。
よかった
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.95:
(4pt)

先まで読んで総合的に、あとaudibleはよい

この作品単品だと、推理小説の冠が物凄く重い。推理小説で称賛されがちなのは仕掛けと解決への過程に重心が寄る中、この作品はある意味しょうもないお話を連ね、最後の謎も小学生探偵団の話かと言うぐらい、留めのそれに多分感動することはない。
 だから、拍子抜け、なんだこりゃ、という厳しい評価も甘んじて受け入れなければならない気配を、この作品が好きな自分も思ったりする。
 では、何故自分が好きなのかといえば、どちらかというとキャラに重きを置き、田舎、名家、高校生活という身近なようですでに身近ではないものへのノスタルジも含め、やはりアニメの影響を否定はできないバックグラウンドがよいと思うからかなと。
 だから、改めて読み返した氷菓、古典部シリーズ1として楽しめることは、そのイメージも相まって良いのです。
 では、何故満点ではないか。それはシリーズを読み通しての感想になるのでネタバレ気味になりますが、その前にaudibleの感想を。

 非常に良い、朗読素晴らしい。台詞と地の文の読み分けが聞きやすい。

 さて改めて読んでみると、この作品から連なる古典部シリーズの流れが「物語的に」違和感を感じるからかなと。
 自分は「翼~」まで読んでいます。青春ものとして概算もすきだし「鏡~」等は何度も読み返しています。
 でも、氷菓の回の話は過去の話の露出、文化祭で文集として公開、それは非常に受けるものだった。
 となれば、その次はその文集で記述された内容を関係者が読んで……、というものなのではなろうかと。
 どれだけ記述に気を配っても告発なることもあり、その公開は化学変化不可逆な動きになるのでは、と。
まあ平和な話で終わることへの不満とか、やはり物語、推理小説という冠に毒されているのでしょうな。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.94:
(5pt)

綺麗

綺麗に発送いただけました
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.93:
(5pt)

面白い!楽しくあっという間に読み終えました。

私は活字を読むのがあまり得意では無いのですが、とても読みやすく、本の世界に引き込まれ最後まで楽しく読むことが出来ました。
毎回こちらの予想の上を行く謎解きがとても面白かったです。
登場人物もそれぞれ個性があり、みんなとてもバランス良く謎解きに参加し色んな方向からの考え方があるのだと気づいたり出来ました。
ホータローの閃きや頭の回転の速さにいつも驚かされました。
とても面白いです。おすすめです。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.92:
(4pt)

オススメですよー!

この作品だけでは★3だけど、シリーズを通して面白いので★4
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.91:
(5pt)

良かった

中学生の娘用に購入しました。
面白かったと言ってましたので、別のシリーズも購入してみたいです。
氷菓 (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!