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(短編集)

儚い羊たちの祝宴



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【この小説が収録されている参考書籍】
儚い羊たちの祝宴
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴の評価: 3.99/5点 レビュー 152件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 41~60 3/6ページ
No.69:
(5pt)

夢に浸って

オチを語りたい。共有したい。
あなたは気付けた?
そんな会話をしたくなる一冊でした。
となかく読んでほしい。
そしてページを進める毎に、祝宴へ至る道を心の底から美味しく味わって欲しいです。
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No.68:
(5pt)

儚い少女たちの悪意を描いた作品群

無垢な少女達の無垢なゆえの真っすぐな悪意が、胸を締め付けました。たったそれだけの理由でと第三者が思う理由でも、温室育ちの少女にとっては隠し通さなくてはならない秘密であり、それだけの為にどす黒い思惑を生んだり、残酷な行為にも関わらず純粋がゆえに躊躇せずに成し遂げたり。
私が十代の頃に読みふけっていた作家名が出るたびに、懐かしいとノスタルジーに浸りつつ中での結末の黒い事、黒い事。
悪気のない悪意ほど質が悪いな……と色々な読後感が漂う作品でした。
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No.67:
(5pt)

よかったです

読書初心者です。
いろいろな評判を聞いて購入しました。
短編集、どれもおもしろいです。
あっという間に読み終えました。
米澤さんの本はこれまでに数冊読んでいますが、どれも読みやすいです。
短編なのでどれも一ひねりくらいですが、仕方ないでしょう
これからも米澤さんの作品をいろいろ読んでいきたいです。
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No.66:
(4pt)

良作

短編集なので、短い時間に読めるのでよい。
「ラスト一行の衝撃」はいい過ぎだと思うが、相変わらず米澤作品はおもし
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No.65:
(5pt)

ジレンマの解消

作者は最近、本格志向でよいものを作り出していると思いますが所謂お子様向けシリーズを愛する読者も多く、今後も読者として彼らを引き留めておきたいといった商業的に悩ましいところでジレンマを抱えているのではないかと感じさせる作品も見受けられる。
 
本作は転換点か。本格とジュブナイルをうまく使い分けている過去の先輩の例もあり、頑張っていただきたい。

 
 
※すべて個人の感想です。
 
 

 
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No.64:
(5pt)

やっぱりオチが面白い

米澤穂信さんの作品は大好きでよく集めて読んでいます。
この作品も期待を裏切らない面白い作品でした。
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No.63:
(4pt)

軽やかさの中にピリッとした秘薬も感じられる作品

米澤作品特有の後に継がれるストーリー展開は非常に面白い。
今回は「バベルの会」。
とんな会かは是非読んでみてからのお楽しみ。
軽快などんでん返しは、畏れとは異なる、人間の性(さが)のような感じがする。
読みにくさはなくミステリーとしても出来映えは上。朝靄の中で読み進めさせて頂いたが非常に心地よい時間でありました。
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No.62:
(4pt)

連作ダーク短編ミステリ集

米澤 穂信氏の連作ミステリー短編集。
独立した短編のように読めるが、ある会でつながっており、最終章でその会が扱われる。
帯のコピーには最後一行の衝撃どんでん返し!と煽っているが、それをあまり意識するとさほど最後の一行のインパクトはなく、落ちも予想できるものであり、ふつうにダークな味わいのミステリー短編として楽しむほうがいいだろう。
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No.61:
(5pt)

どこか暗い雰囲気が好きな人にはオススメ

独特の書きまわしが好きです。

引き込まれるというか。
この人の本はこっちの雰囲気の方が好きですね。
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No.60:
(5pt)

懐古的な少女趣味を装った残酷な物語

これは恐ろしい短編集です。最後の短編を読んで驚愕しました。
どの短編にも巧妙なトリックが仕込まれており、ミステリーファンにも楽しめると思います。
が、なにより素晴らしいいのは日本的伝統を受け継いだ怪奇・残酷テイストです。ラノベで磨いた偽装の腕が輝る、この人にしか書けないと思います。
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No.59:
(5pt)

40P~70Pほどの短編5篇

5篇のうち、「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「玉野五十鈴の誉れ」の3篇で脳髄が痺れるようなラストを味わえました。特に「北の館の罪人」のラストは陳腐な言い方になってしまいますが相当ゾクッとしました、俯瞰で読んでててもこうですからあまり(北の館の罪人の主人公)の衝撃といったらなかったでしょうね。「山荘秘聞」はわりとミスリードがあからさまだったのでオチは読めましたが、それでも他篇とは趣の違うちょっとユニークな感じもしてこれはこれで好きです。
個人的にラストの「儚い羊たちの晩餐」はただダークだっただけという感じで好きになれませんでしたが、それでも他4篇で余りあるくらい楽しめたので☆5です。短篇集で読みやすいので人に奨めやすいのもいいですね。
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No.58:
(5pt)

ホラー短編集ですね

日本の明治大正時代をモチーフに私小説風に語られるホラー短編集です。短編ということもあって、ミステリーとしては造形は深くなく、オチでホラーを感じるカラクリかな。短編集として共通のキーワードもあり、最終話で本当に怖い感じで落ちます。行けなくて良かったね、と・・・
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No.57:
(4pt)

ゾクりとするオムニバス

初めて米澤さんの作品を読んだ点と、月に1冊読むか位の読書量ですので、猛烈な読書家では無い私の感想です。
登場人物は話ごとに変わりますし、話の舞台となる場所もバラバラですので登場人物や場所などを探すこともなく
スラスラと読めます。登場人物の人となりや舞台設定の説明や背景が掴めてきたら、ゾクっとする展開になり一気に引き込まれます。
内容の説明はしませんが、以外な人物が死んだ時も実は匂わせてあったり、鳥肌が立つ展開も私の好みです。
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No.56:
(5pt)

結末より過程

この作品は推理を楽しむ類いのものではなく、舌で転がして味わうようなもの。
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No.55:
(5pt)

暗黒の物語

久しぶりに米澤さんの本を読みたくなり、こちらも手にとってみました。
5作からなる連作短編のようで、実は少しずつ繋がっているという物語です。
でも個人的には独立して読める短編集だと思いました。
玉野五十鈴の誉れが1番好きでした。
古典部シリーズや小市民シリーズとは一味違っていて、とても面白かったです。
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No.54:
(5pt)

ブラックユーモアミステリーの傑作を集めた短編集

この作家さんの本は初めて手に取りましたが、今までに読んだことのないジャンルのミステリーでした。何と位置づけたら良いのか、ダークミステリー、もしくはブラックユーモアミステリーとでも言ったら良いでしょうか。

本書は、5つの物語から成る短編集で、どの物語にも、「バベルの会」という読書サークルの名前が出てきますが、名前が出てくるだけで、それぞれの短編に話のつながりはなく、独立した物語です。
どの短編も、若い女の子を語り手にしているところが特徴で、すべてのお話に、ちょっとしたオチが必ず入っています。そのオチの部分がかなりダークなので、思わず「ほほぅ」と唸り、ブラックでひねりの効いたユーモアに「ふふっ」と笑ってしまったりします。
そして最終話。ガツンときます。

文体はとても読みやすく、サラサラと読めます。
ひねりの効いた、ちょっぴり怖い、そしてユーモラスな世界をのぞいてみたい方、ぜひおすすめの1冊!
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No.53:
(5pt)

凄まじき筆力

一見平易な語り口ですらすらと読ませる。そしてとことん読ませる。
毎度の事ながら誰にでも読みやすく、かつ夢中にさせる著者の筆力にただただ感心するばかり。
「北の館の罪人」「玉野五十鈴の誉れ」が特に気に入った。

ホラー好き、どんでん返し好きにお薦めである。
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No.52:
(5pt)

名作だなぁ

満願よりこちら。なんかもう上手いんだよね。
消費者のことを鼻くそ程度にしか考えていない帯の嘘全開の煽り文句も良い味出してるよ。
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No.51:
(4pt)

短編集

「満願」の後の2作目です。
読む前から最後の1行が大事なんだよねってレビューつらつら読ませて
いただき、一応わかってました。

収録されているのは「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」
「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」の5篇。

「身内に不幸がありまして」ナルホドね。この1行のために・・・ここまで
引っ張られて来られたのねって。何というか、それぞれの主人公及び周りの人間は
一風変わっていて、それは狂気に近いものを感じさせてくれて、面白いといえば
おもしろくて。まぁ一気に読んでしまいました。

現実感がないというか、それでいてどこぞの世界でもあるような、その世界では
まっとうで理にかなっているところもあり、殺人者には殺人者の論理?があるようで
奇妙なカンカクに襲われたり。主人公達が実に堂々としてるからかしらん。
「玉野五十鈴の誉れ」が唯一5篇のなかでは救いがあるようで、この後如何なるのかなと
想像してみたり、「山荘秘聞」の主人公もこの性格にして、こうなるよねーって途中から
何となくわかるような気もしてきて・・・あんまりどんでん返しを期待するようなことはなく、
読めました。「北の館の罪人」こちらのみ最後の1行の意味がよくわからず
後でもう一度読み返してみようとおもいます。

3作目にどれを選ぶか迷ってます。
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No.50:
(5pt)

不気味さの中に魅力がある傑作

著者の作品を集めるきっかけとなった本です。 それまで読んでいた明るい作風の小説とは違い、終始漂う不穏な空気感に新鮮さを感じました。 上品で読みやすい文章、おそらく昭和初期ごろの時代設定が生み出す非日常感、 そして最大の特徴である、各編の最後の一行など、薄気味悪さの中にも様々な 魅力が詰まった傑作です。 3番目の短編「山荘秘聞」のミスリードにはまんまと引っかかってしまいましたが、巧みな情景描写と後半の緊迫した展開のおかげで、5編の中でも一番のお気に入りになりました。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
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