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(短編集)
ガール
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ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全122件 101~120 6/7ページ
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奥田英朗さんって男だよな〜? なんでこんなに女心が分かるんだ?ってくらい納得してしまいました。 今迄読んだ奥田さんの作品では一番楽しめました。 とくに「ガール」は男には分からない女達のかけひきにドキドキしてしまいました。 この作品独身女性が読んだら元気が出そうでオススメしたい!けど逆に開き直ってしまいそうでオススメしたくないような。。。 男の自分としては特に既婚、未婚問わず男性に読んで欲しいです。 ちなみに自分は既婚ですが女性に対する考えが少し変わった気がします。 もちろん自分の嫁さんにたいしても。 | ||||
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奥田節炸裂!!でも、いつまでもガールでいて、どこが悪いのよとついからみたくなるような気持ち。若けりゃいいってもんじゃないし。それにこれを読んで、「年上の人の気持ちがわかりました」なんて気取ってほしくないな。これは若さを通り過ぎた人が「痛いな」と思いながら、読む本でそこいらの若造にしたり顔で読んでほしくない!!それでもって負けるものか私はこれからも自分らしく生きていつまでも青春するんだと心を強くしてほしい。実態のない疎外感、あれ?いつから飲み会に誘われなくなったのだろう?と思い当たる方は男も女も区別なしに読んでください。 | ||||
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本書は、30代OLの哀愁について5編の短編小説が収録してあります。本書は、『東京物語』や『マドンナ』と類似した短編小説ですね。 マドンナででてくる課長さんは情けないけど面白いなあという印象がありましたが、ガールででてくる30代OLはたくましいなあという印象があります。私は、「ヒロくん」と「ワーキングマザー」がよかったですね。 各短編小説の概略を紹介します。 ・ヒロくん:女上司を快く思っていないベテラン社員に手を焼く女上司の話。会社の派閥や男社会に苦労するも、何とかしようという意気込みがひしひしとつたわる。ちなみに、ヒロくんとは、その女上司の夫のことである。 ・マンション:同じ年の人にマンション購入について先を越された女性が、会社の中での派閥争いに巻き込まれた形で仕事をこなす。また、購入するべきマンションを決定しようとする。 ・ガール:30代女性が若手と一緒に遊ぶことに抵抗を感じ始める話。30代女性にもなると、スタイルでは勝てないが、それにも負けずに外見で勝負しようという意気込みが見られる。 ・ワーキング・マザー:シングルマザーであるにもかかわらず、仕事でも活躍する女性の話。その女性は、仲間内でも一目置かれる存在である。その格は、独身でキャリアウーマンよりも上であろう。 ・ひと回り:新入社員の世話係に任命された30代女性が新入社員に変な虫がつかないかどうかを妙に心配する。 | ||||
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30代のガール達の、ココロの模様がすごく共感できます。 結婚していてもそうでなくとも、仕事、美容、将来・・・。 女の子って結構悩むんです。 ランチの会話の様な、そんな本です。 | ||||
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もう、本当に、30代OLワシヅカミ!! 不思議なくらい、全部私のことって。でもちょっぴり切なく、ホロッときて、最後は元気になります。 人生は誰のものでもない、私だけのステージです。ちょっぴり悩んだりもしながら、前だけを見て歩いて行きたい〜〜そんな気になります。 | ||||
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登場人物と同世代としては、わかる、わかる!の連続。 自分ではまだまだ若いつもりでも、まわりからはどう見えているのか… 中途半端な年齢の微妙な感じがよく伝わって、ちょっと切ないけれど、 でも、「この年頃も悪くはないぞ」という気分で読み終えました。 | ||||
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僕はまだ25歳。一方ここに出てくるキャリアウーマン達は皆30代。彼女らの心情がとても絶妙に描かれているのだろうな。読みながら自分の職場のお姉さん方を思い浮かべた。あの時はこういう心情だったのかな。。。と。職場の女性陣が少し今までとは異なって見えてくる。 中身は短編小説集で、どのタイトルも個性があっておもしろいが、もう一度読みたいのは、「ガール」。30歳後半のいい歳をした「お光」のキャラがいい。ストーリーも、話の流れから途中まで「結局皆歳相応の生き方・振る舞い・格好をした方がいいんだよ」というものかと思ったが、やはり違った。 「結局あなたの好きな生き方・振る舞い・格好がベスト!」 このスタイルがこの作者の本のいいところであり、僕が好きなところ。 | ||||
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どの物語も面白かったけど、表題のガールが一番好き。 30代前半の女性って若く見られる人結構しるし、本人もまだまだ若い 気持ちはある。でも、周囲の評価が微妙に変わってきたりして、ブルーになったり・・・。そんな30代の乙女心を奥田さんはなんで知ってるの?わたしも、お光みたいに若い気持ちをずっと失わない生涯一ガールでいたいな。 | ||||
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いま、育児休業中ですが、会社の先輩に薦められて読みました。 一番最初の主人公、女管理職のあまりの男前さに心をわしずかみにされ、 なんなんだ、この作者は?男なのに、すげーわかってるって思いました。 読み進んでも、どの主人公も最高。 なかでも、ワーキングマザー(ちなみにシングルマザーの設定)の主人公 自分が仕事へ復帰するときには、ああこうありたいなと思わせてくれました。 いろんなことに疲れ、でも、折れそうになりながら頑張って働く女性達に、 是非とも読んでもらいたいです。 そして、元気になって、また頑張って、働こうぜ! | ||||
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奥田さんはどうしてこんなに働く女性のことがわかるのでしょう?まるで実体験してきたかのようで、読みながら話の中にすっかり入りこんで「そうそうそうなのよお!」といいながらあっと言う間に読み終えてしまいました。内容はちがえど サウス・バウンドの時と同じくすっきり気分で元気になります。 | ||||
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若くはない30代OLの焦り、やりがい、男性が書いたとは思えないほど、女性の心理をついた短編集でした。同じ会社ものを扱った「マドンナ」よりこちらのほうが私は好きです。登場人物すべてが「いい人」だからかな? それにしても奥田氏の文章は読みやすい!2時間で読破できます。 最後の「ひと回り」、爆笑でした。 | ||||
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若いといわれる年齢を過ぎたタイプの 違う女性たちが、人生に悩みながら、 それでいて前向きに自分の生き方を模索 していく過程を描いた作品です。 女性管理職、自分のマンションを買う人、 働くシングルマザー、年下の男性に惹か れる女性等を主人公として物語は展開 してきますが、男性作家であるのに、 具体的な女性の悩み等を描ききっている のは、さすがに直木賞作家と思わせられ ます。 表題の「ガール」もそうですが、最後は 自分らしく生きるワーキングガール達に エールを送る作品なので、働く女性と、 女性と働く男性達にも是非読んで欲しい 作品です。 特に一番魅力的に思えた主人公は、2作 目「マンション」に出てくる女性で、 読み終えたらスカットした気分になりま した。 | ||||
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30代・キャリアガールの日々を綴った短編集・・・読み始めた瞬間「そうそう、そんな感じ」とちょっと苦笑いできる一冊。自分の実体験として、やっぱり30代女性は難しいですね!?しっかりしながら、甘え上手なヒトにはやっぱりデレェとしちゃう自分が行間に見え隠れします。 「マドンナ」と読み比べると良くわかる。 男の40代、女の30代。ある意味で同じかも。やっぱり女は男より、10才オトナだ。 | ||||
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30代の女は微妙な年代。悩み多き年頃です。もう、少女でもないし、もうオバサン?の部類に入るのかな・・微妙な女心を捉えていて最高におもしろかったです。 | ||||
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短編集だと何か一つくらいツマラナイものが混じるものですが、この作品集はすべてが面白い。30代後半までOL経験のある私には登場人物の気持ちがよくわかった。20代は笑う時に手で口をおさえるけれど、30代は手をたたく。時に足も踏み鳴らすというのは大いに笑えました。今の私は耳の横でこぶしを振って笑っています。女もこうなるとおしまいだ。マドンナもそうですが、奥田さんはオフィス小説が上手ですね。 | ||||
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奥田氏の作品の中では、「東京物語」「マドンナ」と同系統の作品で、30代のOL達を主人公にすえた連作短編集。 奥田節健在というところで、十分に楽しめる作品ではあるが、残念ながら、他の作品でもよく取り上げられるシチュエーションを書いた作品であり「新規性」にはかける。主人公と同世代の人たちが読むと感想も違ってくるとは思うが、氏の作品としては可もなく不可もなしという「並」の作品だとおもう。 | ||||
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奥田作品なので買いました。 僕の身近には作品に出てくるタイプの女性もガールもいません。 だから新鮮だったとも言えるし、違和感があったとも言えるし。 知り合いの女性たちも読んだらしいですが、「いそう」でも実際にはこういう人って「いないよね」でした。 小説なんだしそれくらいがいいと思います。 楽しく読めました。 楽しく読めるはずですよ。 | ||||
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「奥田さん、いま30代OLの負け犬が流行っているらしいですよ」 「ほう、そうかい」 「ええ、だから本誌連載もそれで。。。」 という会話が、2003年当時、編集者とあったかどうか知りませんが、 いま負け犬ブームが去ったあと、本書を読んでみると、 負け犬から先を描かなければいけないと思うのに、 これでいいの? という疑問符は常に浮かんでいました。 そして、なんかあやふやなエンディングも多く、 いまいち、突っ込みが足りない気もしました。 男が思い描く、仕事がし易い理想のOLという気もします。 だから正直、当事者の30代OLがこれを読んで、 どう思うかは興味は持ちました。 でも、面白かったので、大甘の★4つ | ||||
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奥田英朗さんの作品が好きなので読みましたが、女性じゃなくてもこの本は楽しめるし勇気付けられると思います。ちなみに、あわせて「マドンナ」を読むと男と女の微妙な差がわかって面白いんじゃないかな。 | ||||
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この本のメインキャラクター達(女性)は皆パワーがある。 悩んでても、壁(人?)にぶつかっても、突進していく。 そんな姿に、元気をもらった。 明日からも頑張って仕事に行けそうな気がした。 個人的には安西さんがメイクされてキラキラするところが好き。 | ||||
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