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(短編集)

イン・ザ・プール



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【この小説が収録されている参考書籍】
イン・ザ・プール
イン・ザ・プール (文春文庫)

イン・ザ・プールの評価: 4.36/5点 レビュー 354件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全305件 281~300 15/16ページ
No.25:
(4pt)

おもしろいです、とにかく

精神科医の話、と友達に紹介されたので、期待とはかなり違いましたが、おもしろかったですよ。感動、とか、びっくり、でもなく、おもしろかったです。精神科医の話、なんていうくせにおもいっきり笑いの方です。なんだか変人すぎるこの医師と、まじめに悩んでる患者のやりとり読んでると悩むことがちょっと馬鹿らしくなるかも?まぁ、逆に「こんな医者が許されていいのか!!」と怒る方もいらっしゃるかも。
イン・ザ・プールAmazon書評・レビュー:イン・ザ・プールより
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No.24:
(4pt)

キャラクタが最高

登場人物のキャラクタが最高。さまざまなキャラクタの絡みが楽しく暖かい。娯楽小説としては最高。15冊くらいシリーズで出てほしい。
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No.23:
(4pt)

中身も。

飽きずによむことが出来ました。私は、インザプールが好きなのですが。誰もが心の中に持っている小さな悩みを解決してくれるマイペースな主人公がまた大変面白い。装丁だけでなく、中身まで素晴らしい作品でした。一度読むことをお勧めします。知らないうちに、この独特の世界観に少しははまること間違いなしです。
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No.22:
(5pt)

あっという間に読んでしまいました。

最近立て続けに奥田作品を「邪魔」「最悪」の順で読み、面白かったので、「インザプール」と「空中ブランコ」を買ったのですが、もう想像以上に面白くて2冊続けて一気に読んでしまいました。ほんとに読みながらプッと噴きだしてしまうところがありました。描写が的確なのでなんだか映像で見てるみたいにはまってしまいました。ほんとに元気をもらった気がするし、後味すっきりです。もっと伊良部先生の活躍を読みたい気がします。
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No.21:
(5pt)

下痢,止マル

今週はとても調子が悪く,熱はないのに下痢が続くという悪循環が続いていました。医者に言ったら「風邪ですねー」と言われいっぱい薬をもらいました。仕事で正念場・大事な案件も多い週なのに,おなかが痛くて落ち着かず,暗い気持ちで週末を迎えました。気晴らしに,買ってあったこの本を読みました。笑いながら目からウロコがぽろぽろ落ちました。そして気づきました。「わたしの,この下痢って…」なんと下痢,止まったんです。この本を読んだら。1週間も続いたのに。お医者さんに行っても治らなかったのに。熱もないのに下痢の続く方にオススメします。
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No.20:
(4pt)

こんな精神科医がひとりくらいいたっていいじゃない。

舞台は現代の日本。人間は人間社会が形成する周辺環境によって社会化された産物であり、日常生活における自己決定や選択でさえも、その社会性に束縛されることが多い。そして、時に、その社会性は人間から過度に自由を奪い、人間を硬直させ、ゆえに憂鬱に陥れる。“精神科医、伊良部一郎”を訪れるこの作品の登場人物たちは、初めは、伊良部の社会性の希薄さや稚気に圧倒されるが、そんな伊良部との出会いをきっかけに、自らの病を能動的に克服していく。
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No.19:
(5pt)

一気に読んじゃいました

直木賞受賞作家と聞いて最初は敬遠していました。(今まで失敗することが多かったので・・・)しかし、面白い!!精神科医伊良部先生。セクシー看護婦マユミちゃん。キャラクター濃くてサイコーです!!どの作品も身近なもので親しみやすく文章も読みやすく、いや~奥田さん素晴らしいですね。私は個人的に「コンパニオン」が好きですね。次は「空中ブランコ」読みます。
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No.18:
(5pt)

最初の1冊

奥田氏の本の中で、この本が一番好きです。精神科医と患者の話というので、多少はつらい気分になるかなあと思いましたが、全くそんなことはなく、ただ笑えました。読みやすいし、誰にでもとっつきやすい内容だと思うので、奥田氏の本を読んでみようと思う人がいたら、ぜひこの1冊をおすすめします。
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No.17:
(4pt)

面白かった

携帯依存症、強迫神経症、水泳中毒・・・きっと世の中にはそんな人もいるだろう。その患者たちをモチーフにして進んでいく物語だが、医者の伊良部が強烈な個性を持っていて、患者がかすんで見えてしまうほど。時には患者と伊良部のどちらがカウンセリングされているのかわからなくなってしまうようなこともあり、こんな医者がいたら面白いだろうなあ、と思ってしまった。診てもらいたいかどうかは別にして・・・
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No.16:
(4pt)

ま~そんなんもありかな

 精神科の医者は精神病患者と紙一重、どっちが精神病かわからないことがよくあると、友達の看護師から聞いたことがありますが、まさしくその通り。ちなみに私の知っている、心理学を教える大学教授はウツかと思う程、やばい感じがただよってます。そんなことはさておき、主人公の精神科医はあたなの職場でもいそうな、チビで小太りのおっさんに~ちゃん。否が応でも想像できます。文章は読みやすいです。その点で星4つ。
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No.15:
(4pt)

看護婦さんがすてきです

「空中ブランコ」「邪魔」「最悪」を読みましたが、この「イン・ザ・プール」がいちばん面白い作品だと思います。「空中ブランコ」の「フレンズ」や「女流作家」も楽しく読めましたけど、本作の「いてもたっても」なんて、すごくおかしいですよ。「おくび」と「はい?」が初期の頃から奥田印なのかなー?と思いましたが、「邪魔」「最悪」など本格ミステリーは「よくある話」の域を出ず、自分は読んでいてだめでした。居るわけないじゃん、というような物語にこれからも著者の筆が冴えますように!
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No.14:
(5pt)

ありえないようでいてどこかリアル

面白くて一気に読んでしまった。ストレス社会の現代においてどこか人事とは思えない患者達が描かれていた。特に印象に残ったのはフレンズ。携帯依存症の高校生の話だ。人にかっこよく思われたい,みんなに必要とされる人になりたいという欲望は誰しもが持っていると思う。同時に誰にも必要にされていないと感じるときの孤独感は絶望的なものである。「こんなことありえないよー。」とは思いつつも,主人公達に共感できる部分はたくさんあって、その心理描写はリアルだった。どこか皮肉がこめられていて,人のふり見て我がふり直せではないが本当の人とのつながりとはなんだろうと考えさせられる作品だった。
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No.13:
(5pt)

切迫感とその解放

 作者・奥田英朗は、登場人物が、ある切迫した状況に追い込まれていく様子を描くのが非常にうまい。『最悪』『邪魔』においてもその巧妙さは証明されているが、巧妙なあまりその切迫感は読者に伝染し、『最悪』『邪魔』には読後に幾分かの後味の悪さが残ってしまう欠点があったように思う。 この『イン・ザ・プール』および『空中ブランコ』では、精神科医伊良部一郎が、登場人物の切迫感をあらぬ方向からの「治療」によって解放してゆく……。 切迫感から解放される心地よさを読者も共有できるバランスのいい作品である。
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No.12:
(5pt)

久々に傑作に出会った。

書店で綺麗な表紙に惹かれて手に取ったのが出会いだった。するとすぐに、何とも、表紙のような神秘的な雰囲気とは大きくかけ離れた精神科医伊良部が登場。本当に精神科医?と、登場する患者達と私も同じ思いを抱いた。各患者の症状にも驚くが、その治療方法(?)は更に特殊。きっと彼も、治療だなんて思っていないんだろう。しかし、患者達は最後にはそれぞれの病を克服していく。全て、伊良部の治療の成果だ。私たち読者は、登場する患者達と同じ「現代病」の予備軍なのだろう。だからこそ、患者と共に伊良部に振り回され、そして癒される。この癒しを、是非多くの方に体験していただきたい。
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No.11:
(5pt)

伊良部役はだれが適任だと思いますか?

まさに怪作である。この作品は、すごく好きな人と、全く受け付けない人の二通りにわかれるとおもうが、私にとっては「ハマッタ」作品である。とにかく、主人公の精神科医・伊良部のキャラクターがよい。ひたすら笑わせる小説でありながら、泣かせる(?)ツボをおさえている。作者の代表作「最悪」「邪魔」とは、全く違った路線の作品でありながら、文章展開のうまさは両群の作品に通じるものであり、本作品ではあらためて作者の才能を痛感させられた。さて、本作品をドラマ化するなら、伊良部役はだれが適任だと思いますか?惜しくも受賞は逃したが、第127回直木賞の候補作であった。
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No.10:
(5pt)

癒される名作

爆笑できると謳っていますが実際は心に悩みを抱えた患者を破天荒な精神科医伊良部が破天荒な行動でそれぞれの患者の心の病を治していくという読むとちょっぴり幸せになれるような名作です読む機会があったら是非読んで欲しい1冊です
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No.9:
(5pt)

なんでか 泣けます

本屋で立ち読みして、笑いをこらえるのに苦労したので購入。そしたら、なんと泣けてきました。一話づつ ありえない精神科医がこっちの心の中にも ずけずけ、ずんずん入り込んできて。きっと居るはずの無い看護婦さんも、なんか 好き。「フレンズ」「いてもたっても」携帯の話だけど、実は 人と人のつながりって・・・・っていう根本的な悩みとか、日ごろのストレスに 効きます。あと、自分にとっての小さい気になること(私は 鍵がかかっているかどうかかなりガチャガチャする性質..)についても親身に見えないのに 親身に考えてくれてます(笑)ありえないーー、けどどっかに居るんだよね、と思いたい本です。
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No.8:
(5pt)

はっはっは・・・・

真面目に生きよう、という考え方を鼻で笑うような主人公の生き方、大好きです。自分を知らず知らずのうちに縛っている制約条件なんかこの際忘れて、こんな風に面白おかしく過ごしてみたいもんです。(無理なんでしょうけど、ね・・・)
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No.7:
(5pt)

変な医者・・・

へんてこな精神科医にさんざん振り回された結果、患者自身気が付かないうちにその病気が治ってしまう、というユーモアたっぷりの話。どの話もおもしろいのだが、私は携帯電話依存症の高校生の話が印象深い。誰もが携帯電話を持つようになった時代、この便利な道具なしの生活はもはや考えられなくなった。それを考えた時、携帯電話を失いパニックに陥り狼狽する高校生の姿は、笑って読んでいるだけでは済まされなくなってくる。(セクシーな看護婦についてもこの話では、かなりいい感じで描かれています。毎回一気に読みきれる分量なので、忙しい人でも気楽に読めると思います。)
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No.6:
(4pt)

ブラックジャックの対極にいる名医

不可能を可能にする傑出した外科的手腕で患者を治癒させるブラックジャック.医師免許を持たず、己の信念にしたがう奔放な生き方は、ヒロイックで実に分かりやすく、カッコいい.一方、こちらの主人公「医学博士・伊良部一郎」.結果的に患者は治癒するのであるが、彼は患者にこれと言った治療も施さず、己の信念というよりはわがまま奔放に生き、しかも、読んでいくと途方もなくカッコ悪い.不愉快である!この本、一体、何がおもしろいのか?実に分かりにくいのである.古本屋行きだな....諦めて読み続けていると、最終話にさしかかった頃、何やら精神的に開放された自分に気づく....そう!この本自身が「伊良部一郎」だったんだ!「伊良部総合病院」に通院していた自分に気づく....ストレス多き現代社会、もっとお気楽に生きようよ!.....かくして、この本、書棚の奥に大事にしまわれたのであった.
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