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(短編集)

the TEAM ザ・チーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
the TEAM
the TEAM(ザ・チーム) (集英社文庫)

the TEAM ザ・チームの評価: 4.07/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(4pt)

チョー気持ちいい!!

 幽霊も、呪いも、自分たちを脅かそうとする記者すらも笑い飛ばして、鮮やかに問題を解決してしまうクールな「チーム」の物語。「霊能力者、能城あや子」を作り上げるスタッフたちの活躍がこの物語のみどころだ。コンピューターを自在に操る「悠美」、違法捜査のプロ「賢一」、あや子のマネージャーとしてチームをまとめる「鳴滝」それぞれが連携しあって、あらゆる事件を解明していく。事件の解明にはもちろんミステリの要素が十分に含まれてて、最後まで読まずにはいられないつくりになっている。とにかくこの作品は「きもちいい」作品だ。短編に区切られていて読みやすいし、すべてにオチがあってはずれがない。井上氏の作品はあまり読んだことがなかったが、それでもこの本は楽しく読むことができた。
ただ、この本はエンタテイメント的にはかなり面白いが、あまり感情の描写や表現はなく、「チーム」といっても人間ドラマ的な要素は高いといえない。もちろん報道のありかたや、人の幸せなどについて疑問符をなげかけるようなところはあるが、あくまでもそれはサブであって、けっこうあっさりとふれられるだけ。井上氏の作品はこうゆうものなのかもしれないが、読後の感想は「スカッとした」に尽きる。あまり余韻を楽しむというタイプではなかった。
the TEAMAmazon書評・レビュー:the TEAMより
4087747956
No.1:
(4pt)

井上版仕置き人?

霊媒師・能城あや子と“愉快な仲間達”がそれぞれの得意技を駆使して、悩める子羊たちを救い、悪に鉄槌を下す、ユーモア・ミステリ。
犯罪がらみの案件が多いので、さながら、井上版仕置き人といった風情があります。まだまだチーム全体の謎を残したまま終わっているので、シリーズ化に期待大ですね。
最終話が予想通りの展開で、取り急ぎ店じまいといった感があったので、星ひとつ減点ですが、井上ファンならずとも楽しんで読めるお勧め本です。
the TEAMAmazon書評・レビュー:the TEAMより
4087747956

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