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(短編集)
the TEAM ザ・チーム
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the TEAM ザ・チームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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やっぱり井上さんは上手いね。安心して楽しめる一冊です。ただ、さらっと読めるんだけど、結構グロかったりえげつなかったりを扱ってますね。 | ||||
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あっさりと一冊で終わったけど、もう少し続ければ良かったと思う。軽く気楽に読むのには丁度よいかも。映像化すれば、今のワンパターンの刑事物や医者物、弁護士物ドラマより、はるかに面白いと思う。 | ||||
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まず物語の設定から珍しく、先を容易に読ませないところが新しかった。 | ||||
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文庫版も持っていますが、Kindleにも入れたくて電子版を追加購入しました。 一つひとつの話は長くないので、サクッと読めてしまいます。 ハラハラドキドキの大きな展開があるわけではないですが、それでもしっかり面白い! そしてチームの颯爽とした潔さがとても気持ちいいです。 他の方のコメントの通り続きがあれば読みたいですが、ここで終わるのもまた素敵かな、と思います。 痛快で、読了後には爽やかさが残る小説です。 | ||||
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以前図書館で借りて、そのうち買おうと思っていた本が書棚に並びました。 | ||||
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私は推理小説が好きなので、もっと事件性のあるストーリーかなと思ったらそうでもなくて、でも読んでいくうちにだんだんおもしろくなってきて、読み終わったときに、続編は?と思って探してしまいました。 最初は本物の霊能者なのかなと思ったけれどそうではなくて、でもそれをチームでぬかりなくサポートしていく。でも思いもよらないミス?で立場があやうくなっていくが、それをどう切り抜けていくのか、そしてラストは・・・ちょっと心が温まります。 | ||||
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某霊能番組を題材にしたのかしてないのか、一時期流行したスピリチュアルの系列を連想させる内容。 ちなみに、私はこのような番組大好きであったし、涙がこみ上げそうになった事も一度や二度ではない。 さて、この小説。霊能力を信じさせるために一癖も二癖もある人物たちが脇を固める。 そうか、家に忍び込んだり、ごみを漁られたりすればたいていの生活情報は流失してしまうのか。 そのようなことがない前提で生きているわれわれにとっては、2、3の情報を相手が知っていれば、 何か特別な力があるとあがめてしまうかもしれない。 そんな、ごく簡単な警鐘をならしながらもキャラのたった人物が魅力的であり、短編的な読みやすさも手伝って面白く読めた。 忽然と消えたその後もきになるところ。 | ||||
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インチキ霊能者のおばさんと彼女をサポートするチームの活躍を描いた連作短編集。 テンポが良く井上さんのいつもの軽いタッチで描かれる短編集かなとおもいきや、 終盤はさらに深化とシリアスさを増していく面白さがあり読後の爽快感も中々でした。 各キャラクターの個性もたっており、それぞれがコンピュータやマスコミ関係のプロといった感じで 岡嶋二人時代からの得意分野も楽しめて満足度も高かったです。 このまま連ドラにしても人気がでそうな作品ですね。 | ||||
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相談相手を事前に調査することによって的確な霊視を行い、ついでに彼らが巻き込まれている 事件も解決するインチキ霊媒師とその周りの人間の物語で、インチキ霊媒師ものというありがちな ネタに事件を絡めることによって、この作品独自の雰囲気を出すことに成功している 基本的に面白い作品ではあるのだが、終り方がかなりあっさりしており、読み終えても どうしてもスッキリしない部分があるのがややマイナス まあそれでも楽しめる作品といえるだろう | ||||
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本書は、八つの短編を収めた連作集である。 物語の主人公・能城あや子は、霊能力をもつ助言者。初対面の相談者でも人生の悩みなどをズバリ言い当て、問題の解決へと導いていく。 ところが、その霊能力というのは嘘っぱちで、本当は、彼女のマネージャーら四人の調査チームが犯罪まがいの荒業で情報を調べ上げ、霊視しているように見せかけていたのだ。 そんな中、彼女の霊能力を疑い、その正体を暴こうとする週刊誌の記者との攻防は読み応えがある。記者は妹を自殺に追い込んだと思い込んで長年苦しんできたが、主人公の率いるチームの調査のおかげで真実を知ることができた。読後感が爽やかなミステリーの一冊。 | ||||
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イメージしていたよりも、本の状態が良く、内容も面白かったです。 | ||||
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いや〜こんな短編があるとは。後味のよさは、過去に読んだ作品の中で最高かもしれません。 登場人物全員が誰が主人公かわからないほどに個性が際立ち、魅力にあふれている。 引き際の良さまで見事なまでだが、もうこの登場人物に出会うことはないのだろうかと 一抹の寂しさすら感じるぶったぎりラストはお見事としか言いようがない。 これはテレビドラマで映像化して欲しい! 主演は誰がいいかなぁ… | ||||
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某書店チェーンの文庫大賞作品という事で購入しました。 連作短編、キャラクターもハッキリしていてシナリオも明快、非常に読みやすいです。 確かに勧善懲悪ではあるが明らかに犯罪行為を行っている点はいかがなものか?とは思うけど、面白いから許しましょう。 またその辺がラストの爽快な後味にも繋がるところが憎い。ミステリでありながら引き際までキレイな後味な作品はあまりありません。ミステリに家族愛までを融合させた作品です。 | ||||
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最近人気の霊能者、能城あや子には隠されたカラクリがあった。それがThe Teamなのだ。彼女が相談者を霊視し、知り得ない事を言い当てるのは、霊能力ではなく徹底した相談者の身辺調査によるものだった!部屋に入ったり、盗撮をしたり、明らかに法を犯しているのだけど、誰も傷つけることなく、悪事を暴くので痛快。 連続テレビドラマにしたら、とても良い素材であると思った。発想が面白い。 人物が魅力的に描かれていれば、もっと物語に引き込まれたと思うのです。人物描写は少なめでした。 | ||||
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1冊に8つの章があり、それぞれの話「事件」が1話完結式なので、ラストの「陽炎」以外はどの話から読んでも、そこで起きている事件については納得のいく結果がわかります。 でも、全体の流れの“謎”についてもだんだん解明されてくるので、順番に読むのが一番面白いかも! 見事なまでのチームプレーで、読んでいて気持ちよかったです。 これほどのプロたちの「チーム」を考えてしまう作者はすごい!! タイトル通りのすごい話でした。 彼らの活躍が面白くて颯爽としていて、去り際もカッコよくって……!! 読み終えた後もすごく爽快ないい気分になれました!! もしも自分が映画やドラマの監督とかプロデューサーだったら、こういう話を映像化したいぞーっ! | ||||
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「現代版必殺仕事人」「勧善懲悪」「爽快・痛快連作短編集」と謳っている割に、妙に主人公側のメンバーに嫌味ったらしいキャラが多くて、感情移入できない。 また、インチキ霊視を主人公たちが私利私欲でやっているイメージが強く、結果的に事件を解決に導いてはいるものの、キャラクターとストーリーがうまく絡み合っていない印象。アウトローなりの「正義感」をもっと描きこんでほしかった。 あと、敵役である稲野辺記者が主人公のように描かれている話が多すぎるのも、主人公たちの存在感が薄まってしまい、かなりのマイナスと感じた。 | ||||
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どうして発売当時買わなかったんだろう。レビューも少ないところを見ると話題にならなかったのかしら? 面白い!面白すぎる。霊導師 能城あや子の霊視を支えるプロのスタッフたち。霊視の対象者たちを事前に、ハッカー並みの力を持つ悠美と不法家宅侵入してありとあらゆるものをデジカメに収めてくる草壁で、調べまくる。プロファイリングされまくっているので霊視は外れるわけがない。 そんな設定なのだが、その霊視の結果、みんなハッピーになっていく。懲らしめられるのは、悪人たちだけだ。 この設定なら「ザ・チーム」もやろうと思えば、巨万の富を強奪できるくらいの力があるのだろうけど、そこにはさっぱり興味がないらしく、草壁などは酷使されるサラリーマンのようにぼやきながら日夜不法侵入を繰り返し調査しまくる。詐欺・不法侵入・窃盗・ハッキングと罪を犯している自意識がありながら、その仕事(罪)に見合うだけの報酬を求めない「ザ・チーム」。そのギリギリのバランスのところをコミカルにそして痛快に書き上げていった筆者の構成力と筆致に頭がさがる。さすがだ!かなり笑えます。ぜひ、お読みあれ! 次はブックオフではなく、きちんと書店で井上夢人の作品を買おうとおもう。 | ||||
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人気〈霊導師〉能城あや子。その裏には霊視(インチキ)を支える捜査団がいた。 その「チーム」の捜索によって、依頼の裏にある事実を明らかにする。 短編連作集というか、もはや長編に近い。 1つ1つの話では、依頼人の過去が明らかになっていき、 全体としては、「チーム」の過去が明らかになっていく。 彼女のインチキを暴こうと、週刊誌の記者が調査に乗り出す。 しかし、彼女たちは悪いことはしていない。 時には、その事前調査によって、社会的な犯罪さえも解決してしまう。 勧善懲悪を徹底している。 「だから、それで、どこに被害者がいるの?」 非常に痛快だ。 全体として、家族がテーマになっているのもいいですね。 巻末の解説が素晴らしく、言いたいことを全部書かれてしまった。 ぜひ、解説まで読んでみてください。 | ||||
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とてもよく練られた話ばかり。先が知りたくて、夜目薬を点しながら読みました。 井上夢人は、岡島二人の時代から以前結構購読していて、今回評価も良かったため久しぶりに購入。 話にのめりこみたいタイプなので、普段あまり短編は読みませんが、とてもおもしろく、読んで後悔はなかったと思います。 短編集ですが、連作であり話がぶちぶち、登場人物を記憶やり直し的な事ほとんど無く、快適に読めました。 題名からはもっと軽い話を想像していましたが、なんだかほろっとする部分もあり暖かい気持ちになるところも・・・。 話はいわゆるインチキ霊導師がバックにつく敏腕調査チームのお陰で相談者の悩みを解決(警察も捜査できなかったような難解な事件)していきます。 悩みの陰にはあっと言わせる真実が隠されています。 とにかく久々に面白かったです。 井上夢人はシリーズ物を書かない作者だということですが、ぜひぜひVOL.2をお願いします。 | ||||
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“エンターテイメント”として痛快この上ない。 “必殺仕事人”であり、“ミッション・インポッシブル” であり…。 成功例の活躍を描くのはた易い事だと思うけれど、引き際 までは…。 小説を読んでいて、着地をどこに持っていくのか?という のが読中最大の興味で、それらを散々裏切って尚且つ読者 を最大限に満足させる妙は…。 感服仕りました。 | ||||
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