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狐罠



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【この小説が収録されている参考書籍】
狐罠
狐罠 (講談社文庫)
旗師・冬狐堂一 狐罠 (徳間文庫)

狐罠の評価: 4.42/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

おもしろくないわけじゃないけど、星5つは良すぎ。

骨董の世界という特殊な世界を舞台にしているところがおもしろかった。主人公の旗師としての駆け引きなどは、その世界についてなにも知らないわたしにとっては興味深かった。そういう意味では星四つ。それをあえて星三つにしたのは、二つの理由による。第一は、人物の印象が少し希薄だからだ。たとえば主人公が美人だということはわかるのだが、読んだあとで彼女の姿がなぜか生き生きと浮かび上がってこないのだ。また、たとえば彼女の元夫の「プロフェッサー」との関係も、今ひとつ説得力なない気がした。主人公、元夫、友人の写真家、保険屋、贋作家など、意味ありげな人物がいっぱい登場するのに、一人一人の印象と動機付けが希薄なために、読後感としては欲求不満が残った。第二は、一番初めの登場するロンドン美術館のアジア系キュレーターが実は保険屋だったなどということも、かなり予測できてしまう。そういう意味では、展開もわりとありきたりなのだ。
狐罠Amazon書評・レビュー:狐罠より
4062086263

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