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ポピュリズム



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【この小説が収録されている参考書籍】
ポピュリズム

ポピュリズムの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ワクワクしないな

アイディアは悪くない。国民公選による首相選挙が人気投票に堕していくのは、昨今のSNSやヤフコメなどにみられる日本人の民度の低さを考慮すれば十分にありうる話であり、それをテーマに小説を書こうとしたのはおもしろい取り組みだといえるだろう。しかしながら、読んでいてワクワクしたりハラハラするといった小説としての楽しみがない。選挙は公平に というわけでもないだろうが、二つの政党の動きを交互に書き、どちらが主役なのか 明らかでないままストーリーが進むので、登場人物の誰かに感情移入するようなこともできず、淡々と状況報告を読まされているような気持になる。途中で飽きてきて、長い話だな~まだ終わんないの?と言いたくなった。
堂場さんの警察小説は、読者の気持ちをつかんで最後まで一気に読み通させる迫力があるが、この作品にはそうした魅力がない。おっさんになると政治議論をしたくなるのは理解できるが、はっきり言っておもしろくない、もうSF政治小説はやめて警察小説に回帰してほしいものだ。
ポピュリズムAmazon書評・レビュー:ポピュリズムより
408775474X

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