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世界でいちばん透きとおった物語2
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世界でいちばん透きとおった物語2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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一巻は良くも悪くもギミックに驚かされ、それに作者が苦心したことが評価されたように思う。しかし、話としては綺麗に完結しているので、続編が出たことに驚いた。 まあ、売れた作品とは往々にしてそうなるものだけれど。 その為、どういう話になるのか期待もあり不安でもあった。しかし、今巻で話の方向性が定まったように思う。 前巻のようなギミックはないが、ちゃんとミステリーになっており、それが紐解かれていくのはなかなか引き込まれる。 前巻のキャラクターや関係性も引き継がれており、続編でありつつ前作とは異なる物語となっている。 このままシリーズになりそうだし、次に期待してしまうけれど、個人的には同作者の『楽園ノイズ』シリーズも好きなのでその続きも読みたい。 ちゃんと面白い話になっていて良かった。 | ||||
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. 翠川双輔の筆名でミステリ小説を書いてきた二人組作家のうち、プロット担当の菊谷(きくたに)博和が急死する。月刊誌で『殺導線の少女』を連載しているさなかだった。菊谷の相方で執筆担当だった宇津木(うつぎ)静夫には続きの構想がないという。そんな中、新人作家の藤阪燈真(とうま)は月刊誌の担当編集者からこの未完小説の続きを書いてみないかと持ちかけられる。燈真は宇津木に話を聞くが、続きなんか必要ないとけんもほろろだ。だが、宇津木の菊谷に対する態度はどうも奇妙に感じられて……。 ----------------- 前作『 | ||||
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実は2はまだ読んでいないのですが、(2が出ていることすらしらなかった) 最後の仕掛けに感動しました。 なるほど世界で一番透き通ってるわ。 しかも物語の内容に破綻がないのが私的にはすごいです。 これって若い方には普通のことなんでしょうか。 | ||||
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前作のトリックが凄かっただけに、どうしても今作も期待をしてしまいましたがそういうトリックはなく。 ただ、それを抜きにすれば「遺作を探す旅」という点では前作以上の内容でした。 終盤の謎解きに至る過程だけでなはなく、作中作自体も謎が謎を呼ぶ展開で、ミステリーとしても十分面白い内容になっています。 今後の霧子さんとの展開も楽しみですね | ||||
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ビブリオミステリーとしてとても面白い、作品の出来としては決して前作に引けをとるものではない…。 けど、本の仕掛けとして前作に勝る驚きはない以上、素直にタイトルは変えるべきだった。 (といってもあれを越える仕掛け作れるなら、それはそれでタイトル変えないともったいない。) 売上のためとはいえ、こう分かりやすく作品の価値を下げかねないやり方は、編集の不誠実さが目立って少し不愉快。 タイトルも作品の一部、そのタイトルを売上げのための記号にしてしまった。違うタイトルだったら星5つだった。 | ||||
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内容は面白いと思うが、前作をイメージさせる、あるいは期待させるこのタイトルはどうかと思います。 売れてなんぼの世界なんでしょうが、いくら何でも。。。と思いました。出版社に騙された気分です。 | ||||
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前作の続編で、今作も燈真と霧子が活躍しますが、今作は作中作品を中心に話が展開されます。前作ほどの衝撃は無かったものの、最後はなるほど〜という解決が待っています。1を読んでなくても十分面白いですが、先に1をを読んでからのほうがより楽しめると思います。 | ||||
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刺さりませんでした。 一作目のインパクトが強すぎ、期待しすぎたのかもしれません。 もしくはこの小説に期待するのは、読み終わった後の驚きや感動、といったものではなかったのかもしれないです。 | ||||
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タイトルのせいで前作と同種の奇抜な仕掛けを期待してしまうが、それとは趣を異にした作品であったため、肩透かしを感じる読者も多いのではないか。もっと他に内容にふさわしいタイトルを検討された方が良かったのではないかと思った。作中作の趣向や、作品の核となる《動機》には、感嘆させられるものがあった。ただ《動機》の着想は、短編小説として構築された方が、よりアイディアが先鋭に美しく輝いたような気がした。平明平板な文章で、最小限の簡潔な描写でつづられた230ページほどの作品であるためか、長い短編を読んだような印象が読後に残った。 | ||||
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前作は透き通ったって言葉自体に意味があってストーリーはソレに対する装飾だったが、 今作はいつもの杉井光だなって感じですね、いつもの構成で物語は進み最後も安定の展開ですね、 | ||||
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控えめに言って最高です。前作を超えるのは無理でしょ…同じネタ使えないし…と思ったが、軽く前作を超えてきました。メタフィクションをしっかりぶち込んだ本格ミステリで楽しめました。前作を読まなくても読めますが、ぜひ前作を読まれてからこちらを読むことをオススメします。その方が2倍楽しめます。 | ||||
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商品、無事、届きました。有り難うございました。 | ||||
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前作「世界でいちばん透きとおった物語」がインパクト大の構成だったため、続編はどんなものになるのだろうか?と発売日を心待ちにしていました。仕事終わりに書店に駆け込み、家に帰ってドキドキしながら1ページ目を捲った途端… 勿体無いと思いつつもやめ時がわからず、直ぐに読み終えてしまった……… 前作と同様にプロットの担当が亡くなってしまった、とある作家コンビの連載の続きを主人公が探っていくビブリオ・ミステリなのですがこの絶筆となってしまった「殺導線の少女」が読み物として純粋に面白いので読者としても続きが気になってしまう構成になっています。 この罠に嵌った途端に、ページを捲る手が止まらなくなりました。じっくりと読みたいのに、でも謎が気になって早く読んでしまいたい。 主人公である燈真くんや霧子さんの魅力もさることながら、今作の素晴らしいところは物語全体が「優しく美しい世界」で包み込まれているところだと思います。 前作の「世界でいちばん透きとおった物語」も、物語の謎が解けた時、文字通り見る世界が透きとおりましたが、今作も最後のページを迎えた途端、まるで早朝の冴え渡った空気の中で美しい清流を見たようなそんな読後感を与えてくれる「世界でいちばん美しいミステリ」だと感じました。 ミステリとは、少しグロテスクで少しおどろおどろしくて少しだけ救いのあるものだと思っていましたが、こんなにも静謐な読後感を与えてくれるミステリー小説があるとは!!! 今後も作者の続編が読みたいので、楽しみに待ちたいと思います! | ||||
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「世界でいちばん透きとおった物語」を読んだ人にはぜひ読んでほしい。 推理小説としてはもちろん、燈真と霧子さんの絶妙な距離感にもご注目願いたい。 | ||||
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