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極夜の灰
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極夜の灰の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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| どこにも注意書きがなかったので。この作品は作中の犬が酷い目に遭います。doesthedogdieです。 似たようなパーソナリティをした人たちによる対話形式の供述が続く前半はやや退屈です。記事にすれば1pで終わる内容を対談形式でページを稼ぐ雑誌のようです。 公開されているあらすじの、ハウダニットの部分は序盤から出されるヒントと特殊な環境設定から推測される通りで何のひねりもなく、フーダニットに関しても、数少ない登場人物の中にあからさまに怪しい人物がいます。 なので、最終的に残る謎は、何故?だけなのです。そのためだけに引っ張るにしては同じような展開が繰り返され助長に感じます。 作品を読もうと思ったのはかっこいいタイトルが目を引いたからですが、最後にタイトル回収されるような特別な意味もなく、期待する方が悪いのですが、やたらカッコつけてる割にあらすじレベルのタイトルでした。 | ||||
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| すごく読みやすい文体なので読書素人でもサクサク読み進められました。トリックもしっかりしていますし、味のある世界観もすごく伝わってきました。登場人物のキャラクターづけも秀逸で、物語として必要な要素がすべて盛り込まれていたと思います。あまり派手過ぎないのが好みです。面白かった。ぜひシリーズ化してほしいです。 | ||||
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| こんなに意表を突かないミステリーは何年ぶりだろう? 70ページくらいまで読んで、原形もとどめないほどの焼死体と、顔に大火傷を負った記憶喪失の男が出てきて、ここで何かを察するべきなんじゃないのか? 熟読する価値なし、1ページにつき5行も拾ってけば充分把握できる話 今どきの若いもんはセバスチャン・ジャプリゾも知らんのか? | ||||
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| 話は終始テンポ良く進み、予想外の展開に翻弄されながらもどんどん引き込まれ、非常に読み易い作品 何より主人公は特段強いわけでもなく、体の節々を痛めているおじさんなのが凄く魅力的 | ||||
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| 久しぶりに面白い本に出会えました。主人公の精神科医は辛い過去を背負いながらも前に進もうと日々病気の人に寄り添いながら、CIAに依頼され不自然な焼死体の謎を解明するため、生き残った患者との会話から真実に近づいていくのですが…凄い | ||||
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| 単純な読者なので、手もなくだまされました(笑) ストーリーの運びがうまく、ぐんぐん引きこまれます。主人公だけでなく、周囲のキャラクターも魅力的です。ある程度先が見えてからも飽きさせずに読ませるストーリーテラーぶりはお見事。あまり書くとネタバレになるので書けませんが、本の紹介文を読んで「面白いかも」と思われた方なら、裏切られることはないと思います。 | ||||
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| 小島秀夫監督のラジオKOJI10にて紹介され、気になったので読みました。 翻訳ものは日本語文章が馴染めずにあまり読まないのですが、こちらの翻訳は読みやすい文章でした。 あらすじ 元軍人で今は精神科医の主人公ジョンの元に、馴染みのFBI幹部コティから極秘の依頼を受ける。 北極圏の雪と氷に囲まれた極秘基地で起きた不可解な火災事件。当時、巨大な基地の中に居たのはたった3人のみ。 うち2人は発電室の火事で死亡し、火元と思われる側に居た方は人間の形を残したまま焼け、離れたドアに近い方は焼けはてた灰と僅かな破片のみだった。 唯一生き残った1人は全身火傷を負い重症、事故当時の記憶を思い出せない状態だった。 何故、2人の焼死体は焼け方が違うのか。火事は不運な事故なのか、はたまた殺人なのか。 事件の真相を知るべく、主人公は生存者へとカウンセリングを始める。 カウンセリングものだし地味な絵面になるかと思いきや、飛行機と車で次々と彼方此方へ移動し関係者へとアポをとっていくアグレッシブな主人公。 徐々にわかっていく被害者たちの人物像、過去の証言という曖昧で主観的な話の中から、重なった本質部分を探っていく作業が面白かった。 だんだんと主人公と自分が同期していくような感覚があり、ラストスパートは特にはやる気持ちで読む手が止まらなくなった。 | ||||
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| ストーリー展開、テンポ、スピード感、素材、どんでん返し、どれを取っても秀逸で、退屈することなく一気に読み終えた。中だるみや無駄もない。 トリックは決して見え見えではない。そもそもそんな裏をかいて読んでいたらミステリは楽しめないと思う。 終盤には北極圏の地における「極夜」と「極寒」の厳しさについてもよく描かれている。私は北海道育ちなので-20℃以下の寒さは日常生活の中で経験しているが、全くその比ではないことが伺える。 アメリカにおいてはデビュー作だそうだが、今後が期待できる作家。 | ||||
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| 最後は一気に読み切りました。 | ||||
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| 「犯人捜しとトリック」としては割とオーソドックスな結論に至りますが、本作は登場人物と結末の爽やかさに魅力があります。 グリーンランドの氷床の秘密基地とCIAを舞台にした物語でありながら、陰鬱な印象を残さないのは、人物描写とキャラクタ設定により登場人物に好感が持てるのと、ミステリとしては大団円と言って良い終わり方があるからです。 主人公含め、人間的に好きになるキャラクタ達が活き活きと描写されていて、ストーリーを追うのにストレスが一切ありませんでした。 この作者さん、初のミステリとの事ですが、次回作も楽しみです。 | ||||
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| 描写が1つ1つ丁寧でスローな展開で読みやすい。だがトリックは現代では考えらないくらい粗い。少し古い小説で、科学的な検証に欠けている。でも発想はなかなか面白かった。 | ||||
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| サイモン・モックラー著『極夜の灰』、読了。クリエイター小島秀夫氏のお勧め本。1967年北極の秘密軍事基地で起こる火災と、残された謎の遺体。挑むのは精神科医ジャック。トリックには既視感があるものの、冷戦化の極限環境で起こる人間ドラマと後半の冒険小説への切り替えが楽しめました。 | ||||
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| 愉しく読みました。60年台の時代の雰囲気を味わいます。評価は★x5ですが、ミステリーとしてのコアの部分に問題があります。しかし、作者はミステリー作品の執筆に初めて挑戦したとのことで、今後の作品に期待を込めてという評価です。 原著の題名は『THE DARK THAT DOESN'T SLEEP』で、日本語訳の題名は『極夜の灰』と、少々、ひねっています。「The Dark that Doesn't Sleep」は、現地のイヌイット語の言い伝えをもとにした英語で、日本語訳では、「眠らぬ闇」になります。 本作品の主人公のジャック・ミラー氏は、ウィスキーを好み、ヘビースモーカーで、疲れて帰った自室で、二人組の暴漢からボコボコにされる主人公という、60年代のハードボイルドの定番の私立探偵像を踏襲しています。素っ気ない描写ですが、タイプライターも登場します。これは60年代の時代の雰囲気作りで、主人公は本来は武闘派ではなく、インテリです。ニューヨークで精神科クリニックを開業し、裕福な階層を固定客に持ち、時にCIAから心理分析の委託業務を受ける精神科医という設定です。 ヘレン・マクロイ女史(1904-1994)の創出した、ベイジル・ウィリング博士を思い出します。本作品のジャック・ミラー医師は退役軍人で、硫黄島で火炎放射器による戦闘経験があり、心的外傷を持ち続けます。東京で日本女性と恋に落ち結婚し帰国。しかし、人種差別による、自らが招いたトラブルでの自動車事故で妻を亡くし、二重の心的外傷を背負(せお)います。ところで、除隊の時期は明示されていませんが、舞台となる1967年は硫黄島の戦闘から23年目になります。米国の当時の徴兵制度の年齢は18-25歳ですので、彼の年齢は、44±3歳の設定となるでしょう。 本作品は、氷床に埋もれた、60年代の米陸軍の極秘基地という題材の発掘、ならびに、筋の運びのおもしろさで、読者をひきつけます。ですが、日本のミステリー・ファンは、第1章の設定で、作者の仕掛けるトリックを見破ってしまうでしょうね。また、ミステリー作品としての、コアの部分の瑕疵(かし)は、これは、まぁ、あれです。作者は、ミステリー作品の執筆に初めて挑戦したとのことで、次の作品に期待します。ところで、WEB上のインタビューの記事によりますと、作者は家庭を持ち、子育て世代です。インタビュー記事の写真を拝見しますと、気だてのよさそうな、好人物の印象を受けます。作者の愛読書は、カズオ・イシグロの『浮世絵師』です。次の作品は、パリを舞台にしたスリラー小説に取りかかっておられるようです。愉しみです。 | ||||
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| 2024年に翻訳されたノンシリーズのなかで特に収穫だったのがこちら。舞台、人物、展開とどれをとっても予想外の驚きが多く、グイグイ読ませてくれた。オススメ。 | ||||
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| 「ジャックはしつけのよいビーグル犬みたいな気分で、腰を下ろした」 いかにも児童書の作家としてデビューした作家らしい比喩です。 主人公のジャックは、第2次世界大戦に従軍した元兵士で、今は精神科医。 両手の拳に関節症をわずらっており、妻は日本人。妻の愛読書はフィッツジェラルド の小説「夜はやさし」。アル中の精神科医の夫と、統合失調症の妻が崩壊していく物語。 ジャックの人柄や心情までを、代弁している。 1967年を感じさせる舞台設定の小道具たちは、粗末な印象を与えるフォーマーカ (メラミン樹脂)のテーブル、使い込んだグランド・セイコーの腕時計、不気味な低音を 発する廊下の照明...などなど。 古典派の推理小説の導入部から、ハリウッド映画を思わせるアクションシーンの後半部、 しかもラストには...読者を飽きさせない構成も見事。 登場人物のセリフから、ひとりひとりの人物像ができあがり、そのまま映画の脚本になりそう。 情景描写と語り口の相乗効果で、目の前にハッキリと浮かんでくる様は、読んでいて心地よい。 こなれた表現がそれを支えており、翻訳者の腕が存分に光っているようです。 「ジャックに成りきって読め!」と言われなくとも、自然に没入できるほどおもしろい。 作者にダマされる度合いが作品の質を決めるなら、間違いなく一級品です。 | ||||
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| ネタバレになるので内容には触れないが、読み手心理を逆手に取り、巧なミスリードにより展開を作っていく最高の作品です。 | ||||
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| 心突き動かされるハリウッド作品を見ているかの様な疾走感とキャラクターの魅力。一気に見方が変わる様なポイントの展開は秀逸。 | ||||
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| 1960年代のストーリーだったので戦争もの?と諦め半分でしたが、レビュー評価を信じ購入。 心理的なストーリーは大好きなので、一気読み----内容は他の方々の感想レビューとかぶりますので控えます。是非、次回作を読んでみたい作家です | ||||
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| 冷戦下の北極・グリーンランドの研究施設に偽装したアメリカ軍のミサイル発射基地で起こる奇妙な「事故」。置き去りにされた3人のうち2人が焼死してしまい、大やけどを負ったひとりが救出されるが、どうも旧・ソ連に情報を流していたスパイがいたようで・・・。 この時代にはまだDNA鑑定などの科学捜査がなかったので、助かったひとりの証言だけが事実とされるのですが、なぜかちょっとしたことから違和感を持った精神科医がCIAからの依頼を受けて単独捜査を開始しました。 尾行されたり、なぜか警察に妨害されたり、聞き込みに回った証人が溺死してしまったりなんらかの「影」が付きまとってきます。この時代のひとたちはやはり煙草が大好きのようで事務所、車内、レストラン、はては病院でも吸いまくります。さらに酒といえばウィスキーと決まっており、ヒップフラスクに入れて肌身離さず持ち歩きます。 詳しいトリックは書けませんが「犬神家の一族」以来、日本のミステリーではよく使われています。また南極と北極の違いはありますが、極地での置き去りは「南極物語」を思い出させてくれました。そしてなんといっても最後の盛り上がりは特筆すべき出来です。 | ||||
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| 察しがいい読み手であれば、あれとこれがこうなって…と左の親指が感じる残りのページ数の厚みの感覚も頼りに、なんとなく真相はわかってしまう物語の素直さです。でも、その素直さがいい。とてもいい。 最後の最後まで山場が維持され、忍耐と誠実さが報われ昇華される心地よさは、今年読んだ小説の中では星5つの価値があります。 主人公含め、それぞれ個性があり無駄のない登場人物の布陣もいい。 とくにケチをつけるところのない面白さでした。 | ||||
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