不死鳥は夜に羽ばたく
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1900年代のサンフランシスコを舞台にしたミステリー。当時の女性の事情やチャイナタウンの情景などひどく興味深い。華やかなオペラの世界もおもしろく、読んでいて楽しかった。 ミスリードがあり、途中でそれがわかったときから物語は急展開する。山場を越えてからの続きがやや長く、まどろしかったけれど、充分おもしろかった。少しだけれどナタリー・バーニィーという実在の人物をモデルにした登場人物が出てきて、楽しかった。この人の物語もあれば読みたい。 この著者のローマを舞台にした小説を最初の一作読んだことがあるが、このシリーズもいつか翻訳されればと願う。ジェイニー・チャンの作品も。 余計なお世話だけれど、誤植が二つあったのがちょっと残念。 | ||||
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初めて読んだケイトクイン(と、もう一人共著者がいるけど)の作品。まるで映画を見ているかのようにサンフランシスコのチャイナタウンの喧騒、華やかで猥雑だけどエネルギッシュさが魅力的な街並みが、読み始めてまもなく脳内に立ち上がり、すぐに作品世界に没入出来ました。その後はもう世界的ベストセラー作家さん(何しろAmazonでkate quinnと検索すると作品によってはレビューが7万件超え!!)の企みに身を委ねて、作品を堪能するのみ。実際にあったというサンフランシスコ大震災の動乱の前後を舞台に交差する4人の女性の物語。人探しあり、意外性のあるロマンスあり、大震災で明らかになる人探しの意外な真相、命の危機あり、危機を脱出してからの痛快な復讐劇もあり。そして舞台はチャイナタウンからパリへ。ハリウッド映画を観ているような娯楽性でありつつ、余韻に浸れるラスト。個人的には、LGBTの登場人物が非常に重要な役どころで登場するのですが、重要でありつつ良い意味でサラッと描いているのが、日本の作品にはあまり無いかも(それ故良い)と感じます。こういう作品を読んだら、ハーパーBOOKSもこれからしっかりチェックしていきたいなと思います。訳も読みやすくて、良かったです。 | ||||
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