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イギリス人の患者
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イギリス人の患者の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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| 言葉が組み上がってゆく、男の…女の…思考と云う暗闇に堕ちてゆく、恋愛とは相手を変えようとする行為に過ぎないのだろうか?それが相手の人格や習慣を無視して自らを押し付けるならば、それはもう人種や文化を無視して他国を従えようとする戦争行為とどこが違うのだろうか?無邪気な子供のように愛は身勝手で良いのだろうか?物語ではヒロシマが白人と有色人種との間に幕を曳くが、それは身勝手の象徴であるのだろうか?核であろうがなかろうが戦争自体が、身勝手と云うには余りにも無分別で残酷な手段でしかないのに… | ||||
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| 翻訳者の方も、あとがきで書かれているように、読者を選ぶ作品ですね。 はまる人にははまるが、そうでない人には少々厳しい。 自分は後者でした。 著者が詩人でもあるということで、文章表現は流麗にして豊潤で、まさに詩的。 一方、登場人物の視点は固定されず頻繁に移り変わり、時間軸も前後を行き来して、小説作法的には良くも悪くも自由奔放。 あらすじを決めず、執筆を進めながらイメージを膨らませて行くという創作手法も、影響しているのかもしれないけれど、一般的な小説とは、かなり作風の隔たりがあります。 著者の、歴史や文化、文学などの多岐にわたる知識には感心するし(やや過剰だが)、戦争で心身に傷を負った4人の人物の、心の変遷とふれあいが描かれる物語自体にも、読者を引き込む魅力があるとは思う。 でも残念ながら、独自の世界を築くこの詩的小説を、自分の固い頭はスムーズには受け入れられなかったようです。 そもそも詩というものに、あまり馴染みがないので。 こういう作品が、歴史ある文学賞の頂点なのかとは思うけど、多分ブッカー賞とはそういうタイプの賞なのでしょう。 ちなみに、映画版の「イングリッシュ・ペイシェント」は、原作の不確かな部分を取り除きテーマを絞り、分かりやすく、かつ奥深い印象の作品に仕上げられています。 原作者である著者も高評価しているとのこと。 | ||||
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