内なる罪と光
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2021年のエドガー賞の最優秀新人賞にノミネートされた、女性新人作家のデビュー作。愛する息子を殺害されたクエーカー教徒の中年男と突然現れた身寄りのない16歳の妊婦である少女が奇妙な共同生活を通して宗教的な救済と魂の浄化を得ていく、スピリチュアルな物語である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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何とか読み終えましたが、理解できないところがあり過ぎて、読後感がまとまりません。登場人物の一人アイザック。妻と離婚し、息子を殺されたクエーカー教徒の教師。そこへ転がり込んできた16歳の少女。彼女は妊娠していて、お腹の子はもしかしたら息子の子供かもしれない。さらに息子を殺したジョナの母親ロリー。大きくは、この3人絡みが大筋かな?そしてアイザックの息子ダニエルを殺害後、自殺してしまうジョナの独白が織り込まれて、何処にたどり着くのか長いストーリーです。アイザックの宗教感を理解するのは難しく、アイザックとロリーの関係も複雑で、読み進むのか大変でした。ただ、人間たちの複雑な関係性の中でアイザックの飼い犬ルーファスの存在が救いでした。この老犬が日々衰えて、最後を迎えるシーンは胸を打ちます。出産する16歳の少女の強い母性にも感動しました。けど、長い小説です。ミステリーではありません。 | ||||
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