内なる罪と光



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    初公開日(参考)2024年01月
    分類

    長編小説

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    内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2024年01月24日 内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    幼馴染のダニエルを殺し、自殺したジョナ。二人に何があったのか……。悲しみに沈む町に現れた謎の少女は妊娠しているようだった(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    内なる罪と光の総合評価:6.50/10点レビュー 2件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    殺人から始まるが、魂の再生の物語である(非ミステリー)

    2021年のエドガー賞の最優秀新人賞にノミネートされた、女性新人作家のデビュー作。愛する息子を殺害されたクエーカー教徒の中年男と突然現れた身寄りのない16歳の妊婦である少女が奇妙な共同生活を通して宗教的な救済と魂の浄化を得ていく、スピリチュアルな物語である。
    一人息子のダニエルを、息子の親友として息子同然に可愛がっていた隣家の長男・ジョナに殺害された高校教師のアイザックは世間との付き合いを避けるようになり、老犬との侘しい生活を送っていた。そんなアイザックの屋敷にある夜、エヴァンジェリンと名乗る16歳の少女が現れた。帰る家もなく、行くあてもないというエヴァンジェリンに同情したアイザックが彼女を招き入れると、エヴァンジェリンは老犬・ルーファスともすぐに仲良くなり、アイザックは彼女を自分の家に住まわせることにした。こうして始まった二人の奇妙な共同生活だが、崩壊家庭に育ちさまざま秘密を抱えているエヴァンジェリンと規律を重んじるクエーカー教徒であるアイザックはことあるごとに衝突し、互いを必要としながらも心から打ち解けることはなかった。特に、エヴァンジェリンが隠そうとする妊娠、生まれてくる子供の父親は誰かを巡ってはお互いに疑心暗鬼になり、それぞれに孤独感を深めていた。それでも妊娠期間は過ぎて行き、お腹の子供は容赦無く育っていた…。
    息子が殺害され、犯人は隣家の幼なじみと分かり、苦しむアイザック、路上生活を余儀なくされ、妊娠までしてしまったエヴァンジェリン、さらに殺人者となり、遺書を残して自殺したジョナの三者三様の心の闇、魂の救済を求める葛藤が延々と繰り返される物語は、正直、読み疲れる。同じような心理描写が何度も何度も繰り返され、ただただ救いのなさだけが残る。680ページを越える物語だが、500ページぐらいにまとまっていれば、もっと読みやすく、インパクトがあったのではないかと惜しまれる。
    ミステリーを期待すると裏切られる作品であり、魂の救済、再生の物語として読むことをオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    No.1:
    (3pt)

    何がこの本のテーマなのか、わかりません。

    何とか読み終えましたが、理解できないところがあり過ぎて、読後感がまとまりません。登場人物の一人アイザック。妻と離婚し、息子を殺されたクエーカー教徒の教師。そこへ転がり込んできた16歳の少女。彼女は妊娠していて、お腹の子はもしかしたら息子の子供かもしれない。さらに息子を殺したジョナの母親ロリー。大きくは、この3人絡みが大筋かな?そしてアイザックの息子ダニエルを殺害後、自殺してしまうジョナの独白が織り込まれて、何処にたどり着くのか長いストーリーです。アイザックの宗教感を理解するのは難しく、アイザックとロリーの関係も複雑で、読み進むのか大変でした。ただ、人間たちの複雑な関係性の中でアイザックの飼い犬ルーファスの存在が救いでした。この老犬が日々衰えて、最後を迎えるシーンは胸を打ちます。出産する16歳の少女の強い母性にも感動しました。けど、長い小説です。ミステリーではありません。
    内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:内なる罪と光 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    4151859012



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