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リカバリー・カバヒコ



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【この小説が収録されている参考書籍】
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)

リカバリー・カバヒコの評価: 4.33/5点 レビュー 43件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 1~20 1/3ページ
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No.43:
(5pt)

最高!

本屋大賞候補の書は楽しみにしてました。ファンの青山美智子の著ならなおさら。
期待を上回る面白さでした
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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No.42:
(4pt)

小品の連作ながら疲れた時に読みたい本

ひとつひとつのお話に暖かみがあって、ほっこりします。公園のカバのアニマルランド、いいなあと思います。
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No.41:
(5pt)

人の温かさを思い出せる作品

各章の主人公に、自分にもある弱さや至らなさがあって、共感しました。傷付きながらも人や自分を信じてちゃんとリカバリーしていく姿はどれも涙無くして読めませんでした。中1になる娘がいい本だからとすすめてくれたのですが、彼女も私が知らないところでいろんな傷を背負いながら、この本を通してリカバリーしてたことが想像でき、ますます温かい涙が溢れました。
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No.40:
(5pt)

疲れているあなたにオススメ

青山美智子さんの作品はだいたい読んでます。この作品はその中でもトップクラスのお気に入りです。疲れているあなた、隙間時間にこの作品を読んでみてください。必ずリカバリーできます。
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No.39:
(5pt)

リカバリーカバヒコ

読み始めは、内容が入り込めなかったけど、日ので公園にいる色褪せたカバヒコがそこにたたずんでいる。
アドヴァンス・ヒルに引っ越してきた一人一人の物語、サンライズ・クリーニング店のおばあちゃんが教えてくれるカバヒコの伝説。
カバヒコに治してほしい場所を触るとその部分が治っていき新しい物語が続いていくのが凄い。
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No.38:
(4pt)

少し心が軽くなる

一つの新築マンションにすんでいる人々の物語で進む連作。
それぞれの話が短めで、展開もすっきりとしているので読みやすい。
著者の作品らしさが詰まっているので、今までの作品が好きならおすすめ。
平坦な展開に物足りなさを感じる面もあるので、どちらかといういと年齢低めの学生向きの作品かも。
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No.37:
(1pt)

ほっこりの押し売り

この作家さん特有のほっこりの押し売り小説。登場人物のリレーも相変わらず大好きなようでいささかワンパターン。参考文献など無くても書けてしまうコタツ記事ならぬコタツ小説。浅い。活字に慣れていない人や頭を使わず軽く読めるものを探している人には良いかも。
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No.36:
(4pt)

いい話でした。心の置き場所を考えさせられる。三話はちょっとダメ男の話かなと。

疲れた心に優しい
好意的に取りすぎるのはよくないやつもいます。特に三話の男。
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No.35:
(5pt)

癒し系連作短編集

新築マンションの近くにある公園の、乗れるカバの置き物。直したい身体の部位をさわってお願いすると、願いが叶うという。それを教えてくれるのは、近くにあるクリーニング屋のおばあさん。
 この設定で繰り広げられる人間模様五編。それぞれに自分への自信を取り戻していく物語。深刻さがほどよくて、文章も内容もわかりやすい。中高生からお年寄りまで楽しめるカジュアルな作品だ。その分深みがないという批判もできるかもしれないが、そこまでの精神的な追い詰め方をしないのが、本書の魅力でもある。
 読者も、少し疲れた心がリカバリーされる。…カバだけに。
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No.34:
(5pt)

私の中の本屋大賞2024

青山美智子さんの本は4冊読ませていただいたのですが、どれも良かったです。
特に私個人としては『赤と青のエスキース』が、おすすめをと問われれば迷わずあげさせていただきたいくらい素晴らしく、驚かされました。

今回も『リカバリー・カバヒコ』というタイトルから「ネタバレか」などと甘くみていたところ、私の考えのはるか上を行った内容に、読み終わってまた驚かされました。

青山さんの文章は何でしょう(私ごときが偉そうですが)、一言一句の表現が、細かく言えばその1文字1文字までが、あるべき場所にてらいなく存在し、そしてその事が、まるで自然の中に自分が包み込まれた時のような、そんな穏やかな幸福感を生んでくれる感じがします。

第4話に、整体の先生からすすめられて、生活(自分自身)の意識を変える事を実践した記述がありました。きっと青山さん自身も実践されていることなのかなとも思いました。

今まで知らなかった事や、知っていても気に留めなかった事の中にも、それに込められた素晴らしい事柄や気持ちがたくさんありますよね!

本屋大賞の他の作品もいずれもすごく良かったです!っ私の中ではカバヒコでした。おすすめさせていただきます。
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No.33:
(5pt)

自分を見つめ直すことができる本

触れると治したいところが回復するという都市伝説を持つ公園の古びた遊具のカバヒコをテーマとした連作短編集です。

中学入試に出題される可能性があると思って購入しました。

主人公たちは誰にも言えない悩みを抱え、伝説のカバヒコを触ることで自分を見つめ直します。それぞれの話にはキーパーソンになる人物が登場し、その人物と関わることで主人公たちは自分の本当の悩みに気づくことができます。
第1話は高校生、第4話は小学生なので小学校高学年でも共感できることもあり読みやすいかと思います。
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No.32:
(5pt)

大好きな青山美智子さんの本

人は皆色々苦しかったり辛かったりしているけれどカバヒコと話をするとなぜが解決してしまう、クリーニング店のおばちゃんがまた良い味を出してます
いつもキレイな状態で届けてくださってありがとうございます
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No.31:
(2pt)

予定調和が過ぎるかな

青山ワールドは好きです。
今回も期待しながら読みました。
でも今までのような爽快感が得られず…???
小学生がこんな台詞言うかな?
姑とこんなに仲良くできる?
ママ友リーダーでこんなわかりやすく意地悪な人いる?
アニマルライドってみんな当たり前に言ってるけど、そんな一般化してるのかな?
と、なんだかモヤモヤが上回ってしまった
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No.30:
(1pt)

主人公にイライラする

好意的なレビューが多いようですが、私は読んでいて終始イライラしました。
最終的には主人公は前を向くことができるっていう流れですが、その展開は終盤にあるわけで、冒頭からその展開までは、卑屈で人や環境のせいにばかりしている主人公の有様が語られるので、3話目くらいから、またこういうタイプの人?!読み飽きたな、、って思ってしまいました。愚痴るだけで問題を解決するつもりのない人のエンドレスな愚痴を聞かされてるような感覚に陥りました。
本屋大賞にノミネートされていたので読んでみましたが、同じ爽快感を与えてたりポジティブにしてくれる作品だと思いましたが、やはり大賞を取れなかっただかあって、大賞を取った作品には遠く及ばなかったとな私は思いました。
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No.29:
(4pt)

読後感のいい作品

カバヒコというカバの姿をしたアニマルライドを中心とした連作短編集。治してもらいたい場所を触ると、悪いところが治るという。

・奏斗の頭

中学まではクラスで4番以下になることはほとんどなかった奏斗(かなと)だが、進学校である高校に進むと、思ったような成績が取れず、劣等生になってしまった。クラスの平均点さえも下回ってしまう。カバヒコに頼んで、成績が急に良くなるかは分からないが、奏斗の心構えは変わっていく。

・紗羽の口

幼稚園に通う娘、みずほの母である紗羽(さわ)。ママ友たちとの関係に気を使い、何とか仲が悪くならないようにしていたが、あるとき、ラインの返事でミスをしてしまい、ママ友から無視されたりするようになってしまう。何とかしなければと思い、近所で聞いたカバヒコの能力に頼った紗羽。そして事態は思わぬ展開を見せ……。すっきりとした短編である。

・ちはるの耳

新沢ちはるはウェディング・プランナーだった。しかし、職場でのストレスから耳管開放症という耳の病気になってしまった。通常は閉じている耳管が開きっぱなしになり、自分の声や呼吸音が頭に反響してしまう。気分も悪く、食欲もない。カバヒコのいる公園で前短編の紗羽と出会い、カバヒコの伝説を聞く。状況が良くなるようにカバヒコに願うちはるだった。彼女はちゃんと「リカバリー」できるだろうか。

・勇哉の足

勇哉は小学校4年生。今度、学校で駅伝をすることになり、足の遅い勇哉は出場したくなかった。そこで嘘をつき、足が痛いからと言ってランナーに選ばれないようにした。しかし、ウソからマコトが飛び出し、本当に足が痛くなってしまう。だが、ある整体師のアドバイスで対処法を教えてもらったことから、自分を見つめ直す勇哉だった。

・和彦の目

サンライズ・クリーニングの一人息子だった和彦。編集者として働いているが、52歳になり、身体のあちこちに衰えを感じる。和彦の母(サンライズ・クリーニングの店主)が、いじめられていた和彦を励まそうとしてカバヒコの伝説を作り出したのだ。その母と同居しようと思うが、気持ちがすれ違う母子。カバヒコのご利益はあるのか。

連作短編集なので、前の短編で出てきた主人公が後の短編に次々と姿を見せて、著者が工夫して書いていることを実感する。どの短編も、主人公はカバヒコを通じて新しく歩み出し、少しずつ成長していく。私も昔は悲惨な結末の小説を読むことがあったが、最近は「フィクションなのだから、読後感がいいものを読みたい」という思いが強くなり、そういう小説を選ぶようになった。この本も、その期待を裏切らない内容だった。この著者の別の作品も読んでみたい。
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No.28:
(5pt)

とても良いお話

中学生の娘にも勧めています。
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No.27:
(4pt)

わかってもらえるかなあ

本屋大賞にノミネートされた、都市伝説ともいえるファンタジー。言い伝えのもとをたどっていくと、行き着くのは公園のアニマルライドとクリーニング店。多くの人がこの辺りに言及しているので、私は触れない。私が感動したのは最後の「和彦の目」。和彦が妻の美弥子の手を取って「俺のピントは、そんなところに合わせられてなんかいない」というところ。まさにその通りと言いたい。でも、自分の妻に言ってもわかってもらえるかなあ。
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No.26:
(4pt)

カバだけに

自分に素直になれるような優しい話でした。
リカバリーって良い言葉ですね。
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No.25:
(5pt)

手軽に読めてじんわり

各章が独立しながらも緩やかに連なって物語が展開する。長編を読むには時間がない!忙しい方も隙間時間にお茶を片手にほっと読める。あの日の自分に重ねてしまう共感できる登場人物たち。じんわり心が温かく懐かしくなるような。そんなお話し。
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No.24:
(5pt)

癒やしが連鎖する小さな奇跡の物語

この本を手にしたらまず表紙のカバをじっと見つめて欲しい。全体的に古くなり塗装がハゲてるとこもある。そのせいで目は涙ぐんでるように見える。でも口は笑っている。ぬけたような笑顔だ。

 見つめているうちに悩んでいることを語りかけてしまう。「ねえ、どうしたらいい?」それはカバヒコの魔法。

 公園にあるアニマルライドのカバ。身体の悪いとこをさすると治るという。リカバリーするのだ。行き詰まって苦しくなってどうにもならない時にも。近くのマンションに住む人達が、自分をとりもどし問題を乗り越えていく物語。その都市伝説を作った母との関係を修復するくだりは涙を誘います。
 ねえ、カカバヒコ、いつも近くにいてね。
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