■スポンサードリンク
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全112件 1~20 1/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごくはまりました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い小説だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢中で読んでいるうちに徹夜になることもしばしば。壮大なミステリーに魅せられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミレニアム<1>もおもしろかったけど、<2~3(内容が続いている)>もすごい内容で、読み止まらなかった。 解説で池上冬樹氏も記述しているが、あらゆるジャンルが盛り込まれている。 史実に基づいているところもあるし、下巻の法廷シーンは爽快だった。内容は伏せておくが、終盤も。 ミカエルやリスベットの奔放なセックスライフさえいいと思う。その中にほんのりと本気ロマンスを感じるのだが、とにかく全てが私好みだ。濁さないし飾らないし。 読後感が良くて、ラストを繰り返し読んでいる。余韻が続いている。 これほどの作家はそういない、…つくづく残念だ。これだけの大作を書いていると病気にもなるだろうと思える。 でもとにかく作者は世界にすばらしい作品を残してくれた。私たちを楽しませてくれて本当にありがとう! しばらくは、他の作家の小説が(見劣りではなく)読み劣りしそうだ。 ここでいろいろな意味で「一段落」といった印象だが、作者は4作目を手掛けていたとのこと。 この後は著者が変わるが、このまま<4>~<6>に突入。もう止まらない! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第二部がとても読みづらく本巻を手に取るまで十か月開いてしまった、 ところが第三部は読みづらくスピード感のない訳文は相変わらずだが、語られる物語にはクライマックスに向かう圧力があり、なぜかさくさくと読み進んでしまった、 私的に政治スリラーが好きだからでもあるが、同じ物語をフォーサイスが描写したらどんな勢いのある物語になるだろうとも強く思うのだった(やはりフォーサイスは語り口が上手いと再認識できた)、 本巻まで進むとリスベットは物語の最重要登場人物ではあるが、数十人の大集団が右往左往する大河物語の一登場人物になってしまう、 巻頭に舞台となるストックホルムとスウェーデン南部の地図ならびに登場人物一覧が付く、 地図はとても便利だが、登場地名が網羅されていないのが残念なところ、 で、半分ほど読み進んだところでアバの活動再開が世界的なニュースとして報道された、 そうなのだっと思い至ったのが、スウェーデンの国としての好イメージを構成する最大要素の一つがアバなのである、 彼ら四人は全盛期にそれぞれ夫婦であり、よき円満家庭二組が世界的に大ヒットを連発させるスーパーグループとして世界中で人気を博した、 その後、二組共に離婚してしまうが、円満に別れそれぞれ再婚後にはまた新しい家族を成すことでバンドとしての好イメージが損なわれることは現在までいっさいないのだった、 私がハリウッド版ドラゴン・タトゥの女を初めて鑑賞したのが2013年だと思うが、アバの国の裏面に映画が描いたほどの悪が存在することになにか違和感のようなものを感じたのも確かだった、 本作を批判すればエピソードを詰め込み過ぎているように感じることだ、 エリカの転職と転職先の児童労働違反は映画版では省略されていたが、それで正しかったと思う、 作者がどうしても語りたいことの一つに人身売買があるからだが、それを語るためにはエリカの転職も必要だったのだと思う、 そして繰り返し各国のスパイ活動が語られながらもヴェノナ文書について一文字も触れられていないのは、21世紀の政治スリラー/ミステリとしては甚だしい欠陥とも指摘できる、 その点、作者にも葛藤はあったと想像したいが、本巻まで進むとなにやら物語全体にプロパガンダ臭が強く匂うのだった、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりに、夢中になる小説かな?世界的に、読まれているはずダヨネー!この後の落としどころに注目だね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2・3と一気に読みました(2200p)。面白かった ! 「3」はテンポよくスピーディな展開がいいですね。 ただ、、ストレートに進行していき、あまりハラハラしない。最初は敵役が活躍するも、その後は主人公側が うまく行き過ぎるので。ドンデン返しというか、ジェットコースターというか、丁々発止なやりとりというか、 そういうのが好きな人には物足りないところもあると思います。 なので、☆一つ下げました。 4 は少しあとで読む予定です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
筆者には、飽き飽きするくらい作品を残してほしかった! ミカエルとリスベッドのハッピーエンドまで見たかった! すべてのネタを書き尽くして、そんなベタな展開に読者が 失笑するくらいまで書き尽くしてほしかった! ずっと、この先を気にし続けることになりそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
後発読者の役得で、全6巻を一気読みできました。 2がターミネーターモードで終わったのに比較して、3はリスベットがほとんど入院あるいは勾留されたままという静的展開でした。それでも面白さが変わらないところがすごい。 少し違和感があるのは、北欧文学共通の肉体関係。作者は小児性愛や虐待は憎悪しますが、不貞・同性愛・SMには寛容で、ミカエルは誰とでも寝ます。その辺が、少しくどくて読み飛ばしました。 現時点で作者が変わった4まで出版されていますが、どこまで出るのかどこまで読むのかわかりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フィクションとは言え実にソレらしく書き込まれています。そのせいか登場人物も多く名前を覚えるのに苦労。スウェーデン社会も少し分かった気がしました(笑)。登場する女性は皆カッコ良すぎ。反面パターンが同じタイプに見えちゃいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全世界に興奮と熱狂の嵐を巻き起こしたスウェーデン最強のサスペンス・ミステリー3部作「ミレニアム」現時点での完結編の下巻です。本書の中心となるのは、ミカエルと公安警察チームが公安内部の闇の組織ザラチェンコ・クラブを欺きながら犯罪の立件に向けて着々と証拠固めをする過程、リスベットとミカエルの妹の弁護士アニカが班と結託する非道な精神科医テレボリアンと裁判で対決する圧巻の法廷シーン、エリカを憎む謎のストーカーをハッキングと消去法で暴き出すリスベットの活躍といった部分ですが、全編に渡って印象的なエピソードが畳み掛けるように続き、その中で脇役を含めた人間の感情がしっかりと息づいています。私の記憶に深く刻まれた場面を記しますと、元女刑事で警備会社社員のスサンヌがエリカを助けて心を通わせる場面、運命に翻弄され苦境に立たされたエリカの潔い決断、公安警察の女刑事モニカとミカエルの熱く燃える恋、遂にミカエルを抹殺しようと敵の雇った殺し屋がレストランで銃を乱射し絶体絶命の危機に立たされる白熱の対決シーン、法廷で弁護士アニカが虐げられた女性の立場を赤裸々に訴え全員の共感を得る感情の流れと特に元後見人のパルムグレンが病身を押してリスベットの為に懸命に証言する姿に熱い感動を覚えました。そしてエピローグでは天国から地獄へ一転する展開で一瞬ヒヤリとさせて、結局はリスベットの真の実力を強烈に印象づけます。この3部作を通じて一作毎に魅力的なミステリーの趣向で楽しませてくれた著者は、生前第4部以降も更に素晴らしい構想を用意されていたに違いありません。ミカエルとリスベットの頼もしい未来を予感させる温かなラスト・シーンを読み終えた私にはこれで二人と永遠にお別れとはどうしても思えません。全世界のファンの為に惜しくも早世された著者ラーソン氏の意志を何方かが継いで頂き、いつかこの最強コンビを復活させて欲しいと熱望致します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品の感想はあらゆる所で見られるでしょう。私はミレニアム1に出逢えた事を幸運だと思う。ミレニアム2が読めたことに感謝し、ミレニアム3を終えてはこの世界に招き入れられ光栄に思えた。 まさに、私と共に過ごしたリスベッドとミカエルが恋しくて仕方がない。 会ったこともないスウェーデンの作家の死をこれほど悔やむとは思っても見なかった。この1カ月間の本当に無我の境で恍惚だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三作とも一気読み。 ちょっと出来過ぎの感もあるものの、突っ込むより先が気になってどんどん読み進めてしまった。 スパイ小説かサスペンスか、法廷でのやり取りも面白い。 リスベットが愛しくて、読み終わってホッと息をついた。 作者の女性に向ける優しい目線、女たちが尊厳をもって自己主張する強さが良い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
丁寧な梱包、本の状態も良く大満足です。また何かぁりましたらお願いします‼ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ィッもぁりがとぅござぃます。 毎度丁寧な梱包、本に合わせた梱包に素早い発送、本の状態も良くもったいないさん見つけるとクリックしてしまぃます。またお願いします‼ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第二部は第一部より遙かに面白かったというのが、私の感想であったが、この第三部は更に面白く充実した内容になっている。急逝 した著者のスティーグ・ラーソンの驚くべき筆力に脱帽するしかない。第二部の最後で、ザラや、ニーダーマンとの激闘の末に瀕死の重傷を負う リスペットが病院に運ばれるところから第三部は始まる。黒幕中の黒幕と思われたザラに代わって、この第三部での黒幕は、スエーデン 公安部のあるグループだ。彼らがソ連の大物スパイザラの秘密を守るために、リスペットの人権を蹂躙してきたことの秘密が暴かれていく。 後半は迫力ある、裁判シーンがどんどん読者を物語に引き込んでいく。この三部作を通じて言えるのは、多くの人物が登場するが、 かなり鮮明に善人と悪人を選別し、その人物像を描くことで、読者に読みやすさを感じさせていることだ。また、また全三部を通じての 作品のテーマは男性の暴力に苦しめられてきた女性の戦いであり、その意味でも、三部を通じての主人公はミカエルではなく、リスペットで あることもはっきりと分かったと思う。いずれにせよ、この三部作は最高級のエンターテインメントである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々推理小説は読んできたが、これほど面白いのに出会ったことはない。 作者が亡くなってしまったのはもまことに残念。 ご冥福を祈るのみ。 ただ、時間の無い方にはお奨めしません。 離れられなくなりますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
5,6年前に英語訳で3部作を読みました。 今回は新たに記憶を呼び覚ましながら読めたので。 複雑なプロットと登場人物の人間関係をおさらいできた。 この3作目を読むことで、1,2作目と合わせ全体像が繋がる感じ。 もう1度前の2作を読みかえしたい。 しかし、邦題の付け方はちょっつとセンスがないのではないかしら? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すさまじい早さで全3巻を読み終えた。 表向き主役はミカエル・ブルムクヴィストだが、これは語り手である作者スティーグ・ラーソンが物語に入りこんだに過ぎない。 真の主役であるリスベット・サランデルを通して作者のライフワークである女性の人権問題をジャーナリストとして「報道」しているのだと感じた。 彼は憂えている現状を嘆き、どのようにあるべきかを夢見て、その解決法を自分が考える最もドラマチックな方法で描いているのだと思う。 この根深い社会問題を彼はおそらくもっと語りたかったのだろう、構想ではミレニアム10まで続くと考えていたようだ。皆さんおっしゃる通り、続きが読めないのは残念でならない。 とはいえ、ミレニアム3部作でとりあえずの完結としてもおかしくないほどの完成度である。 様々なドラマ、ミステリーがちりばめられているが、すべてが一つの結論に向かってつながっている。読んでいるうちはハラハラ、そうか、えっの連続、クライマックスに向けて爽快感が次から次へと訪れる。 全世界で6000万部という驚異的なベストセラーであることは読んで納得です。 全3巻、6冊、2700ページの大作であり、手に取ることに一瞬戸惑ったが、この本に出会うことができて本当に良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三部作を一気に読んだ。至福の読書タイムだった。ここまでの長編を、飽きることなく読ませる物語は古今東西なかなか見つからない。それだけでもこの作品は稀有だと思う。 『ミレニアム』の根底に流れるのは、第3巻で主人公の一人が発言している通り、そして多くの読者の方が指摘している通りに、戦う女性への讃歌である。これになにかしら共感を持つ方と、まったく響かない方とで『ミレニアム』の感想は異なってくると思う。 第1巻を読み終えた直後に思ったのは『これはスウェーデン版犬神家の一族だ』だった。いわくありげな一族の業は、どこの国でも物語にされがちなのだろうか。それに、短ページで激しく場面を移り変わらせる手法は、映画化が珍しくなくなってきた時代において、特に海外ミステリによく見られる。あまりに頻繁にされると船酔いする感じがして私は少々苦手だ。 この物語を書くために作者は膨大な資料を集めて、練りに練り、長年かけて執筆したらしい。その仕事を否定する気はない。ミステリや社会派、スパイものの衣装を纏ってはいるがこの物語の本質はフェミニズムである。作者の、戦う女性を称える力強い声がページから聞こえてくる。 フェミニストを誤解して受け止める、そして真のフェミニストが不在の日本で、この物語のエールが正しく解釈されるのは難しい。(程度の差はあれ、どこの国でも同じかもしれないが)。ハリウッド映画の広告を通してこの物語を知ったけれども、読了して、映画は見たくないなと思った。ハリウッドがこの物語をどう解釈して調理したのか、映画業界の噂を聞くにつれて知りたくなくなる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!