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卒業生には向かない真実
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卒業生には向かない真実の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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彼の起こした轢き逃げ事件被害者は、永遠に救われることなく物語は完結しました。 | ||||
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前の2巻までは高校生の課外ミステリーでそれはそれで良かったがこの第3巻は趣ががらりと変わって生きるか死ぬかの世界。原題のAs good as deadは死んだも同然という意味途中やりすぎじゃねと思ったが最後はハッピーエンドにまとめきるところがホリージャクソンのすごいところ。だがあまりに早咲きの作家なのでサガンやサリンジャーみたいにならないかとそっちが心配。 | ||||
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1巻の雰囲気が好きな人からするとどうしてこうなった感がすごい 闇落ちは嫌いじゃないけど、この作品には求めてなかったな | ||||
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物語がどういう方向へ行くかがわかった時点で読むのをやめました。それはないだろ、というのが感想です。最初からピップの悪口というか罵詈雑言が多くて、ウンザリしていたのもあります。一作目と二作目と同じトーンにして欲しかったです。 | ||||
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この本は半分でも良いぐらいの内容だった。 以前の経路を話すのはどの小説でもあるが、流石にこれは酷い。手から血が流れる〜等の精神的な妄想描写が多すぎる。 あと大事なことは、殺人を犯してそれを人のせいにするのに「正義」をもちだすところが全く受け入れられない。 恋人とのやり取りも要らないようなところ多いな。 自分の殺人を他の気に入らない奴の仕業にするって読んでいて気持ち悪い、それを正当化してドキドキしてるのも。 全く自分は受け入れられない小説だった。 | ||||
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なるべくネタバレしないよう気をつけて書きますが、未読の方はお気をつけください。 低評価のレビュー全てに完全同意で、私は二作目三作目を読んだ記憶を消して一作目で終わってしまえたらと願ってしまいました。 作者さんの伝えたいことや、主人公(や、今回の犯人の被害者たち、冤罪をなすりつけられた人々)の絶望はよくわかるものの、一作目の爽やかな希望に満ちたラストが泥で汚されたような気分。 一作目二作目でもすでに(二作目は一作目でのストレスや後悔などが影響してるかもしれないけれど)主人公ピップが他人の踏み込まれたくないところを無神経に入り込むような振る舞いがあり、一作目は気にならなかったものの二作目で大きく疑問を持ち、三部作最後のこちらの作品で何かしら断罪されるかと思ったらそこをさらに大きく膨らませて肯定した内容だったので、「やっぱりだめだったか」と悲しく思いました。 ひどいことを言ってしまうと、作者の主張のためにキャラクターや作品を都合よくねじ曲げられてしまった苦々しさがどうしても消えません。 ないとは思うのですが、本国イギリスではヤングアダルト作品として発表されていると思うので、これを読んだ若い人が警察を頼るのを躊躇しちゃったらどうするんだろうという気持ちもあります。イギリスの警察ってそんなに頼りない存在なんですか? | ||||
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こんな小説求めてなかった。警察や司法制度への不信からならノンフィクションの形でお願いいたします。読後感悪すぎ。 | ||||
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このシリーズ、夢中で読みました 間を置かずに3冊 善と悪の構図は「法」に拠ってのみ裁かれるのでは無いということを、ピップの苦悩、怒りを通して我々読者に納得させる筆致力が見事です 終わらせ方もとても好き 大勢の人に読んでもらいたいシリーズです | ||||
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前作からまた進歩。ミステリにとどまらない問題提起がなされていて、文学かも!と思った。 | ||||
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ネタバレありですm(_ _)m 読んでからずっと考えてみたけど、なんで主人公がここまで背負う必要があったのか納得行かない。 カーラとかがマックスの被害者ならめちゃくちゃ感情移入できたと思う。 警察は無能だから真犯人捕まえられない説を主人公の行動の理由にするなら、とことんホーキンスを無能に書いて欲しかった。あれだけ真犯人が偽装工作してるのにちゃんと真犯人疑ってるし。 多分その後の主人公達の涙の別れを書きたかったためなんだろうけど、2年も経たずに元通り 全て主人公達に良いように物語が進んでる感じでした。 楽しみにしてたのにガッカリです。 | ||||
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商品も梱包も大変満足しています。 | ||||
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一作目、二作目を一気読みして面白かったので、1599円は高いなと思いながら買いました。 途中で何度も読むのをやめようと思い、でも高かったし、評判が高いから途中から展開が変わるかも、と読み続け読了。 最初からピップに感情移入出来ず。二作目ともピップは賢い設定だったのに、どうしてこういう馬鹿な子に設定変えたのかと思いながら読みました。 もうこの作家は読まない。紙の本だとさっさと古本屋に売って自分の側から消せるし、多少なりともお金を得ることで、高いお金払って損した気持ちを埋める出来るのに、kindleだと端末から消すことは出来ても、売ることは出来ない。 | ||||
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本書の第一部を読み、第二部の初めの方は「ええっ?!、そんな展開?!、そんなのない!!」と思ったのですが、読み進むうちに「ピップ、がんばれ!」と思い、その気持ちはピップの仲間たちの思いと同じでした。 『自由研究』から始まり『優等生』『卒業生』の3部作で、すべての謎が明らかになる。『自由研究』でとんでもなく悪女に見えたアンディもまた必死に闘っていたと知り、切なくなりました。これでピップともお別れなんだと思うとさみしい気持ちです。 本書の展開に賛否両論あるとは思います。ただそれでも。私は作者が愛しさを込めて作り上げた魅力的な登場人物たちに、すっかりハマりました。 ありがとう、ピップ。ありがとう、ホリー・ジャクソン! | ||||
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【ネタバレ】 なぜこんなに高評価なのかが理解できません。確かに衝撃作ではありますが傑作とは言えないと私は思います。第一作、第二作は楽しく読みました。しかし、第三作はとにかく暗く、陰気で、謎解きもほとんど無い。ピップが人を殺しておきながらいかに嫌いな人物に罪を着せるかというのが本作の主題。しかもこれピップは直接被害に遭ったわけではく、歪んだ正義感が暴走してる感じ。普通に考えて友人たちがみんな協力するのもありえない。そしてマックスが無事有罪になった暁にはラヴィとの幸せが待っていると…。どうせならピップが逮捕された方が第一作とのギャップも大きいし、読後感も良かったのにな。この結末は私は受け付けませんでした。 | ||||
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惹句には「一気読み必至」となっていましたが、第2部の前半(ピップの受難)はちょっと冗長な感じがしました。 その後は、「主人公の思うとおりに行くとしたら小説としてまずいのでは…」と思いつつ読んでましたが…。 こういう結末はあまり体験したことがなく、ある意味問題作だとは思いました。 3部作は完結しましたが、また大学生になったピップの活躍を読みたいとは思いました。またさわやかになってくれるといいのですが・・・ | ||||
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このシリーズは、軽妙なヒップが深刻な事件を解き明かすところに魅力があったと思っていたのだが、トリロジーの最後になって急にスーパーダークな展開に。 登場人物が多いのでシリーズを読むのに間が空くとちょっと迷ってしまいます。 (冒頭か末尾に前回までのあらすじが欲しいくらい) 兎に角ダークで陰鬱で、主人公たちの魅力がかなり削がれているし、読んででただただ消化している感覚に陥ります。 前2作が良かっただけに、どうしていきなりこんなトーンの作品になったのか、理解できませんでした。 | ||||
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ジュヴナイルミステリとして読み始めたシリーズでしたが、最終巻でこんな展開になるとは思いもよりませんでした。まさか、ピップがこんなことに…と衝撃を受けつつも一気に読み終わりました。 ただ爽快なジュヴナイルミステリとして終わらせるのではなく、真実味をもった成長譚として描いた作者の誠実な姿勢に共感します。 | ||||
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二作目を読むのに一作目を前もって読んでおく必要があると強く感じたのと同様に、本作を楽しむには一二作目をどちらも読んでおかないと、まず人間関係がわからない。ぼくはどちらも読んでいたけれど一年に一作ずつという発刊ペースでは、もちろん前作までの人間関係は記憶から消去される。この三部完結シリーズを真に娯しむためには、三作を続けて一気に読むほうが良いだろう。 これから『自由研究には向かない殺人』『優等生は探偵に向かない』を読んで、本作に取り組む方は幸せな読者である。何故なら一作一作がどれも面白いから。そして一作が次の一作に変わる時には新たな局面を迎えるから。本シリーズのヒロインのピッパが一年ずつ成長してゆくような物語でもあり、彼女の周囲のキャラクターたちとの距離感や関わり方も変わるから。 その変化をもたらすものは、いずれも残酷な殺人事件である。この『向かない』シリーズは、YA小説でありながら、ちゃんとしたアダルト読者が読んでも楽しめるくらい、人間社会を掘り下げた構造になっている。人間というより彼らが住む小さな村文化のようなものでありながら、その裏に潜む闇の構造を垣間見てしまう少女の成長記録でもあり、彼女の類まれな知性をサイコな悪党どもと闘う最大の武器として楽しめる作品群でもある。 本作はこれまでよりもずっと分厚い長大な作品であるが、一部と二部の間にまるで断崖絶壁のような驚くべき切断面が用意されており、二部からの我々読者は一部以前とはまるで異なる後半部分に面食らうことになる。この落差感覚は、一作目から順に読んできた読者のみならず、本作だけの読者であれ、驚愕の展開に震えることになるかと思う。 そして三部作すべての未解決部分にも完全決着をつけるべく、作者も主人公のピップもすべてを賭けてゆく。青少年が主人公のミステリーだからと言って油断できないのが本シリーズなのであった。息つく間もないスリリングで危険なページたちを繰る手に震えが走るほどそのノワールな展開は衝撃的かつ知的興奮に満ち満ちたものである。これまでの本シリーズに抱いた感覚を根底から覆されるのはぼくだけではあるまい。未読の方に決して語れない内容なので、これ以上はぼくは押し黙るしかない。 本シリーズは少女の成長ストーリーではあるけれど、決して軽妙なユーモア・ミステリーではなく、ずしりと来る闇の作品である気がする。ノワールの核にまで迫ってゆく際どいプロットで、少女はよりタフにサバイバルの才を発揮する。その心の描写が女性作者ならではのデリカシーに満ちているところで、少女も読者も救われる。 死体がごろごろの三部作でありながら、読後感が悪くない大団円に拍手を送りたいと思う。 | ||||
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ネタバレあります。未読の方は注意してください。 自分は3部作が完結してから「衝撃的な内容だった」という噂を聞いて1作目を手に取りました。 1作目は楽しめました。 SNSや現代のツールを駆使して、過去の事件にアプローチするのは新鮮でおもしろかった。 2作目3作目と進むにつれて単体の小説としてのおもしろさは薄れていく一方、3部作としての構成の緻密さを感じて興味深く読み進むことができました。 正直言って3作目でおもしろいのは過去の事件が解明する中盤のごくわずかな部分だけで、大半は読むのがしんどかったです。 3作目の着地点は、私は好みではありませんでした。 ただ、思えば1作目から主人公には「正義より自分の都合」を重視する傾向がありました。 自分が庇いたい人物が絡んでいるからと、過去の自動車事故を追求しない人物ですので。 3作目で主人公が逃げずに立ち向かったことは理解できます。 警察は当てにできず、敵は主人公の命を狙っているのですから。 ただその後の事後処理は共感できません。 主人公が罪を着せたのは「ひき逃げ+常習的な婦女暴行犯」です。 過去のひき逃げは主人公自身も間接的に隠ぺいに加担しています。 婦女暴行については罪を追求したかったけれど、裁判の結果無罪になっています。 彼を暴行で立件するのではなくて、殺人の罪を着せるのは筋違いです。 「彼を刑務所に入れたい」という最終目的だけが暴走しています。 暴行の罪でなく、刑務所に入れるためなら罪状は重ければ何でもいいというのは正義ではなくある意味私刑です。 そして彼を裁こうとしている主人公は、追い詰められていたとはいえ殺人者です(というか、自分の罪を嫌いな人にかぶせてるだけです)。 事後処理のために友人たちを巻き込みますが、この辺りは自己陶酔と自己満足が鼻につきます。 「何かあれば自分がすべて責任をとる」ようなことを言ってますが、その覚悟があるのなら友人を巻き込む前に出頭するべきです。 現実的な問題、巻き込む人間が多いほど秘密は洩れやすいものです。 重要な秘密であってもうっかり洩らしてしまうことは、2作目の登場人物を見ればあきらかです。 現時点ではみんなのことは家族も同然に思っているつもりですが、そんな関係が儚いことはローレンが証明しています。 第一、父親の過去の罪を掘り返して自分を「殺人者の娘」にした人物と家族のような深い関係が成立するというのはファンタジーが過ぎます。 どちらかというと主人公の周りの人間は、弱みや引け目で主人公に従わざるを得ない人たちです。 本当の家族は巻き込まずに力関係が存在する人物を選んで巻き込んでいることから、主人公が無意識に選別していることが判ります。 主人公が自覚的に悪としてふるまうなら、普通の高校生が悪に染まっていくピカレスクロマンの金字塔になったかもしれないけれど、そういう方向性でもなく。 良い話風なエピローグで終わってますが、10代の頃の恋愛や友情がどの程度続くものなのか知っていると、ご都合主義に見えてしまいます。 自分みたいに完結してから一気読みした人間はダメージが少ないけれど、1作目で主人公を好きになり感情移入して続刊を待ち望んでいた人には、しんどい話だったんじゃないでしょうか。 非常に読者を選ぶ作品で、なんなら1作目がど真ん中という人には続刊は合わない可能性が高いです。 | ||||
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最後はまるで必殺仕事人。 法律で裁けないから。。。。って。 | ||||
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