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梅雨物語
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梅雨物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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俳句、虫、キノコと、どの作品も細部に渡って詳細に描かれており、そのリアリティやマニアックな部分へのこだわりが随所に感じられた。 3つの短編はどれも落としどころはなんとなく分かるが、いかにそこまでたどり着くか、それまでにどんな経緯が隠されていたのか、といった終盤までの経過に読み応えがあった。 どの話も自業自得といった要素がありつつも切ない終わり方だった。個人的には「くさびら」が好きだった。 突然庭にキノコが大量に出てきたと思ったら、それは実態がなく触れず、写真にも写らない。キノコの種類や色はバラバラで家の中にもどんどん増えていくが、そこにはどんな意図があるのか。キノコに込められたメッセージを巡って、探偵や霊能者も巻き込んだ結末がどうなるのか、最後まで楽しめた。 | ||||
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傑作。三作品とも物語半ばで作品の構造が透けて見えるが、それは貴志先生も承知の上。もはや、年齢的に、新しいシチュエーションもトリックもキャラクターも思いつかなくとも、たとえ使い古しのプロットであっても、文章の上手さ、語りの巧みさ、テンポの良さで、最後まで読ませ切ってしまう。ここ数年の悪戦苦闘ぶりが嘘のような、ある意味開き直ったかのような潔さ。そう、年寄りには年寄りの良さがある。無理に若手中堅作家と同じ土俵で競う必要はないのだ。これぞ熟年の極み。できればこの熟練の技を長編作品でも”魅せて”ほしい。貴志先生ならできるはず。大いに期待しています。 なお、三作品の中であえて一つ上げるなら「皐月闇」。主要人物 (出てこない人物も含めて/一人ではない) の気持ち悪さと自分勝手さが最高に良い。 | ||||
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皐月闇凄い面白かったです。伏線の張り方が上手いと思いました。二作品目は微妙、三作品目は普通でした。 | ||||
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予想したオチと微妙に違っていて、とても面白かったです。次作が楽しみです。 | ||||
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