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アルジャーノンに花束を



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アルジャーノンに花束をの評価: 4.48/5点 レビュー 504件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全440件 301~320 16/22ページ
No.140:
(5pt)

星1つの方のレビューが真理だと思う

ただ、彼のレビューは深く考えるという意味でもこの本を読む前でなく、読んだ後に読むべきかと思います。

自分が偽善者だと言われているように感じて嫌に思う人もいるかもしれません。ただ、いやな言い方かもしれませんが、よく考えてみてください。果たして自分が障害者の方を今まで対等な存在だと位置づけたことが本当にありますか?

私は思いやる気持ちが悪いとは思いません。 しかし、このことに気づかずに過ごすことはとても罪なことであると思うのです。

この小説は、問題提起という意味でとても有益だと思うので、星5つです。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.139:
(5pt)

深く深く心に残る物語でした。

数年前にテレビドラマにもなり少し話題になった本。妻が読んでいたらしくたまたま本棚にあったので読み始めたのですが、思いがけず心に深く残る物語でした。主人公チャーリーは知的障害者ですが、もし自分が彼の親だったら、兄弟だったら、職場の同僚だったら、彼の主治医だったら、彼に対して一体どんな風に振舞っただろうか、彼の気持ちをどこまで理解することができただろうか。結局、この物語の人々と同じことをしていたのではないだろうか?彼を取り巻く人々は誰一人として悪人はいないのです。それでも彼は真実を知ることで、傷つき、今まで以上に孤独になってゆく。人間とはなんと弱い生き物なんだろう。自分の見栄、世間体、名声、優越感と劣等感。優しさすら実は自分の優越感の裏返なのではないだろうか?そんなふうに色々なことを深く深く考えさせられる1冊でした。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.138:
(4pt)

障碍者への優しい気持ち

りこうになりたい。褒められたい。
でも、みんなが当たり前にしていることができない。家族が自分のことで揉める。
障碍者の苦しみがこれでもかと描かれる。障碍児教育、福祉に携わる人必読。

ところで最後の二行に感動したという人が多数いますが、どこがどう感動するのか教えてくれませんか?私の読みが浅いのか、全く理解できません。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.137:
(5pt)

秀作。そして秀訳!

皆さんがおっしゃるような涙、涙、という話には思いませんでした。が、作品の発想は非常に面白く、また翻訳が作品の面白さを一層引き立てたと思います。 ともすれば、いかによくできた洋書も翻訳次第では台無しになってしまうことが多々ありますが、この本に関しては、秀作が秀訳によって名作となったのではないでしょうか? さて、物語の感想ですが、私はチャーリーに「周りの目など気にせず、突っ走っていた青春時代の自分」と「仕事に就き、家庭を持ち、周囲とのバランスを保ちながら生きている今の自分」を重ねてしまいました。 人間である以上、みんな二人のチャーリー経験するのかもしれませんが、「幸せ」とは自分自身の心の持ち方によるところが大きいのだと感じました。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.136:
(5pt)

様々なことを考えさせられます

高校時代、この本に出会い、大きな衝撃を受けました。
 「ハンディキャップの有無にかかわらず、人間は人間であって、人として扱ってほしい」という主人公の悲痛な叫びが、胸に突き刺さりました。
 人間とは?
 知能とは?
 知能さえあれば幸せになれるのか?
 家族・友人・恋人との絆、科学とヒューマニズム等々、様々なことを考えさせられる一冊です。
 最後の一文。「ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください」を読むと、自然に涙が頬を伝います。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.135:
(4pt)

ハードカバー、そして文庫

昔河出書房よりブックガイドブックというブックガイドのぶっといのがあり、初めて本書を知りました。さっそくハードカバーを買って読みました。泣きました。
後年文庫が出てまた買いました。読みました。やっぱり泣きました。
テレビで劇場版をみたことがありましたが、あれもよかった。ユースケサンタマリアではないぶんです。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.134:
(4pt)

二十世紀の『失楽園』

未熟だが無垢な手記に始まり、薄れゆく記憶の中の手紙で終わる二十世紀の『失楽園』。
文学史上最も美しい人とも言われるドストエフスキー作『白痴』のムイシュキン公爵を思わすチャーリイ像。
違いは知恵の実を食べたこと。人々を置き去りに彼は天の高みへと舞い上がる。天上の孤独。
そしてイカロスはやはり墜落す。地と交叉する瞬間、時は止められるか?追伸の二行に秘められた思い。

同じ境遇なら私も禁断の果実を食べたであろう。人は永遠に楽園に留まることはできない。
青い鳥は旅した者にしか見つけられない。愛されるより愛せ!この生を生きろ!

映画版『まごころを君に』を見る。自分の読んだ本を他人がどう感じたかに興味があり書評はよく読む。
同じ理由で映画やドラマ化された時もなるべく見るようにしている。
但、元来活字派のため原則、映像を先に見ることはない。そして残念ながら映像が原作を上回ることも稀である。
チャーリイ役の俳優がアカデミー主演男優賞を取ったらしいが今見ると演技過剰のように思える。
それと何故キニアン先生に婚約者がいる設定にしたのだろうか?そして婚約者はいつの間にか退場^^;
まあ普通の恋愛映画だがヒロインがちょっと… とにかく映画では泣けない。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.133:
(5pt)

ずっしりと心に響く本

久しぶりにずっしりと心に響く本に出会った。

 随分昔に描かれた小説なのになぜ今まで気付かなかったのか非常に後悔している。 海外小説は決して苦手なジャンルでは無いはずなのに。

 SF小説とジャンル分けされているが、決してSF等という小さなジャンルに縛られる小説では無い。 これは非常に大きなテーマを抱えたヒューマン小説だ。 しかもフィクションとは思えないようなリアリティがある。
 
 知的障害のある主人公チャーリーはある手術と治療によって人並み以上の知能を得ることになるのだが、その結果知ることになる社会の矛盾、自己矛盾に苦悩し続ける。
 だが、その手術によって得た高度な知能も、自分自身の研究によって永遠には続かなことに気付き、更に彼は苦悩することになる。

 本当の自分は何処に居る? 愛情とは? 友情とは? そして性への目覚め(この部分に目を背けなかった作者のおかげで、主人公はより人間らしく生きてくる)。 さまざまな問題が主人公チャーリーを苦しめる。
 
  もう、これ以上はネタばれに成るので書けません。

 最後のページは涙無しに読む事は出来ないでしあろう、これを書きこんでいる今も思い出すと涙がにじんでくる。
 だが、これは決して悲しい結末では無く、チャーリー自身は苦悩の無い世界に行ったのだと私は思いたい。 憎しみも悲しみも無い世界へ。
 さようなら、ありがとうチャーリー。
 
 そして知的障害者や、認知症の方々の社会的扱いに大きく考えさせられる作品でもあった。

 未読の方は自身が歳を重ね認知症に成らないうちに是非読まれることをお勧めします。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.132:
(5pt)

名作。

ダニエル・キイスは、あまり文章がうまくない。

しかし、アルジャーノンは名作だった。

主人公の日記形式であるため、文章力はあまり気にならないのだ。

とにかく、最後の締めは、美しい。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.131:
(5pt)

知的障害から超天才へ

「キニアン先生があのひとたちわぼくのあたまをよくしてくれるかもしれないといった」。

サイエンス・フィクション(SF)『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス著、小尾芙佐訳、早川書房、ダニエル・キイス文庫)の主人公、32歳のチャーリイ・ゴードンは、幼児レベルの知能しかなかったが、脳外科手術を受けることによって超天才へと劇的な変貌を遂げる。チャーリイが指導を受けた知的障害者成人センターの教師アリス・キニアンが「このごろ、あなたとは話ができないのよ。あたしにできるのは、耳をかたむけて、うなずいて、文化的変異でもブール数字でも記号論理学でも、みんなわかったようなふりをすること」だけと嘆くほどの進歩ぶりだ。しかし、先行して同じ手術を受けたアルジャーノンという名のマウスが驚異的な知能を得たのち、短期間のうちにその知能を失っていくのを見て、チャーリイは自分の行く末を知ってしまう。今では、チャーリイとアリスは互いに深く愛し合っているというのに――あなたなら、どうする?

この作品のSF要素は知能指数を高めるための手術という発想だけで、その他は現代の通常の生活が描かれているので、私はSFというより、哀切さが心に染みる心理小説と受け止めている。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.130:
(5pt)

幸福とは触れ合いの記憶

物語は終始チャーリイ・ゴードンの一人称で書き進められていく。
IQが高まっていくにつれて間違いだらけの文章が次第に高度になっていく文体は知的好奇心を十二分に刺激してくれる。
知恵遅れだったチャーリィ・ゴードンはやがて学者連中を喝破し、彼らの知性が十分でないことに憐みすら感じるようになるが、徐々に洗練されていく文体を通して、この知恵者の逆転現象を読み手自身も感じとることになるからだ。

チャーリィが知性を獲得すればするほど、愛情の不足を感じ、孤独感を募らせていくのは人生の皮肉かつ真理である。
いかに賢くなろうが、情感が伴わなければ人間は不幸せである。
現実の世界においても、飛び級をして大学に入学した早熟の天才がぶつかる問題は情操教育だ。
急速に知性を獲得していくチャーリィの前に立ちはだかるのも、愛情という名の人生の壁だ。

幸福は得てして凡庸である。
我々は、どれだけお金があっても、どれだけ知性があっても、それだけでは幸せになれないことを知っている。
どのような境遇であれ、大事なのは幸福を感じ取れる自分の心、その在り様なのだと知っている。
手に入れ続ける幸福が危うく脆いことを知っている。
失ってもなお残る安らぎこそが真の幸せであると知っている。
だが、人は失うことを良しとはしない。

月並みな言い回しになるが、『アルジャーノンに花束を』は「幸福とは何か」を痛切に教えてくれる。

チャーリィは32歳にして人生を歩み始める。
急峻な人生の奪還と喪失を経巡るその様は、儚くも短い泡沫の夢のようだ。
されど、煌々と輝くその軌跡はあまりにも眩しい。

最後の最後、我々はチャーリィと一緒に幸福の何たるかを噛みしめるだろう。

幸福とは触れ合いの記憶に他ならないのだと。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.129:
(5pt)

何度でも読みたくなる

初めて読んだのは30年ほど前の高校生のころ。改訂される前の版です。その時はとにかく感動しました。
数年前に読みなおしたとき、今度は文体に感心しました。
知恵遅れの純心な青年の、たどたどしい1人称で物語は始まります。
そして脳の手術の後、その文体がどんどん普通の大人のものへ、そして天才のものへと変化していきます。
やがて冴えた文体が少しづつ元に戻っていくその過程を読んでいるだけで、主人公の心境に入り込むことができるのです。
なんというテーマ。そしてそれを最も効果的に書いたテクニック。
14歳になった娘にプレゼントしたら、夢中になって読みました。読書家の彼女の最も好きな本ベスト5に入るそうです。
今私がもう一度読み直しても、なお面白い。名作というのは、年齢も時代も超えていくものなのでしょう。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.128:
(5pt)

生まれて初めて読んでいて涙がぼろぼろでました

初見は「心の鏡」の短編の方。
長編があるって知ってこの本を手にとりました。

当時高校生でしたが
最後の方が読んでいて気持ちがたまらなくなり、
ぼろぼろ涙をこぼしました。

特に主人公が教室へ返ってきて教科書を無くした事を伝える場面が
あまりにもその描写が残酷で鮮烈で心を激しく揺さぶりました。

本を読んでいて泣いたのは初めてでした。
この本に出会えて本当に良かった。

そう思います。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.127:
(5pt)

いつ読んでも泣いてしまう

チャーリィと同じような経験は誰にでもあると思います。
それを経験したときは物事を全く理解できずに、ある程度成長してからふとその経験を思い出すとその物事の本質に近いものを理解できてしまう
当時何のことかわからなかったがその事で本当は自分は馬鹿にされていたのだとか、周りから呆れられていたのだとか、疎まれていたのだとか、そういうことを十数年も後に思い出して、どうしようもなく参ってしまう。
やり場のない怒り、悲しみ、ほとんど意味のない苦悩。
物語終盤よりも僕はチャーリィが天才として目覚めていく過程で苦しむ描写にいつもやられてしまいます。
今でも僕のバイブルです。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.126:
(5pt)

愛を込めて花束を

「本当の幸せ」がこの本の中に書いてありました。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.125:
(5pt)

認知症患者の心象風景に思いを馳せました

この本を読んで一番に思ったのは、母親に無償の愛があったら良かったのに、ということだ。息子チャーリィに知的障害があることを納得せず、なんとか「普通」にしようと怪しげな療法を試みる母。その母の期待に応えようとし、30歳になっても障害者対象の成人学級に通うチャーリィ。そんな向上心のあるチャーリィは知的障害者に行う外科治療の人体実験第一号となる。「ありのままのチャーリィで良い。そのままで良い」と母が認めてくれたら、チャーリィの人生も変わったのではないかと思った。
また、天才になった後、再び元の知的障害者に戻るのではないかという不安を抱えるチャーリィの気持ちは、認知症患者が抱える不安と似たところがあるのではないかとも思った。以前できたことができなくなる焦燥感、居ても立ってもいられなくて徘徊する日々。
「呆けても感情はある」という言葉を思い出して切ない気持になりながら、最後まで一気に読みました。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.124:
(5pt)

一生の宝物

高校の時に課題図書で読みました。はじまりがへたくそな字の、こどもみたいな文章。何じゃこりゃ、幼稚園児の日記?事情がわかるにつれ、「“障害児のかわいそうなお話”か。高校の先生がお薦めしそうだよな。ふん。」とか冷めた気持ちで読んでいたのですが。そんな浅慮で軽薄な私の思考をはるかに超えたものすごい本でした。人の優劣の基準について、愛情と同情について、自分の存在価値について、根底からひっくり返されてしまいます。計算されつくした文章にもうならされます。もちろん、初めて読んだ時にはわからなかったことや感じ取れなかったこともたくさんあります。何かの折に目に入るたびに読み返してしまいます。一生の宝物です。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.123:
(5pt)

人生の大切さ

主人公の限られた時間で、人を愛し、憎み、悲しむ姿は実にリアルで心に突き刺さる。

読者はきっと彼に自分を当てはめると思う。

誰だって人間関係で悩んだり、自分にコンプレックスを持ったり、小さい時の嫌なことを覚えている。

主人公はそれらの問題に苦しみもがいて、ある答えにたどり着く。

この本は展開が面白く読みやすい。本を読まない人にもお勧めできるの。

ぜひ読んで欲しい。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.122:
(5pt)

現代の聖書 の文句はだてじゃなかった

昔ドラマでやっていて、それがよかったので読んでみた。
チャーリィが賢くなって世の中のことが見えてくればくるほどこの世の中は汚く、差別に満ちていて、今まで自分が差別の対象であったということに気づいてしまう。
皆のように賢くなれば、明るい世界が広がって来ると信じて必死に頑張ったチャーリィだったが、見えてくるのは人、社会の汚れたところばかり。
いっそ何もわからず笑いものにされ、一緒に笑っているだけだった頃のほうがどれほど楽しく生きられていたことか。
現代の聖書という文句はダテじゃない。とても感動する物語だった。
エンディングはドラマと違ったが、これもよかった。
人は知恵をつけると、純粋に心で感じたままではなく、自分の考えを挟んでしまう。
それはとてももったいないことだなぁとおもった。

最初とても読みにくいけど頑張って読む価値ありです。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012
No.121:
(5pt)

刺さる。

それは過去の自分であり、現在の自分であり、未来の自分の姿である。
また、それは過去のだれかであり、現在のだれかであり、未来のだれかの姿なのだとおもう。
現代の「知識」を置き忘れた時代の皮肉でもあり
万能という言葉を疑うには充分の内容である。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)Amazon書評・レビュー:アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)より
4151101012

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