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(短編集)
雫の街 家裁調査官・庵原かのん
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雫の街 家裁調査官・庵原かのんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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北九州から川崎に転勤したかのんは、今回は家事事件を担当することになった。 就籍、失踪宣告、面会交流、遺産分割、離婚、慰謝料請求、内縁関係調整・・・ 様々な当事者の、それぞれの欲望や怨恨やらが渦巻くドロドロとした事案の一つ一つを、かのんは丁寧に調査していく。 家庭裁判所の所掌事務って本当に多種多様だなあと感心させられた。 実は私も妻との不仲で離婚調停やら何やらで過去に何度か家裁の御世話になったので、興味深く読んだ。 もとより本作は小説であるから、虚構の事案ではあるが、実際にありそうなものばかりでフィクションとは思えない臨場感があり、読み応えがあった。 是非次回作も出ることを期待したい。 | ||||
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家庭調査官は裁判所という司法の場、法律を扱う場にいながら、生身の人間を扱う、臨床の専門家である。 前作とは違い、少年事件ではなく家事事件を扱っている、庵原かのんが①就籍(戸籍の記載漏れや、その他の理由で戸籍のない者が届出をして戸籍を設けること) ②面会交流申立 ③遺産分割 ④離婚 ⑤慰謝料 ⑥内縁関係調整などの家事事件の例が記載されている。 家庭裁判所など普通の人は足を踏み入れない場所だけに、非常に参考になった。 | ||||
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