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大はずれ殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
大はずれ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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30年くらい前に読んだときは面白くて笑いながら読んだ記憶があったので今回もそれを期待したのであるが予想に反して笑いを誘おうとする会話等がわざとらしくほとんど笑うことはなかった。家庭の悲劇が軸になっているせいか背景には深刻さがあり、その中で展開するドタバタ劇は無神経でそぐわないという気がした。 冒頭の謎、つまり社交界の花形であるモーナ・マクレーンによる殺人宣言と自分を逮捕できるかどうかを賭けで勝負するというのは独創的で興味深いのだが、その後の展開が冗長で読み進めるのに苦労した。後半に第二の殺人が発生してから引き締まって来るが、それでもユーモアがかえって読みにくくしている。 手品のような不可能な事件も発生するのだが、解決が納得できるものでなく興ざめであった。 主人公の3人組の中では男性陣を魅了する小悪魔的な美人で無謀な運転テクニックを披露するお転婆娘ヘレンが際立っているが、これも再読ではわざとらしさや不自然さが目立ち今一つであった。むしろ、自分が年を取ったせいか、モーナ・マクレーン等の熟女や老女の人物像が興味深かった。 | ||||
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前2作がよかったせいか 今回の作品はどうしても質が落ちてしまいます。 まあ仕方のないことといえば 仕方のないことなのですがね。 おそらく新婚ほやほやということでの配慮でしょう。 それでもやっぱりジェークとヘレンは 相変わらず何らかの事件を こしらえてくるのがお得意な様で。 今回はとんでもない賭けを してしまうのです。 まあこれのとおりにならないことは ミステリー好きの人には わかるはずです。 しかしながら犯人はかわいそうですね。 あまりにもかわいそうな運命をたどりました。 今回の作品は 難易度が高くなっています。 人が減る殺人とは 少々違いますので。 笑い度数は低くなっているので お気をつけて。 | ||||
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前2作がよかったせいか 今回の作品はどうしても質が落ちてしまいます。 まあ仕方のないことといえば 仕方のないことなのですがね。 おそらく新婚ほやほやということでの配慮でしょう。 それでもやっぱりジェークとヘレンは 相変わらず何らかの事件を こしらえてくるのがお得意な様で。 今回はとんでもない賭けを してしまうのです。 まあこれのとおりにならないことは ミステリー好きの人には わかるはずです。 しかしながら犯人はかわいそうですね。 あまりにもかわいそうな運命をたどりました。 今回の作品は 難易度が高くなっています。 人が減る殺人とは 少々違いますので。 笑い度数は低くなっているので お気をつけて。 | ||||
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ヘレン、ジェーク、そしてマローンが大暴れ。数ページ読んだだけで誰かが必ず酒を飲んでる。都会派のミステリー。小泉氏があとがきで言っているように、くすくす笑いの連続なのだが、一概にコメディとも言えない。読んだ後にすきっとする、プロットは暗いのだが全体的な印象はなぜかお洒落で明るい。クレイグライスは日本で手に入るものは全て読んだし、原書まで買い込んでかたっぱしから読みました。でも、これと大当たり~が一番楽しく読めると思います。ヘレンが魅力的で、もの凄い勢いで車を運転するところが一番素敵。安心して微笑みを浮かべながら最後まですっと読める心優しいお話。(ただし時代からして仕方ないのかもしれませんが、日本人をバカにしたところが出てくるのがちょっとね。嫌でした。だから一点減点) | ||||
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ヘレン、ジェーク、そしてマローンが大暴れ。数ページ読んだだけで誰かが必ず酒を飲んでる。都会派のミステリー。小泉氏があとがきで言っているように、くすくす笑いの連続なのだが、一概にコメディとも言えない。読んだ後にすきっとする、プロットは暗いのだが全体的な印象はなぜかお洒落で明るい。クレイグライスは日本で手に入るものは全て読んだし、原書まで買い込んでかたっぱしから読みました。でも、これと大当たり~が一番楽しく読めると思います。ヘレンが魅力的で、もの凄い勢いで車を運転するところが一番素敵。安心して微笑みを浮かべながら最後まですっと読める心優しいお話。(ただし時代からして仕方ないのかもしれませんが、日本人をバカにしたところが出てくるのがちょっとね。嫌でした。だから一点減点) | ||||
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ライスの作品の魅力は、なんといってもユーモアと上品さであると思います。古き良き時代のアメリカがそこにあります。「大あたり殺人事件」のあとがきで、訳者が思わず夢の配役を考えて披露しているように、ライスの作品はケーリーグラントやヘップバーンが活躍していた頃のハリウッド映画のシーンを彷彿とさせます。残虐でグロテスクな描写のミステリに慣れっこになってしまった現代の私たちにとって、ライスのミステリは一服の清涼剤になるような気がします。是非「大はずれ」→「大あたり」の順に読んでみて下さい。 | ||||
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ライスの作品の魅力は、なんといってもユーモアと上品さであると思います。古き良き時代のアメリカがそこにあります。 「大あたり殺人事件」のあとがきで、訳者が思わず夢の配役を考えて披露しているように、ライスの作品はケーリーグラントやヘップバーンが活躍していた頃のハリウッド映画のシーンを彷彿とさせます。 残虐でグロテスクな描写のミステリに慣れっこになってしまった現代の私たちにとって、ライスのミステリは一服の清涼剤になるような気がします。 是非「大はずれ」→「大あたり」の順に読んでみて下さい。 | ||||
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